“旧い顔でも中身は最新”なクルマがアメリカで人気です。【アーリーブロンコ】

「アーリーブロンコ」の愛称で知られる初期型のフォード・ブロンコ。1966年に登場しコンパクトな車体やカラフルなカラーリングは、日本でも高い人気を誇る。発売当時はジープCJがライバル車種として位置づけられていたことでも知られる。

カスタムで蘇った「1973 FORD BRONCO(フォード・ブロンコ)」はもはや新モデル!

そんなアーリーブロンコのカスタムを手掛けたのは、ハリウッドセレブたちも時々訪れるという人気のショップ「ASC BRONCO」。ポップなイメージを持つブロンコのカラーリングとは対照的な、つや消しのシャドウグレーで塗装されたボディは、まるで軍用車を連想させる。

エンジンは2016年式のクレートモーターにスワップし、ミッションも6速ATへと換装しているため、高いパフォーマンスを誇る一台へと昇華。エアコンやLEDヘッドライトなど内外装に使われるパーツも近代的な装備へとアップデートされ、現代車両と変わらない快適さを有している。見た目は旧くとも、中身は最新、まさにカリフォルニアならではのスタイルと言える仕上がりを見せていた。

▼「ASC BRONCO」の仕事はこちらの記事でも紹介!

ロサンジェルスではもはや定番化!? 旧型オフ車のアーバンカスタム。

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2023年02月21日

こだわり抜いたカスタムがこれだ!

見た目は旧いが、中身が最新のこちらのアーリーブロンコの詳細を見ていこう!

▼主なスペックはこちら

  • ●エンジン:2016年式フォード製V8コヨーテ ●ミッション:フォード製6R80 6速AT ●総排気量:5000㏄ ●タイヤサイズ:BF Goodrich 33×10.5×17 ●カラー:マットシャドウグレー ●ホイール:Method Race Wheels17インチ ●ブレーキ:Willwood ディスク&キャリパー ●サスペンション:James Duffn(コイル)、ビルシュタイン7100(ショック) ●メーター:ASCダコタデジタル ●ヘッドライト:JW Speaker LED

ヘッドライト

ヘッドライトはJW SPEAKERのLEDライトに変更しているため、現代的な顔つきとなっているのが特徴。グリルも外装と同色のつや消しのシャドウグレーで統一した西海岸らしいセンス。

インストゥルメンタルパネル

インストゥルメンタルパネルも一新され、まるで現行のフォード車のようなシンプルな印象に。中央のモニターはiPad mini をはめ込んでいる。計器類はお約束のダコタデジタルを採用した。

イグニッション

イグニッションはなんとプッシュスタート式を採用。旧車好きとしてはキーを回してエンジンを掛けたいところだが、このブロンコのコンセプトにはぴったりの仕様と言えよう。

エアコン

西海岸を快適にドライブするならエアコンは必須。旧車乗りにはおなじみの後付けエアコンVintage Air を搭載している。コントローラーはシフト部分のパネルに埋め込まれ、違和感なくレイアウト。

内装

内装もシックなカラーリングで統一し、スタイリッシュにモディファイ。ここまでくると、パワーウィンドーやリモコン式の集中ドアロックを採用しているのも当然のように思えてくるから不思議。

ホイール

ホイールはMethod Race Wheels 製のビードロックスタイルを装着。タイヤはBFグッドリッチのオールテレーンをマッチング。ブレーキまわりはWillwood製で、制動性も高めている。

足回り

2.5インチリフトしたJames Duffn 製のコイルとビルシュタイン製のショックを使った足まわり。見た目だけではない本格的なオフロードも走行できるポテンシャルも秘めている。

全てがアップデートされているだけあって、その走りは現代車以上のポテンシャル。コヨーテエンジンが生み出すエキゾーストノートも心地よく、ついついアクセルを開けてしまうのだとか。一見シンプルなボディデザインながらも、細部は凝ったプレスラインで形成されているブロンコ。近年では新たなブロンコが復活するという噂もあり、ますますブロンコ人気は高まると予想される。

※情報は取材時のものです。

【DATA】
ASC Bronco
1816 Lincoln Blvd. Venice, CA 90291
TEL310-396-6341
http://david-bronco.squarespace.com

▼発売当時のままの姿のブロンコも必見!

新旧アメリカン4WD「アーリーブロンコ」で洒落ていくか、「最新ジープ」でタフに決めるか?

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2023年02月21日

(出典/「別冊Lightning Vol.165 VINTAGE CARS」)

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ラーメン小池
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ラーメン小池

アメリカンカルチャー仕事人

Lightning編集部、CLUTCH magazine編集部などを渡り歩いて雑誌編集者歴も30年近く。アメリカンカルチャーに精通し、渡米歴は100回以上。とくに旧きよきアメリカ文化が大好物。愛車はアメリカ旧車をこよなく愛し、洋服から雑貨にも食らいつくオールドアメリカンカルチャー評論家。
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