CROSSFIRE125XSは原付二種免許で乗れる! ちっちゃいけど、パワフル【NAC2023展示車両その6】

2023年9月16日(土)~18日(月・祝日)の3日間、群馬県利根郡みなかみ町水上高原リゾート200 ゴルフコースにて開催された、『New Acoustic Camp 2023 〜わらう、うたう、たべる、ねっころがる。〜』(以下、ニューアコ)。今年のニューアコでも、我ら『タンデムスタイル』がバイクエリアをプロデュース。話題のニューモデル展示や、バランスゲーム、来場者プレゼントなど、見どころいっぱいのブースで来場者を楽しませたぞ。その中でも大人気だった、バイクエリア展示車両をご紹介。【全6車種】

BRIXTON・CROSSFIRE125XS

その5でも紹介したブリクストン。大別してクロムウェルシリーズ、フェルスベルクシリーズ、サンレイ & レイバーンシリーズとこのクロスファイアシリーズの4シリーズを展開しているが、これはそのクロスファイアシリーズ(500㏄/125㏄モデルがある)の中の原付二種(125㏄以下)モデル。“125XS”はクロスファイアシリーズの最小排気量モデルでもあり、見るからに街乗りが楽しそうなコンパクト感が最高! 小さめバイクをイジりたおすのが好きなライダーには響く造形なのではなかろうか。今回のニューアコの“バイクエリア”では車体価格が39万6,000円と、もっともお手頃で、“気負わず手を伸ばせそうな”価格帯。125㏄以下ならバイクの任意保険ではファミリーバイク特約を使用できるので、たとえばクルマを持っていればお得に所有できるという利点もある。会場にはオートキャンパーも多かったので、“クルマ+バイク”の生活をイメージしやすかったのではないだろうか。セカンドバイクとしても楽しい相棒だけど、当然、メインで乗り倒すのもオススメだぞ。

どんなバイク?

アップタイプのフェンダー&マフラーやブロックパターンのタイヤなど、オフロードの走行を想定した作りの車体はディテールもワイルドなイメージ。シート高760㎜と、平均的な身長の成人男女が“無理なく・楽しく”乗れる足つき性もイイネ! そして、クロスファイヤのアイデンティティである“X”をモチーフにした燃料タンクや、丸型LEDヘッドライトがセットされたライトカウルの形状なども個性的で目を引く。

※ニューアコの会場の様子をもっと知りたい場合はぜひタンデムスタイルWEBサイトをチェックしてね!

ディティールは?

ヘッドライトカウルに埋め込まれている丸型ヘッドライトにはLEDリングを内蔵。カウルの造形をはじめLEDウインカー、ボルト類までクオリティが高い。
エンジン回転数を視認しやすいアナログ式のタコメーターとデジタルスピードメーターを組み合わせたコンビネーションタイプ。燃料計も備えている。
バーハンドルの左側には5V2AのUSBソケットが標準装備されているのがうれしい。スイッチはシンプルで、グリップラバーにはBRIXTONのロゴが入っている。
倒立フロントフォークに12インチキャストホイールを組み合わせるフロントまわり。サスペンションの衝撃吸収性はよく、ギャップでも振られにくい。ブレーキの効きも十分。
空冷フィンが刻まれたブラック仕上げのシリンダーの横を耐熱ガード付きのエキゾーストパイプが通る。クランクケース下にはアンダーガードを備えている。

BRIXTON・CROSSFIRE125XSのスペック

全長×全幅×全高
1,690×780×990(㎜)
軸間距離
ー㎜
シート高
760㎜
車両重量
ー㎏
エンジン種類・排気量
空冷4ストロークOHC単気筒・125㎤
最高出力
8.2kW(11.1㎰)/8,500rpm
最大トルク
9.6N・m(0.97㎏f・m)/6,500rpm
燃料タンク容量
11ℓ
燃費(WMTC)
ー㎞/ℓ
タイヤサイズ
F=120/70-12・R=130/70-12
価格
39万6,000円

BRIXTON CROSSFIRE 125XS 製品ページ

【問い合わせ】
モータリスト
03-3731-2388
https://brixton.motorists.jp

※情報は取材当時のものです。

(出典/タンデムスタイルWEB「車両インプレ・解説 BRIXTON・CROSSFIRE125XS」より。一部加筆修正を行なっています)

この記事を書いた人
タンデムスタイル編集部
この記事を書いた人

タンデムスタイル編集部

初心者にも優しいバイクの指南書

バイクビギナーがもっとも知りたい、ハウツーや楽しいバイクライフの提案がつまったバイク雑誌。タイトルの"タンデム"は本来"2人乗り"の意味だが、"読者と編集部をつなぐ"、"読者同士の輪が広がる"といった意味が込められているぞ。バイク選び、ライディングギア選び、ツーリング、メンテナンス情報のほか、チャレンジ企画も大好評!
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

東洋エンタープライズがこれまでに培ったノウハウや知見の集大成「モダクト」と「タフナッツ」

  • 2025.09.19

「シュガーケーン」や「バズリクソンズ」など、ヴィンテージをベースとした生地やディテールの圧倒的な作り込みで知られる東洋エンタープライズ。そんな同社が手がけるブランド、「モダクト」と「タフナッツ」は、これまでに培ったノウハウや知見の集大成でありながらどんな日常のシーンでも使いやすい実用性を備える。映画...

【BIG SMITH×2nd別注】米軍の名作バッグをデニムで再構築! 経年変化が楽しめるデニムのエプロンバッグ。

  • 2025.09.22

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! BIG SMITH × 2nd ワーカーズエプロンバッグ 1940年代のアメリカン・レッドクロス(米国赤十字社)が製...

Wranglerの走破性は本物か? オフロード体験会で徹底検証

  • 2025.10.03

筑波山の麓で開催されたジープのオフロード体験イベントは、ジープオーナーはもちろん、新規顧客にとってもジープの魅力を存分に感じられる特別な一日となった。専用のオフロードでラングラーならではの走破性を体感でき、オーナー同士の交流も見られた。今回は現地取材を通して、その模様と参加者のリアルな声をお届け。 ...

【Willis & Geiger×2nd別注】ミリタリーとサファリが香るアーバンアウトドアウエア

  • 2025.09.17

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 90年代のアーカイブをデザインソースに、上品さを加えてアップデート。ウールメルトンジャケット[メトロ ウォーカー] ...

デニムにする? コーデュロイにする? エドウインのトラウザーズを軸に作る「シン・トラッドスタイル」

  • 2025.09.19

ジャパニーズアイビーのボトムスは、太ももから裾まで太さが一定のパイプドステムが主流であった。対してタック入りのトラウザーズは、1920年代に登場したといわれる、よりクラシックなボトムス。そんな旧きよきトラウザーズを軸に、いつものトラッドスタイルを刷新してみてはいかがだろうか。 【右】トラウザーズ2万...

Pick Up おすすめ記事

東洋エンタープライズがこれまでに培ったノウハウや知見の集大成「モダクト」と「タフナッツ」

  • 2025.09.19

「シュガーケーン」や「バズリクソンズ」など、ヴィンテージをベースとした生地やディテールの圧倒的な作り込みで知られる東洋エンタープライズ。そんな同社が手がけるブランド、「モダクト」と「タフナッツ」は、これまでに培ったノウハウや知見の集大成でありながらどんな日常のシーンでも使いやすい実用性を備える。映画...

【Willis & Geiger×2nd別注】ミリタリーとサファリが香るアーバンアウトドアウエア

  • 2025.09.17

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 90年代のアーカイブをデザインソースに、上品さを加えてアップデート。ウールメルトンジャケット[メトロ ウォーカー] ...

シルバーをアートに変える、現代の錬金術師。

  • 2025.09.24

ネイティブアメリカンの伝統技法をベースに現代的なエッセンス、そして日本独自の繊細な美意識を加えることで唯一無二の世界観を紡ぎ出すFIRST ARROW’s。一片のシルバーの塊に命を吹き込むその様は まさに現代のアルケミスト(錬金術師)という表現が相応しい。これらの作品は貴方が身に付けることで完成する...

レザーラバー必見! 革ジャン用に作られた薄手のスウェットをゲットせよ!

  • 2025.09.30

革ジャン専用のTシャツをリリースし、レザーラバーから絶大な支持を受けるブランド「ハイウェイナイン」。ライトニング別注の「Lightning Leather Lover Tシャツ」のボディにも使われているので、愛用している方も多いのでは? そんなハイウェイナインが、レザーラバーのために新たなアイテムを...

デニムにする? コーデュロイにする? エドウインのトラウザーズを軸に作る「シン・トラッドスタイル」

  • 2025.09.19

ジャパニーズアイビーのボトムスは、太ももから裾まで太さが一定のパイプドステムが主流であった。対してタック入りのトラウザーズは、1920年代に登場したといわれる、よりクラシックなボトムス。そんな旧きよきトラウザーズを軸に、いつものトラッドスタイルを刷新してみてはいかがだろうか。 【右】トラウザーズ2万...