3ページ目 - リバプールFCとビートルズに魅せられて【ビートルズのことを考えない日は一日もなかった 特別対談 VOL.14 半澤則吉】

リバプールで見つけた『ホワイト・アルバム』のレア盤

95年にリリースされた『ビートルズ・アンソロジー』

竹部:あの日韓は忘れられないよ。で、ちょっと無理やりビートルズに話を戻したいんだけど、半澤さんがビートルズファンになったのはリバプールよりも先なの?

半澤:リバプールの方が先です。98年のフランス・ワールドカップは中学3年生のときですから。でもビートルズの存在は知っていました。曲も知っていたんですが、好きの対象ではなかった。それで高校に入ってから音楽をやり始めたんですけど、一緒にやっていたバンドのメンバーがいきなり『アンソロジー』のCDを持ってきて、「聞いてくれ」と言われて。そこからですね。

竹部:『アンソロジー』から? いきなり『アンソロジー』ってハードルが高そうだけど。

半澤:『アンソロジー』に入っていた「ツイスト・アンド・シャウト」にビビったんすよ。どこかのライブですよね。

竹部:スウェーデンだったかな。

半澤:あれ、素晴らしくないですか。今まで思っていたビートルズと違う魅力が詰まっていて、それが大きかったかもしれないです。

竹部:どういう魅力だったの?

半澤:ビートルズというと、『1』に入っているような超有名曲のイメージでした。アンソロジーのライブやセッション感と、それまで知らなかったマイナー曲の面白さに度肝を抜かれました。今となればどれも有名曲ですが。それでオリジナルアルバムを聴くようになって、どんどん抜け出せなくなったんです。

竹部:なるほど。

半澤:そのあとで大学に入って早稲田のビートルマニアというサークルに、友達の誘いで入れてもらったんですよ。ぼく学習院だったんですけどインカレで。

竹部:この対談の数回前に出てもらった大村亨さんもそこ出身でした。そこでなにやっていたの。演奏ですか。

半澤:そうです。バンドサークルという認識でした。ビートルズしかやらない原理主義派の人と邦楽洋楽も好きにやろうというライトな人がいましたね。基本にビートルズがあったのは間違いないのですが。ぼくはそこでいろいろなバンドに入ってベースとギターをやっていました。ただそれとは別にプロを目指すようなバンドもやっていたので、ビートルマニアの人から教えてもらったことの数々はとても勉強になりました。ビートルズ好きがたくさんいて、詳しい人もいたから、ビートルズを学ぶ場としてはすごく勉強になったし、楽しかった。もともとぼくは中期から後期にかけてのビートルズが好きだったんです。中期に音楽的な進化がいきなり生まれ、『ラバー・ソウル』『リボルバー』と、大変な傑作が生まれた、この時期はやっぱりすごいことで。そのあと『サージェント』『ホワイト』と続いていく。このあたりが大好きなんですが、初期をあらためて聞くと『ウィズ・ザ・ビートルズ』はすごくいいアルバムですよね。初期ビートルズの引力を知れたのはビートルマニアのおかげだと思います。

竹部:そうなんですね。それで演奏しながらビートルズにはまってくみたいな感じだったの?

半澤:いざスコアを見て演奏してみるとポールやべえなと思うことがたくさんありました。こんなことやってんだ?と驚きましたね。また、ギターでジョンの曲を弾くと、なぜここにこのコードを置く? という衝撃も多かった。ビートルズの曲には不思議な部分があるというのはわかってはいていましたけど、ベースは実際に弾くようになってからそのすごさに圧倒されました。「サムシング」は、これぞベース曲じゃないですか。ああいう曲のベースラインの面白さを感じたのと、あとは「アイ・ソー・ハー・スタンディング・ゼア」のベース、あれがめちゃくちゃ難しい。

竹部:歌いながら弾いてみると、っていうこと?

半澤:歌いながら弾くことは絶対できないです。早くて手数多いし、ずっと弾いているから。

竹部:ポールと言えば「サムシング」「ペニー・レイン」とかの踊るようなベースラインだけど、ロックンロールのベースが魅力だと。

半澤:もちろんメロディアスのやつも好きですよ。他にも当時流行っていた曲のコピーをしていたりはしたんですが、そういう曲ともまた違う。ポールのベースラインはほかにやっている人がいないというか、別の感覚がありますよね。動きまくるベースなんて、今では当たり前のイメージがありますけど、ポールのベースは勘どころを押さえながらメロディを乗っける。しかも歌いながら、ハモりながら、ってどうなってんだよって話で(笑)。

竹部:その顕著な曲が「アイ・ソー・ハー」なんだ?ビートルズマニアではライブもやっていたの? 発表会みたいな。

半澤:発表会が年に何回かあって、それに向けてコピーしたりバンド組んだり。ずっと同じバンドの人もいれば、ぼくみたいにいろいろなバンドを渡り歩いていた人もいて。

竹部:ビートルズをそのままコピーするっていうよりも、曲をみんなでコピーするということ?

半澤:そうですね。ガチでコピーしていた人もいるでしょうけど。そういえば、ぼくの同級生の女の子はポールが好きすぎて、右利きなのに左利きにしてベースを弾き始めたんですよ。そういう人もいたぐらい熱があるサークルでしたね。それで今一緒に働いている同僚が、学年は離れているんですが、たまたまビートルマニア出身だったんですよ。

『ザ・ビートルズ』UK盤モノ。No.0112059

竹部:妙な巡り合わせが多いよね(笑)。半澤さんのビートルズ活動は、まず演奏があって、ほかになにか集めたりみたいなっていうのは?

半澤:それは近年になってからですね。最近になってレコードを買い始めたんです。限定盤を買うのが好きなんですが、今日はデラックス・エディションの『リボルバー』と『アビーロード』を持ってきました。これはすぐなくなっちゃって。

竹部:ここまで追いかけてなかったです。

半澤:新しい『リボルバー』は素晴らしいですよね。

竹部:『デラックス・エディション』の中で『リボルバー』がいちばん好き。でもジャイルズの仕事ぶりに関しては全般的に疑問なので……。

半澤:そうですか。ずっと聞いている人からするとそうなんですね。あとビートルズじゃないんですけど、レディオヘッドも持ってきました。『OKコンピュータ』と『アムニージアック』の3枚組レコード。竹部さん、レディオヘッド好きですよね。ぼくも大ファンでして。

竹部:うん。でもこれ見たことないな。

半澤:周年記念盤みたいです。

竹部:ビートルズは別格として、その他で好きなバンドはというと、圧倒的にレディオヘッドなんですよ。今まで観たライブの中でいちばん感動したのはレディオヘッドだし。2001年の横浜アリーナ。以降もレディオヘッドのライブは観るたびに鳥肌でした。で、もしもの話なんだけど、もしビートルズが解散しないで、21世紀も活動していたとしたら、ぼくはレディオヘッドみたいなサウンドを作っていてほしかったって思うの。すごく過激で実験的な中にメロディアスな要素が入るとどうなるのかって想像する。だからポールの『ケイオス』ってアルバムがすごく好きなんですよ。あれって、レディオヘッドのプロデューサーのナイジェル・ゴドリッチがやっているでしょ?  ポールはレディオヘッドを意識していたんじゃないかって思うんですよ。

半澤:なるほど、その話を聞いて『ヘイル・トゥ・ザ・シーフ』の頃、トムが曲作り中『レット・イット・ビー』しか聴いてなかったというエピソードを思い出しました。うろ覚えですが、確かそんな話、ライナーで見た記憶が。二人の親和性や対称性というのは面白いテーマですね。

竹部:そうなんだ? ぼくにとってレディオヘッドはビートルズの次に特別なバンドです。

半澤:それで、今日何よりもお見せしたいのが、リバプールの中古レコード屋で買った『ホワイト』のモノなんです。

竹部:レアな雰囲気出しているけど。

半澤:これを見たときはマジで痺れました。

竹部:高かったでしょ。

半澤:ポスターとポートレートが揃った完品で4万円。

竹部:それくらいするか。

半澤:しかも 11万台ですよ。この番号は若いんです。

竹部:そうなんだ?

半澤:めちゃめちゃ若いです。レコードの上にいろいろ説明が書いてあるんですが、もしニセ物だったらとんでもないから、ChatGPTに「ホワイトのいい条件のものとは何か」「これはほんとにその条件に合ってるか」って聞いて、2晩悩んだんです。番号が1万台だとさらにすごい値段になるみたいな記事も読んで。

竹部:このレコードは状態がいいよね。あまり聞いてないんじゃないかな。自分はUK盤オリジナルの『ホワイト』はステレオしかもってないけど。

半澤:で、これのマトリクスを調べると、これも早い時期のプレスであることもわかった。ChatGPT 調べですけどね(笑)。

竹部:じゃあ、この値段はするかも。

半澤:そもそもリバプールでなにかビートルズのレコードを買って帰ろうと思っていたので、それが『ホワイト・アルバム』ならば買ってよかった。日本に帰ってくるときも、ずっと大事に抱えていました。家に着いてからは朝まで何十回も聞きましたよ。嬉しすぎて。

竹部:いい買い物だったですよ。

半澤:中古レコード屋のタグまで全部とっといて。というふうにコツコツとオタク活動はしておりまして、気づいたらレコードを買っています。

『ホワイト・アルバム』レア盤を手に

『東京ビートルズ地図』改訂版を作りたい

竹部:ぼくもUK盤は35年前にイギリスで一気に買いそろえましたよ。当時はまだそんなに高くなかったかも。話を変えるけど、そもそも半澤さんと知り合ったのって『東京ビートルズ地図』なんですよね。前にこのコーナーに『東京ビートルズ地図』の編集担当だった中村こよりさんにも出てもらいましたが。半澤さんはそれまではビートルズを仕事にしたことはあったんですか。

半澤:いや、仕事になるなんて思ってないし、僕より詳しい人なんてごまんといるし、まさか自分がやるとは思ってなかったですね。

竹部:『東京ビートルズ地図』の仕事は、最初は断ったんですよ。『40年男』でいっぱいだったし、ビートルズはほかにも詳しい人がたくさんいるし、と思って。でも、こよりさんに説得されて引き受けたという経緯だったんですが、あれをやっていなかったら半澤さんに会うこともなかったわけだし、やってよかった(笑)。

半澤:そうですよね。竹部さんはわりとガチ勢の取材をされていたじゃないですか。

竹部:そうなのかな。そうかも。アビーロードとか、ビートルズ研究所とか。でも半澤さんとは最初の打ち合わせに会っただけで、現場では会っていないんですよね。

半澤:確かにそうですね。でもいい仕事だったな。僕はライブハウスの他に、ビートルズがかかりっぱなしの飲食店なども取材させてもらいました。ああいうことまたやりたいですね。

竹部:ちょっと時間が経っているんで改訂版どうですかね。

半澤:確かに。提案したいですね。

竹部:その『東京ビートルズ地図』をきっかけに『昭和40年男』とか『昭和50年男』とか手伝ってもらうになったじゃないですか。で、忘れられないのは『昭和50年男』での宮台真司さんの取材。あれはしびれた。

半澤:ほんとですか。嬉しいな。

竹部:zoomで 3時間。コロナ禍だったんですよね。

半澤:覚えていますよ。宮台真司さんに会いたかったですね。

竹部:ぼくは撮影のときに会っているんですよ。

半澤:そうか。あの取材前にはとんでもなく本を読みました。準備しないと負けるなと思って。

竹部:あのときの半澤さんはすごいなと思った。堂々としていたよね。原稿もよかったし。それから樋口毅宏さんの連載の担当をやってもらうようになって。

半澤:いつもお世話になってます。でも、カルチャー誌として『昭和40年男』はすごい雑誌だと思いますよ。こういう雑誌って気持ちがないとできなくないですか。

竹部:そうなんですよ。魂込めて作っているかも。毎回ゼロから作ってるので、かなり疲れるんですが、なんとかやっていますよ。ビートルズが息抜きといいますか。結局のところビートルズに行きつく。そういえば、半澤さんは町中華の顔もあるよね。『町中華で飲ろうぜ』よりも前に『散歩の達人』で町中華探検隊をやっていたんですよね。

半澤:そうです。最近もブームは続いていて、また町中華の方も盛り上がりを感じています。おかげさまでお声がけいただいて、今度の秋にムックが出るんですよ。

竹部:そうなんだ。それは楽しみ。

半澤:町中華探検会はこれからなのかなとは思っていますね。

竹部:いろいろ仕事しているよね。

半澤:あとは朝ドラのライターをやっているんですよ。朝ドラ評論家として。

竹部:そんな顔があるの?

半澤:去年『文藝春秋』の『2025年の論点100』で朝ドラの人として出してもらいまして。自分で言うなんですけど、朝ドラは詳しいです。30年ぐらい前の作品からですけどね。

竹部:それは知らなかった。つまり30年間毎日見ているということ?

半澤:全部ではありませんが相当量見ています。ドラマライターとして数年間、記事を書いていたり、最近はnoteでちょこちょこ書いていたんですが、縁があって朝ドラについての原稿を書かせてもらったりしています。この間は集英社オンラインで取材を受けました。

竹部:今回の『あんぱん』は面白いよね。

半澤:面白いんですが、あれが朝ドラの最高水準ではありませんよ。もうちょっと頑張ってくれないかなと思っています。最近だと去年の『虎に翼』など頭ひとつ抜けている作品もありましたから。

竹部:厳しい。

半澤:ぼく、noteで書いている原稿はわりと辛口なんですよ。

竹部:それってやっぱり脚本っていうこと?

半澤:それは間違いないです。芝居は後からついてくので。でも、朝ドラについて書いてほしいっていう仕事はなかなかないんですよ。逆に褒め記事ばかり書くようになってしまうと、それはそれで本当に言いたいことが書けなくなるのでつまらないし。

竹部:note読んでみる。それにしてもなぜ朝ドラだったの?

半澤:2013年にそれまで勤めていた会社を辞めて、今の仕事を始めるようになったんですけど、その年に放送されていた朝ドラが『あまちゃん』だったんです。会社員時代に見られなかった朝ドラを改めて観るようになって、そこから朝ドラ好きだった自分を思い出したんです。

竹部:『あまちゃん』は、『鳩子の海』以来で全部見た朝ドラだった(笑)。

半澤:それでまわりの人に、自分は朝ドラ好きで、朝ドラについて書きたいって言ってまわったんですよ。それが十何年かけて少しずつ浸透していった、という感じです。

竹部:そういうのは大事なんだね。

半澤:じゃあ次に何やるっていう話で。いろいろ考えてはいかないとですね。

竹部:でも月刊誌なんかの仕事もやっていると時間的、肉体的、精神的にきついでしょ。自分も今はほかのことできないもん。自転車操業のルーティンになっちゃう。

半澤:なかなか終わらないし、終わったらすぐ次の校了が来ちゃいますからね。それは仕方ないけど、無理やり時間を作らなければ、ですよね。なので、今回リバプールに行くときも、「絶対1ヶ月休みます」っていう宣言をして、仕事を入れないようにしたんです。

竹部:そうだったんだ。決意がないとなかなか休めないよね。そんな多忙な半澤さん、今日は忙しいなかビートルズ話につきあってもらってありがとう。知らなかった半澤さんの一面が知れて面白かったです。

半澤:貴重な機会をありがとうございました。そういえば、竹部さんに渡そうと思って、マンチェスターで買ったユナイテッドのお土産、家に忘れてきてしまいました。すいません。今度持ってきます。

竹部:それは楽しみ。なんだろ。またビートルズとプレミアリーグの話をしましょう。

リバプールにある2つの偉大なクラブ、リバプールとエバートン
この記事を書いた人
竹部吉晃
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竹部吉晃

ビートルデイズな編集長

昭和40年男編集長。1967年、東京・下町生まれ。ビートルズの研究とコレクションを40年以上続けるビートルマニア兼、マンチェスターユナイテッドサポーター歴30年のフットボールウィークエンダーのほか、諸々のサブカル全般に興味ありの原田真二原理主義者。
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