問答無用。コンバースのオールスターUSカモHI、これは見た瞬間に即決です!

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介! 

今回は、「この冬は珍しく毎日ブーツだったので、そろそろ春だし、スニーカーにシフトしようかな……クレープソールの張り替えもしたいしなぁ……」という、ライトニング編集部の古着番長・ランボルギーニ三浦がお届け!

’90年代に興味の対象外だった現行の迷彩柄が20年余り経って、いま気分。

今月初旬、たまたま自分のInstagramのタイムラインで流れてきたABCマートの広告を見て、その場で即決したこのオールスター。

CONVERSE ALL STAR US CAMO HI (SAND CAMO)

旧きよきアメリカンヴィンテージの風合いを再現したU.S. ORIGINATORシリーズの1つとして、2020年12月15日に発売されたのが、この「オールスター US カモ HI」。ウッドランドカモとサンドカモの2色展開。各8250円

もう見た目が最高でしょ! この迷彩柄は、俗にチョコチップと呼ばれるもの。1980年代終わりから’90年代前にアメリカ軍が採用していたもので、ちょうど湾岸戦争の時にも着用されていたやつ。

当時は現行の迷彩柄ということもあり、王道のヴィンテージを追いかけていた自分にとっては、全く興味の対象外だった。

ところが、今となってはゴリゴリのヴィンテージだけに執着することも皆無だし、むしろトレンド感のある’90年代モノは、懐かしさと新鮮さが相まって、私にとっても気分がすごく盛り上がる存在。

チョコチップのオールスターなんて、ありそうでなかったな〜、センスのいいアレンジモデルだ! なんて思いながら買ったんだけど、実は当時、’90年代に販売されたことがあるらしい。ウッドランド迷彩のモデルは有名だけど、それと同時にラインナップされていたのだそう。知らなかったなぁ……。

なんにせよ、また今回もウッドランドと一緒に発売された。すでにコンバースのオンラインストアでは、サイズ切れも発生している模様なので、サイズが無い場合は、私と同じくABCマートのオンラインストアもチェックしてみては?

ちなみに私は、’90年代らしく履こうと、少しだけ大きめサイズをチョイスした! ちょっと上品にベージュ×白のいわゆる1トーンコーデはもちろん、ジーンズや軍パンを使ったベタなヘリテージスタイルにもばっちりハマる1足だ。私はこの撮影後、すでにヘビーローテで愛用中!

迷彩柄は、’90年代に発売したモデルより少し大きくアレンジしたそう。洗い加工を施しているため、買った当日から味わいのある雰囲気を楽しむことができる!!
つま先のラバーカップはこんな感じ。’70年代頃までの艶感のあるラバーを再現。 8㎜幅のコットンシューレースもクラシック顔の演出に一役買っている
ヒールパッチは’80年代以降のタイプ。 踵のテープもコットン製で、このように “ちょっとヴィンテージ” な仕様がU.S.ORIGINATORの大きな魅力だ
インソールには懐かしい青文字のロゴ が!クッション性に優れたウレタンインソールなので、クラシック顔なのに履き心地がイイ! かなり嬉しい仕様だ

【問い合わせ】
コンバース インフォメーションセンター 
TEL0120-819-217
https://converse.co.jp

(出典/「Lightning 2021年4月号 Vol.324」)

この記事を書いた人
ランボルギーニ三浦
この記事を書いた人

ランボルギーニ三浦

ヴィンテージ古着の目利き

全国的に名を轟かせていた札幌の老舗ヴィンテージショップに就職。29歳で上京。Lightning編集部、兄弟誌・2nd編集部で編集長を務めた後、現在は、Lightning副編集長に。ヴィンテージ、古着の知識はその道のプロに匹敵。最近はヴィンテージのロレックスが最大の関心事で、市場調査も日課のひとつ。ランボルギーニ三浦の由来は、もちろんあの名車。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

レザーラバー必見! 革ジャン用に作られた薄手のスウェットをゲットせよ!

  • 2025.09.30

革ジャン専用のTシャツをリリースし、レザーラバーから絶大な支持を受けるブランド「ハイウェイナイン」。ライトニング別注の「Lightning Leather Lover Tシャツ」のボディにも使われているので、愛用している方も多いのでは? そんなハイウェイナインが、レザーラバーのために新たなアイテムを...

シルバーをアートに変える、現代の錬金術師。

  • 2025.09.24

ネイティブアメリカンの伝統技法をベースに現代的なエッセンス、そして日本独自の繊細な美意識を加えることで唯一無二の世界観を紡ぎ出すFIRST ARROW’s。一片のシルバーの塊に命を吹き込むその様は まさに現代のアルケミスト(錬金術師)という表現が相応しい。これらの作品は貴方が身に付けることで完成する...

【BIG SMITH×2nd別注】米軍の名作バッグをデニムで再構築! 経年変化が楽しめるデニムのエプロンバッグ。

  • 2025.09.22

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! BIG SMITH × 2nd ワーカーズエプロンバッグ 1940年代のアメリカン・レッドクロス(米国赤十字社)が製...

東洋エンタープライズがこれまでに培ったノウハウや知見の集大成「モダクト」と「タフナッツ」

  • 2025.09.19

「シュガーケーン」や「バズリクソンズ」など、ヴィンテージをベースとした生地やディテールの圧倒的な作り込みで知られる東洋エンタープライズ。そんな同社が手がけるブランド、「モダクト」と「タフナッツ」は、これまでに培ったノウハウや知見の集大成でありながらどんな日常のシーンでも使いやすい実用性を備える。映画...

デニムにする? コーデュロイにする? エドウインのトラウザーズを軸に作る「シン・トラッドスタイル」

  • 2025.09.19

ジャパニーズアイビーのボトムスは、太ももから裾まで太さが一定のパイプドステムが主流であった。対してタック入りのトラウザーズは、1920年代に登場したといわれる、よりクラシックなボトムス。そんな旧きよきトラウザーズを軸に、いつものトラッドスタイルを刷新してみてはいかがだろうか。 【右】トラウザーズ2万...

Pick Up おすすめ記事

レザーラバー必見! 革ジャン用に作られた薄手のスウェットをゲットせよ!

  • 2025.09.30

革ジャン専用のTシャツをリリースし、レザーラバーから絶大な支持を受けるブランド「ハイウェイナイン」。ライトニング別注の「Lightning Leather Lover Tシャツ」のボディにも使われているので、愛用している方も多いのでは? そんなハイウェイナインが、レザーラバーのために新たなアイテムを...

デニムにする? コーデュロイにする? エドウインのトラウザーズを軸に作る「シン・トラッドスタイル」

  • 2025.09.19

ジャパニーズアイビーのボトムスは、太ももから裾まで太さが一定のパイプドステムが主流であった。対してタック入りのトラウザーズは、1920年代に登場したといわれる、よりクラシックなボトムス。そんな旧きよきトラウザーズを軸に、いつものトラッドスタイルを刷新してみてはいかがだろうか。 【右】トラウザーズ2万...

Wranglerの走破性は本物か? オフロード体験会で徹底検証

  • 2025.10.03

筑波山の麓で開催されたジープのオフロード体験イベントは、ジープオーナーはもちろん、新規顧客にとってもジープの魅力を存分に感じられる特別な一日となった。専用のオフロードでラングラーならではの走破性を体感でき、オーナー同士の交流も見られた。今回は現地取材を通して、その模様と参加者のリアルな声をお届け。 ...

【Willis & Geiger×2nd別注】ミリタリーとサファリが香るアーバンアウトドアウエア

  • 2025.09.17

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 90年代のアーカイブをデザインソースに、上品さを加えてアップデート。ウールメルトンジャケット[メトロ ウォーカー] ...

東洋エンタープライズがこれまでに培ったノウハウや知見の集大成「モダクト」と「タフナッツ」

  • 2025.09.19

「シュガーケーン」や「バズリクソンズ」など、ヴィンテージをベースとした生地やディテールの圧倒的な作り込みで知られる東洋エンタープライズ。そんな同社が手がけるブランド、「モダクト」と「タフナッツ」は、これまでに培ったノウハウや知見の集大成でありながらどんな日常のシーンでも使いやすい実用性を備える。映画...