「BESS(ベス)」のカントリーログってどんな家? 特徴と魅力を解説!

ログハウスを自宅にする、という新しい住宅のスタンダードをつくった「BESS(ベス)」。「BESS」の住宅は、住む人たちがカスタムし、趣味を楽しんでこそ生きてくる空間だ。

今回取り上げる「COUNTRY LOG(カントリーログ)」は、アメリカの片田舎にぽつんと建っていそうなワイルドな外観デザイン。アメリカのカントリーライフに憧れている人にはビビッとくるのではないだろうか。

家庭菜園を始めたくなるような佇まいが魅力の「カントリーログ」の特徴と魅力を紹介していこう。

憧れのアメリカンライフは、BESS “カントリーログ”から始まる。

木の温もりに溢れた、個性豊かなログハウスで人気の「BESS」。

いまこの記事を読んでいる読者の中にも「いつかはあんな素敵な家に住んで、自分らしいライフスタイル
を謳歌したい!」と思っている人は多いはず。

そんな「BESS」のログハウスのラインナップの中でも、“いわゆる” ログハウス然とした外観がウリなのが「カントリーログ」だ。

アメリカの片田舎に建っていそうな外観デザインとグリーンの色使いが印象的な外観。

例えば、都会的な木の家として人気の「ワンダーデバイス」の外壁はガルバリウム鋼板でとってもスタイリッシュ。大きな三角屋根が特徴的な「G-LOG」の外壁は板材で、三角屋根もあいまって、まるで日本の合掌造りやアルプスの山小屋のような印象を受ける。アウトドア好きに人気のモデルだ。

それに対して「カントリーログ」は誰もが想像するログハウスの特徴である丸太のアーチが外壁にふんだんに取り入れられているため、アメリカのカントリーライフを思い起こさせる佇まい。

かつて「ライトニングファーム」をやっていた本誌モヒカン小川だけに、鍬さばきは相当なもの。オールインワン各4万5360円/ ライブロ(アウターリミッツ TEL03-5413-6957)

広々とした軒下空間が魅力の「カントリーログ」。この魅力的な空間を楽しむのに、庭に家庭菜園を作ってみるのも面白い。野菜作りに精を出して、疲れたら軒下でひと休みなんて過ごし方、すごく充実していいよね。家族一緒に土いじりを楽しみつつ、軒先ランチというのも最高だ。

中に一歩入ると、そこは木に囲まれた落ち着いた空間が広がる。ウッディな雰囲気で、ゆったりとくつろげる室内は、このモデルならでは。

広々とした土間が広がり、薪ストーブとの相性もばっちり。この土間空間をどう使おうか、いろいろイマジネーションが広がるはずだ。(土間はオプションで選べる)

土間空間の使い方次第で、アナタの暮らしは楽しくなる!

この土間リビングをどう使うかは、アナタの遊び心次第。ただの“広い玄関” として使うだけじゃもったいない。趣味空間やガレージ、団らんスペースとして自由に活用してみてはいかがだろうか?

ここではおすすめの使い方を紹介しよう。

1.土間をガレージとして使う。

大事なバイクを手に入れたら、次なる問題は保管場所の確保。最近はバイクの盗難事件が多く、屋外に停めるのは非常に不安。

しかも古いバイクの場合、サビや劣化を防止するためにも、風雨に曝される場所に停めるのは出来るだけ避けたいもの。そして何より、日常の生活に出来るだけ近い場所に愛車の存在を感じていたい。

それなら発想を変えて家の中にバイクを入れてしまえばいい。そんなことが出来るのがBESSの「カントリーログ」だ。

「カントリーログ」の大きな特長である、リビングからつながる広大な土間。ここを有効活用すればいい。玄関前のウッドデッキから段差なくアプローチできるため、ハーレーのような大きなバイクでも出し入れは簡単

キッチン&ダイニングのすぐ隣に位置するから、日常生活を送っていても、視線の中には常に愛車の姿を捉えることが出来るのだ。

フローリングの土間でもいいが、この際ガレージ利用ならモルタル張りを選択。大きなヴィンテージのソファを置けば、もはやここはアメリカだ。

2.趣味の時間を過ごす。

バイクを持っていないなら、広々とした土間スペースを趣味の空間にしてしまおう!

この土間スペースは、家の中。そう、作業が深夜になったって、薪ストーブをつければ寒くないし、夏場はエアコンをかけて涼しい場所での作業も可能なのだ。

電動工具や照明のための電源確保だって家の中だから簡単

趣味のロードバイクのメインテナンスだって、スノーボードのワックス掛け、アウトドアギアのお手入れなどなど、これまで屋外やリビングで肩身が狭かった作業ものびのびを行うことができる。

また床を大きな目地のモルタル張りにすれば清掃も簡単なので、多少の油汚れは、洗い流せてしまう。そんな快適で自由な趣味ライフが、この土間を活用することで簡単に実現できるというわけだ。

3.お昼寝スペースとしても。

夏場はヒンヤリと、冬場は暖炉の目の前という立地の土間スペース。まさにお昼寝に最適な空間なのである。

アウトドア用のベンチやベッドを置いて、読書を楽しむのも◎。土間にハンモックを吊るしてのんびり過ごすというのも、「BESS」オーナーに多い使い方だ。

趣味空間として使いつつ、疲れたらひと休みできるスペースも確保できるだけの広さはあるので、併用ってもありだ。

4.友人を呼んでパーティ!

便宜上「土間」という名称で呼ばれているが、この場所は広い玄関と捉えても、靴を履いて過ごすリビングと捉えてもOKだ。

写真のように土足で使って、アメリカンスタイルを極めるのもいい。

ウッドデッキとフラットにつながっているので、大人数を呼んでパーティをしたって問題なし。土間空間が大活躍すること間違いない。

そもそも「BESS」の家に使い方やルールなんて存在しないから、自分の思う通りに使えばいい。「カントリーログ」は、住む人が使い方を決める自由な空間を持っている家。その使い方は貴方次第なのだ!

土間も魅力だが、開放感のある2階にも注目!

土間リビングに目が行きがちな「カントリーログ」だが、三角屋根が生み出す高い天井で、開放感のある2階も見逃せないポイント。

リビングとして使うもよし、自分だけの書斎空間として使うのも悪くない。木に囲まれた自分だけの贅沢な時間……想像するだけでも楽しくなってしまう。

ガレージに、リビングに、「カントリーログ」の土間のある暮らしの実例。

さて、ここまで読んで「カントリーログ」がどんなログハウスであり、ワクワクする住まいであることかはおわかりいただけただろう。では実際に住んでいる人は、どんな暮らしを送っているのだろうか?

まず紹介するのは、嶋田さん一家。土間空間は薪ストーブを囲むリビングとして使用している。

と、思いきや、先ほどの写真の反対側の土間空間には、嶋田さんの愛車である’73年製カワサキZ1と、17歳になる長男・海人さんの愛車・’73年製カワサキ250SSが鎮座し、実はガレージ+リビングという使い方をしている。

そのほかご主人の趣味のサーフボードが飾られ、ガレージ兼リビング兼趣味の空間。娘さんも自動二輪免許を取得予定とあって、家族みんながここでの暮らしを楽しんでいるのが伝わってくる。

▼嶋田さん家族の趣味満喫「カントリーログ」の暮らしはこちらをチェック!

バイクをイジっていても、家族との一体感がある土間リビングのある暮らし。|BESS

バイクをイジっていても、家族との一体感がある土間リビングのある暮らし。|BESS

2021年10月24日

続いて紹介するのは、「カントリーログ」で自宅を建てた残りの建材を使ってD.I.Y.でガレージを作ってしまったというツワモノ、岡安さんのご自宅。

幼いころからアメリカに憧れ、いつかはログハウスを建てたいと思っていた岡安さんが「カントリーログ」を建てたのは15年ほど前のこと。憧れのアメリカを想像して植えられた木々も成長し、ガレージも併設された景色は、まさに夢見た「アメリカの風景」となっている。

1枚目の写真の左に写っているガレージはキットを組み立てたものだが、それとは別に敷地内にあるもう一つのガレージが、「カントリーログ」の残った木材でD.I.Y.したというこちら。これを自作とは、恐れ入ります。

▼敷地内にガレージ2つを有する「カントリーログ」ライフはこちらの記事をチェック!

家も趣味も同じ! 手をかけてカスタムするのが楽しいんです。|BESS

家も趣味も同じ! 手をかけてカスタムするのが楽しいんです。|BESS

2021年10月24日

個性的なログハウスを提供する「BESS」のなかでも特にアメリカンな雰囲気漂う「カントリーログ」。実際、住んでいるオーナーも、土間をガレージにしたり、アメリカンなインテリアでカスタムして楽しんでいるようだ。

丸太感のある外壁と、広々とした土間、庭へと続く軒下のデッキ……編集部的には家庭菜園をおすすめしたいが、住む人がとことん自由にカスタムできるのが「BESS」の魅力。どう使うかはあなた次第だ。

【問い合わせ】
BESS
☎03-3462-7000
http://www.bess.jp

▼BESS購入を考えるなら必読!

後悔しない!「BESS(ベス)の家」の選び方&暮らし方。【保存版】

後悔しない!「BESS(ベス)の家」の選び方&暮らし方。【保存版】

2023年01月23日

(出典/「Lightning Vol.259」「Lightning Vol.265」「Lightning Vol.301」)

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モヒカン小川
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モヒカン小川

革ジャンの伝道師

幼少期の革ジャンとの出会いをきっかけにアメカジファッションにハマる。特にレザー、ミリタリーの知識は編集部随一を誇り、革ジャンについては業界でも知られた存在である。トレードマークのモヒカンは、やめ時を見失っているらしい。
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