「STREET ROD ストリートロッド」は現代的なカフェレーサー。
スタイリングは1977年に発売した「XLCR」により近いディテールを備えた現代的なカフェレーサー。さらに足まわりを改良してクイックなハンドリングを実現した、エンジンを新たに設計し、街中の細い道の走行や、ストップ&ゴーが多い道など低速でもギクシャクすることなく軽快に走れ、高速時はパワフルな走りが楽しめるという、ストリート750とはまったく違った味付けになったモデルになっている。
ストリート750で採用された水冷SOHCエンジンに改良を加え、新たに設計したという「ハイアウトプットレボリューションX」。吸気ポートやカム、スロットルボディを新型のものにすることで、ストリート750に比べてパワー、トルクともに大幅にアップ! よりパワフルな走りが走れる仕上がりになっている。
目を引く赤のスプリングをセットしたリアサスペンションは、ピギーバックを備えたスポーティな仕様。これによりしなやかな乗り心地が実現している。
新設計の43㎜倒立フォークによりブレーキングやコーナリングがしやすくなった。またレイク角をストリート750よりも立てることでハンドリングがよりクイックになっている。
前方に大きく吸気口を設け、エアフローを向上させたエアクリーナー。デザインはホットロッドカーのエアインテークをモチーフにしたもの。
やや短めに設計されたマフラーは歯切れのいいサウンドとパワフルな走りを実現。サイレンサーが上向きになったレイアウトは、スポーツ性の高さを感じさせる。
フロントまわりにカフェレーサーの雰囲気を与えているのがカウルだ。ストリート750よりも大サイズで、XLCRを彷彿させる洗練されたシルエットになっている。
カフェレーサーらしさを引き立てるシートフェンダーは新設計。ここに繋がっているテール部はこちらもXLCRのリアをモチーフとしている。
「ハーレーダビッドソン(HARLEY-DAVIDSON)」による試乗会がシンガポールで開催された。
「ストリートロッド」の試乗会は、ハーレーのアジアパシフィック地域の拠点があるシンガポールで行われた。都市と自然が同居する土地をストリートロッドが疾走する姿は最高だ。
ストリートロッドのシルエットは、ハーレー本社のカスタムプロジェクトから生まれたのだそうだ。
基本的なシルエットはハーレー社のデザイナーであるチェタン・シェジャル氏による「RD」が原案となった。
STREET ROD(ストリートロッド)
●エンジン形式:ハイアウトプットレボリューションX /水冷60°V ツイン
●ボア×ストローク:85×66mm
●排気量:749cc
●変速機:6速
●全長×全幅×全高:2130×870×1145mm
●ホイールベース:1510mm
●車両重量:238kg
●シート高(無荷重時):765mm
●タンク容量:13.1L
●フロントタイヤ:120/70R17
●リアタイヤ:160/60R17
価格 ビビッドブラック:107万円/モノトーン:109万8000円
【問い合わせ】
ハーレーダビッドソンジャパン
https://www.harley-davidson.com/jp/ja/index.html
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