「オニバスコーヒー」直伝! お店の味を自宅で再現する美味しいコーヒーの淹れ方。

コーヒーにこだわるなら、豆にこだわるべき? それとも挽き方にこだわるべき? もちろん豆や挽き方も大事ですが、実は淹れ方のコツを抑えるだけで、コーヒーは劇的に美味しくなるのです。そんな美味しいコーヒーの淹れ方、伝授します!

人気コーヒーショップ「ONIBUS COFFEE オニバスコーヒー」山口さんがレクチャー!

036

「コーヒーはロジックなんですよ」という言葉からスタートしたのは、スペシャルティコーヒーを専門に扱うオニバスコーヒー奥沢店の山口さん。オニバスコーヒーで定期的に開催されているワークショップでは、同店で扱う浅煎りのスペシャルティコーヒーを上手にドリップする方法を学ぶことができる。

使用する器具は基本的にショップで使用しているものと同じものを使わせてもらえる。またコーヒーも店頭で販売されているものだ。実は最もこだわるべきは淹れ方。

ワークショップでも一回に使用する豆の量、注ぎ込むお湯の温度、そしてドリップする時間を明確に指示される。お手本通り淹れることで、驚くほどコーヒーは香り高く美味しくなるのだ。ワークショップに参加したその日から実践できるのも嬉しい。

コーヒーを淹れるときに使うものがこちら!

035

サーバーやドリッパーはお店でも使用しているHARIOとONIBUSのダブルネーム。他に注ぎ口の細いケトルやコーヒースケールを使う。

1.豆は淹れる直前に挽く!

034

基本的にコーヒーは一杯ずつ淹れるのが一番美味しいという。豆もその都度寸前に挽く のが基本となる。一回で使用する豆は13g。

2.ドリッパーを温める

033

淹れる前に温度低下を避けるため、ドリッパーにお湯を通して温める。これで後述するドリップに最適な温度をキープできるのだ。

3.使用するお湯は93℃!

032

ドリッパーにペーパーをセットして先ほど挽いたコーヒー豆を入れる。そして93℃のお湯を使ってまずは全体にまわし入れる。

4.スプーンでかき混ぜる

031

浅煎り豆は均等にお湯がいき渡るように最初のひと注ぎの後、スプーンでペーパーの中をグルっとかき混ぜるのがコツなんだとか。

5.中から外へ、外から中へ……

030

40秒たったら、残り2分ほどかけて数回に分けてお湯を回し入れる。トータルで3分を 超えてしまうとエグミが出るので、2分半から3分を目標に。

実に繊細な美味なコーヒーの淹れ方。最高の一杯を淹れるために、ぜひワークショップに参加してみてはいかがだろうか?

ワークショップ概要

費用/3500円(お土産付き)
開催日/不定期(月2回程度)
定員/最大4名
申込み方法/日程をウェブで募集したタイミングでメールで申し込み(詳細はウェブhttp://www.onibuscoffee.comにて)

【DATA】
ONIBUS COFFEE
東京都世田谷区奥沢5-1-4
TEL03-6321-3283
営業/9:00~18:00
休み/火・水曜
http://www.onibuscoffee.com

(出典/「Lightning 2018年10月号 Vol.294」)

この記事を書いた人
めぐミルク
この記事を書いた人

めぐミルク

手仕事大好きDIY女子

文房具、デザイン、ニッポンカルチャーなどのジャンルレスな雑誌編集を経てLightningへ。共通しているのはとにかくプロダクツが好きだということ。取材に行くたび、旅行するたびに欲しいものは即決で買ってしまうという散財グセがある。Lightningでは飲食、ハウジング、インテリアなどを担当。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

いつものトラッドがこんなにも新鮮に!ジャパンデニムの雄エドウインが提案する、クラシックな黒

  • 2025.10.18

“黒”という色はモードファッションとの結びつきが強い。故にトラッドスタイルとの親和性は低いように思われる。しかし、エドウインの提案する“黒”は実にクラシックである。 クラシックなトラウザーズが黒とトラッドを身近にする ブレザー、ボタンダウンシャツ、スラックス……。アメリカントラッドを象徴するアイテム...

“黒のコロンビア”って知ってる? オンオフ自在に着回せる、アップデートされたコロンビアの名品を紹介!

  • 2025.10.21

電車や車といった快適な空間から、暑さや寒さにさらされる屋外へ。都市生活は日々、急激な気温差や天候の変化に直面している。実はその環境こそ、自然で磨かれた「コロンビア」の技術が生きる場だ。撥水性や通気性といったアウトドア由来の機能を街に最適化し「コロンビア ブラックレーベル」は、都市生活者の毎日を快適に...

【J.PRESS×2nd別注】こんなイラスト、二度と出会えない。 著名イラストレーターとのコラボスウェット。

  • 2025.10.21

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【J.PRESS×2nd】プリントスウェットシャツ【AaronChang】 アメリカにある優秀な8つの大学を総称して...

【土井縫工所×2nd別注】日本屈指のシャツファクトリーが作る、アメトラ王道のボタンダウンシャツ発売!

  • 2025.10.07

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! トラッド派には欠かせない6つボタンのBDシャツ「6ボタン アイビーズB.D.シャツ」 アメリカントラッドを象徴するア...

【Punctuation × 2nd別注】手刺繍のぬくもり感じるロングビルキャップ発売!

  • 2025.10.29

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【Punctuation × 2nd】ロングビルキャップ[トラウト] 温もりのある手仕事が特徴の帽子ブランド「パンク...

Pick Up おすすめ記事

【土井縫工所×2nd別注】日本屈指のシャツファクトリーが作る、アメトラ王道のボタンダウンシャツ発売!

  • 2025.10.07

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! トラッド派には欠かせない6つボタンのBDシャツ「6ボタン アイビーズB.D.シャツ」 アメリカントラッドを象徴するア...

【J.PRESS×2nd別注】こんなイラスト、二度と出会えない。 著名イラストレーターとのコラボスウェット。

  • 2025.10.21

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【J.PRESS×2nd】プリントスウェットシャツ【AaronChang】 アメリカにある優秀な8つの大学を総称して...

【Punctuation × 2nd別注】手刺繍のぬくもり感じるロングビルキャップ発売!

  • 2025.10.29

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【Punctuation × 2nd】ロングビルキャップ[トラウト] 温もりのある手仕事が特徴の帽子ブランド「パンク...

いつものトラッドがこんなにも新鮮に!ジャパンデニムの雄エドウインが提案する、クラシックな黒

  • 2025.10.18

“黒”という色はモードファッションとの結びつきが強い。故にトラッドスタイルとの親和性は低いように思われる。しかし、エドウインの提案する“黒”は実にクラシックである。 クラシックなトラウザーズが黒とトラッドを身近にする ブレザー、ボタンダウンシャツ、スラックス……。アメリカントラッドを象徴するアイテム...

進化と伝統、どちらもここに。「L.L.Bean」のアウトドアと日常の垣根を超える名品たち。

  • 2025.10.17

100年以上にわたり、アウトドアと日常の垣根を越える名品を生み続けてきた「エル・エル・ビーン」。誠実なモノづくりと顧客への真摯な姿勢は、現代まで脈々と受け継がれている。伝統を守りながらも進化を恐れない、その精神こそが、今も世界中の人々を魅了し続ける理由だ。 愛される理由は機能美とその誠実さ 100年...