北海道生まれとして、「フィルソン」のグリズリー柄が見逃せない!

欲しいモノが尽きないライトニング編集部員が、いま気になるモノから実際に購入しちゃったモノまで、ジャンルに限らず何でも紹介! 約10年前、原宿のフェイクアルファで買わなかった千歳基地モチーフのヒグマ柄のスカジャン(と言えないくらい地味なやつ)がいまになって気になるという編集部・ランボルギーニ三浦がお届け!

FILSON ノースウエスト キャンプシャツ

私の出身地である北海道には、日本で唯一ツキノワグマではなく、もっと大きなエゾヒグマが生息している。このエゾヒグマは、実は北アメリカに生息しているグリズリーと近縁で、小さい頃に映画『グリズリー』(’76年公開で、ジョーズの大ヒットを受けて作られたらしい)を観た際、それがエゾヒグマに見えて、やたらとリアルな恐怖を感じたものだ。

しかし、のぼりべつクマ牧場でエゾヒグマに接したり、ムツゴロウさんの動物番組を観たりしたことで、熊への極度の恐怖感情は次第になくなり、逆にその姿に“北海道愛”のようなものを感じるようになった。それは現在、さらに強まっている。

両サイドの裾にスリットが施されたボックス型の開襟シャツで、迷彩柄に見えて熊の総柄という遊び心溢れる1着だ。コットン100%で、アースカラーのため秋からの着こなしでも活躍間違いなし! 定価は1万7600円。いまはセールしてるか、販売終了かも……(フィルソン トウキョウ ストア TEL03-6416-0768 https://filson.jp)

そんなわけで、この熊柄シャツも当然ゲット。愛くるしい熊のシルエットが、のぼりべつクマ牧場でおやつをねだるエゾヒグマの姿と重なり、かなりツボだったわけである。このシャツは、実はこの春夏のアイテム。私は展示会でオーダーしたのだが、コロナ禍で外出自粛もあって、ショップでの受け取りがかなり遅くなってしまった……。

おそらくこの記事を掲載する際は、セール商品になっているかもしれない。しかし、アースカラーをもとにした1着のため、秋ファッションのインナーにも使いやすそう! というわけで、私はこれからガンガン着る予定だ。

木版画のような擦れた風合いでプリントされたグリズリーの総柄が特徴。迷彩シャツのように着こなしたい
胸ポケットはしっかり柄合わせ。このように手の込んだ縫製も質実剛健なフィルソンらしいところである
最近のフィルソンは、こういうファッションアパレルにもアメリカらしいデザインが 多く、注目の存在だ

【問い合わせ】
フィルソン トウキョウ ストア
TEL03-6416-0768
https://filson.jp

(出典/「Lightning 2020年10月号 Vol.318」)

この記事を書いた人
ランボルギーニ三浦
この記事を書いた人

ランボルギーニ三浦

ヴィンテージ古着の目利き

全国的に名を轟かせていた札幌の老舗ヴィンテージショップに就職。29歳で上京。Lightning編集部、兄弟誌・2nd編集部で編集長を務めた後、現在は、Lightning副編集長に。ヴィンテージ、古着の知識はその道のプロに匹敵。最近はヴィンテージのロレックスが最大の関心事で、市場調査も日課のひとつ。ランボルギーニ三浦の由来は、もちろんあの名車。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

日本の技で蘇る、旧きよきアメリカンベーシック。100年前の起毛機を使った「DISCUS」のスウェット

  • 2026.09.18

「ディスカス アスレチック」の「MADE IN JAPAN」プロジェクト。和歌山で受け継がれる約100年前の起毛機とそれを支える職人の技。そのこだわりから生み出されるスウェットの魅力を追った。 スウェットの裏側に宿る百年起毛 1973年、アメリカで誕生した「ディスカスアスレチック」。その歴史を日本の...

ニューヨーク・ブルックリン発! 作業服由来のデイリーウエアはこう着こなす。

  • 2026.09.16

創業1904年、高層ビルの建設が相次ぐ当時のニューヨークでリアルワーカーに向けて、作業服を提供していた「ブルックリンオーバーオール」。そんな確固たる出自に由来する男服は、カジュアルウエアとして現代にDNAを継ぐ。 旧きよきデザインと生地づくりで飽きのこない王道のワークスタイル 40年代の個体をベース...

2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4人が集結! EDWINと考えるトラッド学

  • 2026.09.15

本誌でも何度も紹介してきたEDWINのコンセプトショップ限定アイテムは、普遍的なデザインとそのクオリティの高さから2ndが理想とするトラッドスタイルともばっちりハマる。今回は初の試みとして、2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4名で“EDWINで作るトラッド”を考えてみた。 20代らしくアクティ...

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

いつもの装いに、頼れる履き心地。この秋は、コートスニーカーとチロリアンシューズがあればいい

  • 2026.09.18

トラッドな装いになら、足元はやっぱり品よくいきたい。でも、履き心地だってこだわりたい。そんな欲張りな気分に応えてくれるのが「ロックポート」。クラシックな佇まいと快適さを両立した2足を紹介する。 品よく履けて、しっかり快適 「お洒落は我慢」とは言うけれど、格好よさも履き心地も譲れない。そんなわがままに...

Pick Up おすすめ記事

いつもの装いに、頼れる履き心地。この秋は、コートスニーカーとチロリアンシューズがあればいい

  • 2026.09.18

トラッドな装いになら、足元はやっぱり品よくいきたい。でも、履き心地だってこだわりたい。そんな欲張りな気分に応えてくれるのが「ロックポート」。クラシックな佇まいと快適さを両立した2足を紹介する。 品よく履けて、しっかり快適 「お洒落は我慢」とは言うけれど、格好よさも履き心地も譲れない。そんなわがままに...

毎日に、最良の定番。B.V.D.の「GOLD」は昔ながらの良さと、いま欲しいバランスを兼ね備えたTシャツ

  • 2026.09.16

長く愛されてきた定番には、変わらない理由がある。B.V.D.の「GOLD」もそのひとつ。肌着として培ってきた心地よさをそのままに、今の気分で一枚でも着られるリラックスフィットが加わった。昔ながらの良さと、いま欲しいバランス。その両方を備えた、新しい定番のかたちを見ていこう。 変わらない着心地にゆとり...

上野の2つの「SUN HOUSE」で、秋支度。おすすめのアイテムを聞いてきました

  • 2026.09.18

歩いてわずか30秒ほどの距離にある、上野ふたつのサンハウス。今回はそれぞれの店舗で、この秋おすすめのアイテムを聞いてみた。2軒を行ったり来たりしながら、そろそろ秋支度を始めよう。 上野のサンハウスは行ったり来たりが正解です 昨年のリニューアルを経て、アメ横に2店舗を構えるようになった「サンハウス」。...

無垢の金属、輝く伝統。純金や純プラチナを使った「市松」の究極の逸品

  • 2026.09.25

純金や純プラチナなど、純度100%の軟らかい金属をアクセサリーにするためには非常に高い技術が必要だ。それを可能にするのが「市松」。約30年にわたって培った“叩く”技術が可能にする唯一無二のリングの輝きに迫る。 熟練の技なくしては完成しない究極の逸品 原材料高騰の影響もあって、希少性が高まっている純金...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。