フルサイズなのでキャンプ道具も満載に出来ちゃうんです!
キャンプ道具などのプロデューサーとして活躍する秋山さんは自身がデザインしたアウトドアグッズを展示会などに出店することも多くなってきたという。合わせてプライベートでも家族でキャンプを楽しんでいるため、荷物の入るクルマが必須条件。
そこで、まずはハイエースベースのキャンピングカーを選ぼうと思ったが、キャンプ設備があるため荷物が積めないため断念。次に荷物が大量に積めてさらに人も寝られるという基準で調べ、フォードのE150を見に行ったところ、理想の大きさだったという。
「サイズで選んだため、気になっていたのは街乗りができるかということ。そこで購入前に試乗してみたのですが、意外と横浜の狭い路地も無理なく走れたので、これなら大丈夫だろうと、購入を決意しました」
普段はセカンドシート倒し、サードシートの座面と合わせてフルフラットなスペースに。荷物はサードシートの後部とシート下に収納しているという。これで必要な荷物はほとんど詰めてしまうが、シートを外せば2トン車並みの積載量を誇るという。
「実際に愛用してから感じたのですが、アメリカ車はトルクがあるので、荷物満載でもグングン山道を登っていくのがイイですね。またキャンプ場はデコボコの悪路が多いんですが、このクルマは見た目以上に車高が高いので、難なく走破できちゃうんです」
2014 FORD E-150(2014年式フォード E-150)
エコノラインの愛称で知られるフォードバンのDNAを受け継いでいるEシリーズ。一番コンパクトなモデルでも全長は5.5mあり、日本では文字通りフルサイズ。エンジンは281c(i 約4600cc)のV8に4速ATのマッチング。2014年式を最後に生産終了となる。
- 2014 年式 フォード E-150
- 全長550.4 ㎝ 全幅208.5 ㎝ 全高201.7 ㎝ 車両重量2583 ㎏ ※ カタログ数値
- エンジン:4600cc(ガソリン)
続いてカスタムや車両のポイントを見ていこう。
カーゴフェイス
本来クロームメッキのグリルが装着されていたがブラックのカーゴフェイスを移植。バンパーやエンブレムなどもブラックアウトしマッチさせている。
インパネ周り
短いながらボンネットがあるため、エンジンは運転席より前にマウント。そのため後席へのウォークスルーが可能。シンプルなインパネも好印象。
シート
シートはブラックのレザー張り。車幅も大きいため運転席と助手席スペースも広々としているのが特徴。またフロントガラスも大きいため開放感がある。
ホイール
取材時は純正ホイールに冬タイヤを装着していたが、普段は社外アルミにTOYO OPEN COUNTRYを履いているため、よりワイルドな雰囲気に。
カッコいいバンにはカッコいいアウトドアグッズが必須! ということで、ぜひ秋山さんのお店「デバイスワークス」にも足を運んでみてほしい。
【DATA】
デバイスワークス
神奈川県横浜市西区藤棚1-52-7
TEL045-325-9046
営業/11:00〜18:00
休み/不定休
http://dwcamp.com
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(出典/「Lightning 2020年8月号 Vol.316」)
Text&Photo/D.Katsumura 勝村大輔
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