【HOUSTON】ヒューストンのヘビーアウター寒い日々を乗り切る!

アメカジ好きのヘビーアウターと言えばやっぱり「ミリタリークロージング」は外せない! 【ヒューストン】なら、真冬に最適なミリタリーアウターが良質なクオリティと良心的な価格で手に入るのだ。アメリカ陸軍でかつて使われていたクラシカルモデルから、米軍特殊部隊などが現在使用する最新モデルのミリタリージャケットまで要注目!

“M-65フィールドパーカ”は、単品での使用も便利なのだ!

寒冷地用野戦アウターとして、前モデルのM-51フィールドパーカの後継モデルとして、アメリカ陸軍が1960年代に採用した。パーカ背面が魚の尾びれの様に長いことから、別名“フィッシュテール”パーカとも呼ばれている。一見、前モデルのM-51フィールドパーカと変わらないような見た目だが、ライニングがウール素材からキルティング素材へと仕様変更され、フード部分もヘルメットなどを想定して着脱可能となり、防風対策としてチンストラップが大型化されたのが特徴だ。

【#5410】M-65 FIELD PARKA

HOUSTONも実物に倣い3ピースで構成しつつ、現代的にアップデートしている。軍用カラーであるオリーブドラブのカラーリングに加え、ファッショナブルに使えるブラックカラーも展開。日中の暖かい時にはライニング単体もしくはフィールドパーカ単体で着用ができるので、寒暖の差に合わせて便利に使えるはず。M-65 FIELD PARKA/3万1680円

人気の “N-1デッキジャケット”はバリエーション豊かに展開!

アメリカンカジュアルからバイカーファッションまで、多くの人に支持されているのが、1940年代にアメリカ海軍が採用したN-1デッキジャケットだ。冷気に晒される軍艦の甲板上での作業に従事するデッキクルーたちが着用していた。使われる生地はジャングルクロスと呼ばれる肉厚で織りの細かい生地を使い、ライニングはアルパカライナーとなっている。ちなみにこのモデルが登場する以前は、前立てがジッパー式やフック式のもので、生地のネイビーカラーのジャングルクロスが使われていた。5つのモデルをチェックしよう!

【#51313】 N-1 DECK JACKET[MADE IN JAPAN]

実物N-1デッキジャケットを素材まで忠実に再現したジャパンメイドモデル。日本国内の熟練した日本人の職人が一点一点手作業により製作しているため、高いクオリティと美しいステッチワークが魅力。4万3780円

【#5N-1UD】 N-1 DECK JACKET [USED WASH]

過酷な環境下で使われていたN-1デッキジャケット。それをイメージしてユーズド加工が施されたモデル。経年変化によって生地表面の擦れ跡や色落ち、生地のうねりなどをリアルに再現している。2万8380円

【#5N-1X】 N-1 DECK JACKET [TIGHT MODEL]

HOUSTONが展開するスタンダードなN-1モデルよりも全体的に、やや細めですっきりとしたシルエットにデザインしたタイトモデル。アームホールが細め(画像下)なので、よりスタイリッシュに着こなせる。2万8380円

【#5N-1】 N-1 DECK JACKET [STANDARD MODEL]

HOUSTONのオリジナルヘビーピケ素材をアウターシェルを使い再現されたスタンダードモデル。内側には保温性に優れた柔らかいアクリルボアを採用。アルパカなどの天然皮革に比べ、メインテナンスも容易だ。2万5080円

【#8190】 VEGITABLE LAMB N-1 DECK JACKET

渋鞣しを施した羊革を使ったN-1デッキジャケット。布帛に比べ重厚感のある佇まいとなっている。内部はアルパカライナーではなくキルティングライナーとなっており、保温性と袖通しの良さを実現。5万4780円

ハイテク中綿素材を使う、最新ミリタリーアウターもラインナップ!

M-65フィールドパーカやN-1デッキジャケットなどの天然皮革や布帛を使った、寒冷地域で使われたミリタリージャケットは、いわば20世紀を代表する旧きよき時代のプロダクツといえる。21世紀を迎えた現在、ミリタリージャケットの世界もハイテク素材を使用したプロダクツへと進化。旧来のクラシカルなミリタリージャケットに比べ、アウトドアウエアにも通ずるソリッドなデザインとなっており、軽くて暖かいのが魅力だ。

【#50607】 PCU LEVEL7 TYPE-2 SHELL JACKET[MONSTER PARKA]

米軍特殊部隊で採用されているPCU LEVEL7 ジャケットをHOUSTONがリアルに再現。ちなみにPCUとは「Protective Combat Uniform」の略で、7種類のトップスと5種類のボトムから構成されるレイヤリングシステムのこと。装備の上から羽織れるようにゆったりしたロング丈のシルエットが特徴だ。アウターシェルは2重のナイロン素材を採用し、ジッパーと比翼のダブルフロント仕様で外気の侵入を防いでいる。また裏地はポリエステル素材を使い、高い保温性を持つ中綿素材「3Mシンサレート」を落とし込んだ。通常シルエットのモデルは袖の肘当てやベルクロパネルなど実物同様のディテールを落とし込んでいる。6色展開。2万5080円

【#50832】 PCU LEVEL7 TYPE-2 SHELL JACKET[MONSTER PARKA / TIGHT MODEL]

タイトモデルはタウンユースを考慮し、アームホールや身幅をタイトにデザイン。また袖の肘当てやベルクロパネルなどのミリタリーらしいディテールを省略し、よりファッション性を高めたモデルとなっている。6色展開。2万6180円

【#50849】 PCU LEVEL7 INSULATED VEST

様々な気候やシチュエーションに対応するレイヤリングシステムであるPCU(Protective Combat Uniform)の、最上級の防寒クラスに分類されるPCU LEVEL7ベストもリリース。中綿には3Mシンサレートを採用する。1万6280円

【#50323】ECWCS GEN3 LEVEL7 JACKET

アメリカ陸軍が採用する拡張式寒冷地被服システムである ECWCS(Extended Cold Weather Clothing System)の第三世代のLEVEL7ジャケット。これも先ほどのPCUと同様に、7種類のトップスと5種類のボトムから構成された寒冷地用のレイヤリングシステムで、最終的に羽織る防寒アウターだ。ライニングの中綿素材には3Mシンサレートを採用。1万8480円

優れた機能性とデザインで、寒波も物ともしない「HOUSTON」のヘビーアウターがあれば、快適でおしゃれにキマる冬を過ごせること間違いなし。本格的な冬の到来を前に要チェックだ!

【問い合わせ】
ヒューストン(ユニオンネットストア)TEL 048-643-5110
HOUSTON BOOK https://www.houston-book.com

この記事を書いた人
ADちゃん
この記事を書いた人

ADちゃん

ストリート&ミリタリー系編集者

Lightning本誌ではミリタリー担当として活動中。米空軍のフライトジャケットも大好きだけど、どちらかといえば土臭い米陸軍モノが大好物。そして得意とするミリタリージャンルは、第二次世界大戦から特殊部隊などの現代戦まで幅広く網羅。その流れからミリタリー系のバックパックも好き。まぁとにかく質実剛健なプロダクツが好きな男。【得意分野】ヴィンテージ古着、スケートボード、ミリタリーファッション、サバイバルゲーム
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

今こそマスターすべきは“重ねる”技! 「ライディングハイ」が提案するレイヤードスタイル

  • 2025.11.16

「神は細部に宿る」。細かい部分にこだわることで全体の完成度が高まるという意の格言である。糸や編み機だけでなく、綿から製作する「ライディングハイ」のプロダクトはまさにそれだ。そして、細部にまで気を配らなければならないのは、モノづくりだけではなく装いにおいても同じ。メガネと帽子を身につけることで顔周りの...

スペイン発のレザーブランドが日本初上陸! 機能性、コスパ、見た目のすべてを兼ね備えた品格漂うレザーバッグに注目だ

  • 2025.11.14

2018年にスペイン南部に位置する自然豊かな都市・ムルシアにて創業した気鋭のレザーブランド「ゾイ エスパーニャ」。彼らの創る上質なレザープロダクトは、スペインらしい軽快さとファクトリーブランドらしい質実剛健を兼ね備えている。 日々の生活に寄り添う確かなる存在感 服好きがバッグに求めるものとは何か。機...

決して真似できない新境地。18金とプラチナが交わる「合わせ金」のリング

  • 2025.11.17

本年で創業から28年を数える「市松」。創業から現在にいたるまでスタイルは変えず、一方で常に新たな手法を用いて進化を続けてきた。そしてたどり着いた新境地、「合わせ金」とは。 硬さの異なる素材を結合させるという、決して真似できない新境地 1997年の創業以来、軸となるスタイルは変えずに、様々な技術を探求...

【UNIVERSAL OVERALL × 2nd別注】ワークとトラッドが融合した唯一無二のカバーオール登場

  • 2025.11.25

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【UNIVERSAL OVERALL × 2nd】パッチワークマドラスカバーオール アメリカ・シカゴ発のリアルワーク...

時計とベルト、組み合わせの美学。どんなコンビネーションがカッコいいか紹介します!

  • 2025.11.21

服を着る=装うことにおいて、“何を着るか”も大切だが、それ以上に重要なのが、“どのように着るか”だ。最高級のプロダクトを身につけてもほかとのバランスが悪ければ、それは実に滑稽に映ってしまう。逆に言えば、うまく組み合わせることができれば、単なる足し算ではなく、掛け算となって魅力は倍増する。それは腕時計...

Pick Up おすすめ記事

【UNIVERSAL OVERALL × 2nd別注】ワークとトラッドが融合した唯一無二のカバーオール登場

  • 2025.11.25

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【UNIVERSAL OVERALL × 2nd】パッチワークマドラスカバーオール アメリカ・シカゴ発のリアルワーク...

今っぽいチノパンとは? レジェンドスタイリスト近藤昌さんの新旧トラッド考。

  • 2025.11.15

スタイリストとしてはもちろん、ブランド「ツゥールズ」を手がけるなど多方面でご活躍の近藤昌さんがゲストを迎えて対談する短期連載。第三回は吉岡レオさんとともに「今のトラッド」とは何かを考えます。 [caption id="" align="alignnone" width="1000"] スタイリスト・...

着用者にさりげなく“スタイル”をもたらす、“機能美”が凝縮された「アイヴァン 7285」のメガネ

  • 2025.11.21

技巧的かつ理にかなった意匠には、自然とデザインとしての美しさが宿る。「アイヴァン 7285」のアイウエアは、そんな“機能美”が小さな1本に凝縮されており着用者にさりげなくも揺るぎのないスタイルをもたらす。 “着るメガネ”の真骨頂はアイヴァン 7285の機能に宿る シンプリシティのなかに宿るディテール...

この冬買うべきは、主役になるピーコートとアウターの影の立役者インナースウェット、この2つ。

  • 2025.11.15

冬の主役と言えばヘビーアウター。クラシックなピーコートがあればそれだけで様になる。そしてどんなアウターをも引き立ててくれるインナースウェット、これは必需品。この2つさえあれば今年の冬は着回しがずっと楽しく、幅広くなるはずだ。この冬をともに過ごす相棒選びの参考になれば、これ幸い。 「Golden Be...

【ORIENTAL×2nd別注】アウトドアの風味漂う万能ローファー登場!

  • 2025.11.14

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【ORIENTAL×2nd】ラフアウト アルバース 高品質な素材と日本人に合った木型を使用した高品質な革靴を提案する...