ターコイズと相性のいいシルバーアクセサリー。デザイン&値段を 「LFC」を参考にチェック!
ターコイズの魅力を知れば知るほど、アクセサリーにも興味が湧いてくるはず。世界的なターコイズの権威であるロウリー・ジョー・ダン氏が監修する極上のナチュラル・ターコイズを使った「LFC(ロウリー・ファミリー・コレクション)」のジュエリーのラインナップの中から厳選したアイテムをお届けする。シルバーと併せてこそ輝くLFCのターコイズをとくとご覧あれ。
1.バングル
ターコイズを男らしくアピールするならバングルは外せない。存在感のある幅を1点づけするもよし、細身のバングルを重ねづけするもよしと、着こなしにも幅が生まれるのだ。
BISBEE
ホピ族が得意とするインレイワークを用いた大振りなバングル。アロー部分にはスタンプワークを施すなど、きめ細かい作り込み。シンプルなデザインだけにビズビーが際立っている。
TURQUOISE MOUNTAIN
透き通るような青さのターコイズマウンテンをセット。ナバホ族の伝統的なスタンプワークに加えて、シェルをロウ付けするなど、かなり手の込んだ仕上がりになっている。
TURQUOISE MOUNTAIN
ターコイズの大きさを考慮して細身に仕上げたバングル。トラディショナルなスタンプワークに加えて、両サイドにロウ付けで枠を付けたユニークなアイデアが光っている作品。
MORENCI
モレンシーらしい青味とマトリックスのバランスが絶妙な石を、ワイヤーを組み合わせたオーセンティックなバングルにセット。シンプルなスタンプワークもバランスがいい。
TURQUOISE MOUNTAIN
スカイブルーのトーンで合わせた3 つのターコイズをセットしたデザイン。両サイドに付いたシェルは裏から打ち出すのではなく、ロウ付けでより立体的に仕上げている。
2.ネックレス
男女を問わず人気が高いネックレスは、着こなしに最もアクセントをつけてくれるアイテム。さりげないワンポイントや個性的なナジャなど、自分のスタイルに合わせて選びたい。
CHINESE MOUNTAIN
中国産のターコイズは、色やマトリックスを厳選し、ハイグレードのものだけを展開。石を止めているパーツにもさり気なくスタンプワークが打っているのがポイントである。
TURQUOISE MOUNTAIN
1970 年代のザッカリースタイルのナジャ、バングル、リング、ピアスのセット。クオリティの高いターコイズマウンテンのクラスターで、おそらく同時期に採掘されたものであろう。
SLEEPING BEAUTY
一見、ホピ族が得意とするインレイワークだが、製作を手掛けたのはナバホ族のアーティスト。あえてスタンプワークは使わず、厚みのあるクロスに仕上げているのが好印象。
MORENCI
1970年代頃のヴィンテージと思われるペンダントトップ。現代的にコーディネイトできるように特徴的なバチカンを追加している。モレンシーのクオリティは素晴らしい。
SLEEPING BEAUTY
シルバービーズにスリーピングビューティーのビーズをワンポイントで使ったネックレス。シンプルなデザインな
ので汎用性が高く、エントリーモデルとしてもオススメである。
3.リング
リングは小ぶりながらも、しっかりとターコイズを楽しめるアクセサリー。石の迫力に負けない凝った装飾を施したシルバーは男性的なデザインが多いが、女性にも人気が高い。
BISBEE
ファーストアローズのアイコンのひとつとなっているフェザーに、人気ターコイズであるビズビーをセット。小振りな石であるが、全体のバランスとマッチしていて、これが正解。
TURQUOISE MOUNTAIN
ファンの多いターコイズマウンテンをセットしたリングは、石のボリューム感を活かしたワイヤーとタマの使い方が絶妙。ボディとなるリングは細身なので、指に馴染みやすい。
KINGMAN
ナチュラルターコイズ特有の凹凸をうまく活かしたリング。直線的で男らしいスタンプワークと石の荒々しい雰囲気がよく似合っている。これひとつで手元の印象がかなり変わる。
PERSIAN
ターコイズは世界各地で採掘される鉱物。イラン産のものを使うネイティブアメリカンジュエリーも時折見かける。まるで石を包み込むようなデザインは1970年代頃に流行した。
NUMBER 8
ターコイズうartist_ Albert Jake price_ ¥49,500+TAXナバホ族のアーティストであるアルバート・ジェイクが得意とするリーフモチーフのアップリケが付いたリング。センターには淡い色味のナンバー8 が置かれたグッドデザインだ。
◆
ターコイズの石の評価の仕方から、シルバーアクセサリーへと落とし込まれたターコイズまで、ターコイズの魅力と選び方がおわかりいただけただろうか。ここで取り上げた産地やアクセサリーのデザインもごく一部。ここを入門として、ターコイズの世界に足を踏み入れてみていただけると幸いだ。
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※情報はすべて取材時のものになります。
(出典:「別冊Lightning アメリカン・ターコイズ」)
Text/S.Sato 佐藤周平 Photo/S.Tsuji 辻茂樹 S.Kai 甲斐俊一郎 取材協力/ LFC JAPAN TEL0120-976-394 http://www.lfc-japan.jp
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