伊東屋のオリジナルブランド「ROMEO」の新コンセプト文具やレザーアイテムが3月6日(木)より販売開始

1914年に万年筆からスタートした伊東屋のオリジナルブランド「ROMEO(ロメオ)」が、2024年秋に“Moment of Dis-covery”をコンセプトに掲げ、新たな一歩を踏み出した。このコンセプトには、「発見の瞬間」と「覆い(カバー, cover)を取り去る(dis-)瞬間」という二つの意味が込められている。デジタル化が進み、慌ただしい日々の中で見過ごされがちな美しいものや人とのつながりを、手書きを通じて再発見してほしいという想いが込められている。ROMEOは、忙しい日々に一拍おく時間を提供し、「発見の瞬間」に寄り添うブランドを目指す。すでに銀座 伊東屋 本店と伊東屋 玉川店にて新コンセプトアイテムの限定先行販売を実施していたが、このたび、オンラインストアを含む全店舗での販売を開始された。

新しい3色のコンセプトカラー

ブランドのリニューアルに伴い、新たなコンセプトカラーを採用。日本の伝統色をベースに、現代のシーンにもふさわしい色彩へと再解釈し、イタリアの雰囲気を感じられるモダンなカラーパレットを生み出した。

  • 黄櫨(はぜ)
    日本の伝統色であり、盛夏の太陽の輝きを表現。黄櫨染(こうろぜん)とも呼ばれ、光の加減で色が変化する特性を持つ。イタリアの伝統色でもあるブラウンを採用し、温かみのある明るいヘーゼルカラーが、輝く太陽や石造りの街並みを想起させる。
  • 白雲石(はくうんせき)
    イタリアの伝統色ライトグレー。禅語「白雲抱幽石(はくうん ゆうせきをいだく)」に由来し、人里離れた静かな場所で自分と向き合う時間を象徴する。
  • 深紫(こむらさき)
    日本・ヨーロッパともに古来より高貴な色とされる紫。人との繋がりを象徴する「ゆかりの色」とも呼ばれた。日本の伝統色の紫を現代風に再解釈し、モダンなディープパープルとして表現した。

新製品ラインナップ

ROMEO No.3 万年筆(中字・細字/ボトルインク付属) 77,000円(税込)*3月下旬~4月上旬発売予定

ROMEO No.3 ボールペン 太軸 25,300円(税込)
ROMEO No.3 ボールペン 細軸 22,000円(税込)

※写真は細軸

ROMEO No.3 ボールペン ES レザー 22,000円(税込)

ROMEO ユーリカンノート(横罫/ドット罫) 6,600円(税込)

ROMEO ペンシース 1本用 11,000円(税込)

ROMEO ペンシース 2本用 13,200円(税込)

ROMEO ペンロール 2本用 22,000円(税込)

ROMEO ペンロール 4本用 26,400円(税込)

ROMEO カードウォレット 30,800円(税込)

※ROMEO No.3 万年筆は3月下旬~4月上旬に発売予定

【お問い合わせ】
株式会社伊東屋
TEL:03-3561-8311(代表)
https://www.ito-ya.co.jp

この記事を書いた人
趣味の文具箱 編集部
この記事を書いた人

趣味の文具箱 編集部

文房具の魅力を伝える季刊誌

「趣味の文具箱」は手で書くことの楽しさ、書く道具としての文房具の魅力を発信している季刊雑誌。年に4回(3・6・9・12月)発刊。万年筆、手帳、インク、ガラスペンなど、文具好きの文具愛を満たす特集を毎号お届けしています。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

決して真似できない新境地。18金とプラチナが交わる「合わせ金」のリング

  • 2025.11.17

本年で創業から28年を数える「市松」。創業から現在にいたるまでスタイルは変えず、一方で常に新たな手法を用いて進化を続けてきた。そしてたどり着いた新境地、「合わせ金」とは。 硬さの異なる素材を結合させるという、決して真似できない新境地 1997年の創業以来、軸となるスタイルは変えずに、様々な技術を探求...

雑誌2ndがプロデュース! エディー・バウアー日本旗艦店1周年を祝うアニバーサリーイベント開催決定!

  • 2025.11.21

エディー・バウアー日本旗艦店の1周年を祝うアニバーサリーイベントを本誌がプロデュース。新作「ラブラドールコレクション」や本誌とのコラボなど、ブランドの情熱が詰まった特別な9日間を見逃すな! 来場者には限定のブランドブックを配布! 今回のイベントに合わせ、「エディー・バウアー」をもっと知ってもらうため...

グラブレザーと、街を歩く。グラブメーカーが作るバッグブランドに注目だ

  • 2025.11.14

野球グローブのOEMメーカーでもあるバッグブランドTRION(トライオン)。グローブづくりで培った革の知見と技術を核に、バッグ業界の常識にとらわれないものづくりを貫く。定番の「PANEL」シリーズは、プロ用グラブの製造過程で生じる、耐久性と柔軟性を兼ね備えたグラブレザーの余り革をアップサイクルし、パ...

【UNIVERSAL OVERALL × 2nd別注】ワークとトラッドが融合した唯一無二のカバーオール登場

  • 2025.11.25

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【UNIVERSAL OVERALL × 2nd】パッチワークマドラスカバーオール アメリカ・シカゴ発のリアルワーク...

今っぽいチノパンとは? レジェンドスタイリスト近藤昌さんの新旧トラッド考。

  • 2025.11.15

スタイリストとしてはもちろん、ブランド「ツゥールズ」を手がけるなど多方面でご活躍の近藤昌さんがゲストを迎えて対談する短期連載。第三回は吉岡レオさんとともに「今のトラッド」とは何かを考えます。 [caption id="" align="alignnone" width="1000"] スタイリスト・...

Pick Up おすすめ記事

スペイン発のレザーブランドが日本初上陸! 機能性、コスパ、見た目のすべてを兼ね備えた品格漂うレザーバッグに注目だ

  • 2025.11.14

2018年にスペイン南部に位置する自然豊かな都市・ムルシアにて創業した気鋭のレザーブランド「ゾイ エスパーニャ」。彼らの創る上質なレザープロダクトは、スペインらしい軽快さとファクトリーブランドらしい質実剛健を兼ね備えている。 日々の生活に寄り添う確かなる存在感 服好きがバッグに求めるものとは何か。機...

時計とベルト、組み合わせの美学。どんなコンビネーションがカッコいいか紹介します!

  • 2025.11.21

服を着る=装うことにおいて、“何を着るか”も大切だが、それ以上に重要なのが、“どのように着るか”だ。最高級のプロダクトを身につけてもほかとのバランスが悪ければ、それは実に滑稽に映ってしまう。逆に言えば、うまく組み合わせることができれば、単なる足し算ではなく、掛け算となって魅力は倍増する。それは腕時計...

決して真似できない新境地。18金とプラチナが交わる「合わせ金」のリング

  • 2025.11.17

本年で創業から28年を数える「市松」。創業から現在にいたるまでスタイルは変えず、一方で常に新たな手法を用いて進化を続けてきた。そしてたどり着いた新境地、「合わせ金」とは。 硬さの異なる素材を結合させるという、決して真似できない新境地 1997年の創業以来、軸となるスタイルは変えずに、様々な技術を探求...

この冬買うべきは、主役になるピーコートとアウターの影の立役者インナースウェット、この2つ。

  • 2025.11.15

冬の主役と言えばヘビーアウター。クラシックなピーコートがあればそれだけで様になる。そしてどんなアウターをも引き立ててくれるインナースウェット、これは必需品。この2つさえあれば今年の冬は着回しがずっと楽しく、幅広くなるはずだ。この冬をともに過ごす相棒選びの参考になれば、これ幸い。 「Golden Be...

着用者にさりげなく“スタイル”をもたらす、“機能美”が凝縮された「アイヴァン 7285」のメガネ

  • 2025.11.21

技巧的かつ理にかなった意匠には、自然とデザインとしての美しさが宿る。「アイヴァン 7285」のアイウエアは、そんな“機能美”が小さな1本に凝縮されており着用者にさりげなくも揺るぎのないスタイルをもたらす。 “着るメガネ”の真骨頂はアイヴァン 7285の機能に宿る シンプリシティのなかに宿るディテール...