細美武士がサプライズ登場! 秋田県男鹿市で開催された男鹿フェス2日目もアツかった。

202372930日に、東北最大規模の夏の音楽イベント・男鹿ナマハゲロックフェスティバルが秋田県男鹿市で開催された。ここに集結した全24組のアーティストと各日約5,000人のオーディエンスの全員が、4年ぶりに声出しなどの制限から解き放たれ、音楽を思う存分楽しんだ熱い2日間だった。2日目のレポートを送る。

▼1日目の様子はこちら

秋田県男鹿市で開催された男鹿フェスに参戦! これを読めば来年行きたくなるはず。

秋田県男鹿市で開催された男鹿フェスに参戦! これを読めば来年行きたくなるはず。

2023年11月07日

新顔&常連組がフィールドをかき回した2日目。

初日同様、好天に恵まれた2日目。男鹿フェス初登場となるASH DA HEROが、気合い十分のステージで先陣を切ると、TOTALFATCrossfaithとオーディエンスも心待ちにしていた男鹿フェス常連組が、白熱のステージでフィールドをかき回す。

続いての登場は、メンバーの体調不良により、出演キャンセルとなったColdrainの急遽2日連続の登場となった、SHANK。昨年の男鹿フェスでは自身が出演キャンセルとなり、悔しい想いをした彼ら。出演できなかった無念さを誰よりも理解した3人の渾身のステージと、前日のオファーを快諾した男気に胸が熱くなる。

The BONEZHEY-SMITHMONGOL800ROTTENGRAFFTYと、10年来で男鹿フェスに出演する常連バンドが勢ぞろい。男鹿フェスへの熱い気持ちを語ったり、仲間のステージに飛び入りしたり、オーディエンスとの強いつながりを見せたりと、他のフェスでは見ることのできないスペシャルなステージが続く。「みんなが笑顔で帰れるように」と熱いメッセージを届けた10-FEETが「第ゼロ感」で熱狂を生み、綺麗な夕焼けが会場を照らすと、2日間にわたるお祭り騒ぎもクライマックスに突入。

男鹿フェスのタイムテーブル。2日間で26組のアクトが出演した。 ※30日のcoldrainはメンバーの体調不良のため、急遽出演取り止め。SHANKが代わりに出演した

The BONEZ 7/30(日) 14:00~【SET LIST】1. Love song 2. Rusted Car 3. Numb 4. New Original 5. 天使ノロック 6. Thread & Needle 7. SUNTOWN

男鹿フェスでしか絶対に見られないサプライズが連発!

「さぁ始めようぜ 逆襲の時だ」と歌う「Entertain」で始まり、エンタメの完全復活と音楽の偉大さを宣言したDragon Ashは、山嵐とのコラボや最新型のバンドサウンドを見せつける堂々としたステージで会場中を圧倒。ラスト「Fantasista」では盟友であるJESSEThe BONEZ)と、昨日出演したHYDEがステージに登場し、絶対にここでしか見られないコラボでオーディエンスを熱狂させた。

Dragon Ash 7/30(日) 19:00〜 【SET LIST】 1. Entertain 2. 百合の咲く場所で 3. CROWS 4. New Era 5. VOX 6. For divers area 7. Fantasista

さらにオーディエンスを驚かせたのが、2日間の大トリを務める山嵐の登場前に完全サプライズで登場した細美武士。前日は『FUJI ROCK FESTIVAL ’23』に出演していたが、「どうしても来たかった」と新潟から8時間かけてやって来た細見。その男鹿フェスへの熱い思いがファンを感動させ、「Make A Wish」をギターの弾き語りで披露する姿は、実にカッコよく美しかった。

そして2日間24組の熱いバトンを受けて、ステージに登場したのは山嵐。大トリに相応しい自信と貫禄に満ちあふれたステージで会場を沸かすと、HYDEを招いての「GLAMOROUS SKY」や男鹿ナマハゲ太鼓を招いての「Rock’n Roll Monster」と、男鹿フェスならではのコラボでオーディエンスを震わせる。「BOXER’S ROAD」ではKjDragon Ash)とJESSEが登場し、男鹿フェスへの愛と山嵐へのリスペクトを込めた熱いステージで最高潮の盛り上がりを生み、ラストはこの日の出演者全員をステージに呼び込み、THE BLUE HEARTSTRAIN-TRAIN」の大合唱でフィニッシュ!

山嵐 7/30(日) 20:00〜 【SET LIST】 1. PAIN KILLER 2. CROWS 3. 涅槃 4. GLAMOROUS SKY 5. Rock’n’Roll Monster 6. 山嵐(Half) 7. Boxer’s Road 8. 未来絵図 9. TRAIN-TRAIN

スタッフのすばらしいホスピタリティ。最高すぎる男鹿フェス!

男鹿市内にて活躍するナマハゲ太鼓4団体と太鼓奏者・岩澤将志からなるOxNxDxA ~男鹿ナマハゲ太鼓推進協議会。メインステージと観客エリア内の特設ステージで演奏を披露した

すべてのアクトが終わり、船川港に大きな花火が上がると、大きな拍手と笑顔があふれ、会場を多幸感が包み込む。男鹿フェスへの熱い想いと愛に満ちた出演者とスタッフ、そしてオーディエンスの気持ちがひとつになったこの瞬間。最高だった2日間の出来事がフラッシュバックして思わず泣きそうになり、来年もまた男鹿フェスに参加したいと強く思った。終演後、退場ゲートでお客さん一人ひとりをハイタッチでお見送りする、スタッフの深い思いやりにも大感動。会場に訪れた瞬間から帰路につくまで、みんなの笑顔が絶えることのない、本当にすばらしいフェスだった。男鹿フェス、最高!

退場ゲートでは、スタッフがお見送り&ハイタッチ! 気持ちのよいもてなしに、男鹿フェス愛が芽生える

「みんなのすばらしい反応! フェスの理想形態になった感じがした。」

山嵐のベーシスト、武史。男鹿フェスを立ち上げて以来、毎年ヘッドライナーとして出演するだけでなく、アーティストへの出演依頼など運営に携わっている

出演アーティスト、オーディエンス、そしてスタッフが一体となって作り上げた男鹿フェス。本フェスの主催者のひとりである、山嵐・武史のコメントで本レポートを締めくくろう。

「今年は窮屈な制約がなくなったこともあり、オーディエンスの皆様の反応がすばらしく、フェスのいちばんとも言える理想形態になった感じがしましたね。直前の大雨の被害で秋田県は大変な状況。僕たちには音楽しかできないので、音を通して笑顔になっていただけたら、と言う想いで演奏しました。アーティストの方々には『チカラを貸してください』みたいな感じで出演をお願いしているんですけど、みんなが『音楽で元気づけたい』と言ってくれて本当に助けられました。来年もやりますので、楽しみに待っていてください!」

29日と30日のセットリストをまとめたプレイリストをSpotifyで公開中!

29日はこちら

30日はこちら

「昭和50年男」でも男鹿フェスの様子をレポート。雑誌購入はこちらから。

この記事を書いた人
昭和50年男 編集部
この記事を書いた人

昭和50年男 編集部

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50(1975)年生まれの男性に向けて、「ただ懐かしむだけでなく、ノスタルジックな共感や情熱を、明日を生きる活力に変える」をテーマに、同世代ならではのアレコレを振り返ります。多彩なインタビューも掲載。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

大人メンズの手首に最適解なバングルを……「アリゾナフリーダム」を象徴するモチーフ“唐草”。

  • 2026.05.08

アリゾナフリーダムを象徴するモチーフのひとつ、唐草。創業当初から脈々と受け継がれ、ブランドの核として多くのファンに愛され続けてきた、いわば普遍的なデザインだ。一見すると同じ唐草でも、彫りの深さやラインの強弱、バングルの幅やサイズによって印象は大きく変化する。その多彩な表情こそが、このモチーフの大きな...

スニーカー派こそ知っておきたい、「クラークス オリジナルズ」の名作シューズとその歴史。

  • 2026.05.12

ご存知、英国生まれのシューメーカー「クラークス オリジナルズ」。実は本誌が標榜するアメリカンスタイルとも縁深い同ブランドの魅力について創業から現代にかけての歴史や数々の名作とともに、再考してみたいと思う。 英国で生まれ、アメリカで人気に火がついた稀有な存在。 アメカジ好きの本誌読者の皆様は、クラーク...

これが“未来のヴィンテージ”。綿、糸、編み機……すべてに徹底的にこだわる唯一無二のカットソー

  • 2026.04.27

綿、糸、編み機……。素材から製法まで徹底的にこだわり、唯一無二のカットソーを創り続けるライディングハイ。「FUTURE VINTAGE(未来のヴィンテージ)」を目指す彼らのフィロソフィは如何にして形成されているのか。プロダクトの根幹をなす代表・薄 新大さんの“アイデアの源”に迫る。 More tha...

夏服選びはエイトジーで完成させる! “ちょうどいい”アメカジアイテムが続々登場

  • 2026.05.01

エイトジーで完成させるお気に入りの夏支度。アロハにショーツ、Tシャツなど、エイトジーらしい“ちょうどいい”アメカジアイテムが今シーズンも徐々に揃い始めているぞ。 生地、グラフィック、色合いがマッチし、まるで着るアートピースのような存在感。|Waikiki Leaf & Fish Lot:8A...

Pick Up おすすめ記事

無骨と涼感。どちらも、ステュディオ・ダ・ルチザンで手に入る

  • 2026.05.02

異なる魅力を持つふたつのスタイル。だが、その根底にあるのは、日本のモノづくりに裏打ちされた丁寧な作りと、細部に宿る遊び心である。 制約が生んだ大戦期の美学! 物資統制下にあった大戦期、簡略化されたディテールの中から生まれた機能美。その無骨な佇まいをベースに、ステュディオ・ダ・ルチザンが現代的に再構築...

夏を装いが物足りない時のひと工夫。涼しげな素材と優しい配色で気軽に“レイヤード”を楽しむ

  • 2026.04.16

シャツとジーパン。それだけで成立することは分かっていながら、やっぱりちょっと物足りない、と感じたときに思い出してほしいキーワード。それは、レイヤードだ。ぜひ夏の装いのひと工夫に加えてもらいたい。 涼しげな素材×優しい配色のレイヤード 夏に着るトップスはシャツとインナーだけになりがち。だが、シャツの下...

夏服選びはエイトジーで完成させる! “ちょうどいい”アメカジアイテムが続々登場

  • 2026.05.01

エイトジーで完成させるお気に入りの夏支度。アロハにショーツ、Tシャツなど、エイトジーらしい“ちょうどいい”アメカジアイテムが今シーズンも徐々に揃い始めているぞ。 生地、グラフィック、色合いがマッチし、まるで着るアートピースのような存在感。|Waikiki Leaf & Fish Lot:8A...

スニーカー派こそ知っておきたい、「クラークス オリジナルズ」の名作シューズとその歴史。

  • 2026.05.12

ご存知、英国生まれのシューメーカー「クラークス オリジナルズ」。実は本誌が標榜するアメリカンスタイルとも縁深い同ブランドの魅力について創業から現代にかけての歴史や数々の名作とともに、再考してみたいと思う。 英国で生まれ、アメリカで人気に火がついた稀有な存在。 アメカジ好きの本誌読者の皆様は、クラーク...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。