1950年代~90年代のヴィンテージ時計を取り扱う「PRINCIPE PRIVE – Epoca d’Oro」始動

株式会社PRINCIPE priveは、1950年代~90年代のヴィンテージ時計を取り扱う新たなプロジェクト「PRINCIPE PRIVE – Epoca d’Oro(プリンチペ プリヴェ – エポカドーロ)」を立ち上げた。

海外ブランドの輸入総代理店を担う「PRINCIPE prive」がヴィンテージ時計の販売を開始。「PRINCIPE PRIVE – Epoca d’Oro」として展開スタート

長年にわたり海外ラグジュアリーブランドの輸入総代理店を担ってきたPRINCIPE priveは、「真のラグジュアリーとは、新しさではない。時を超えて価値を持ち続ける“本質”である。」という新たな信念を掲げ、時計史において象徴的なタイムピースが多く存在する1950年代~90年代のヴィンテージ時計を独自の審美眼でセレクト。ヴィンテージ時計の世界に初めて触れる人から、既存のコレクションに希少な一本を加えたい愛好家まで、次世代へ受け継ぐにふさわしい時計の提供を目指す。

世界的にも入手が難しいレアピースから、時代性を映し出すドレスウォッチまで幅広くラインナップ。ヴィンテージ時計において議論の分かれる磨きや再メッキについても、個体ごとの本質を見極めて適切な処理を施す。例えば、歴史的価値や経年変化を重視すべきレアピースは加工を行わず、ドレスウォッチについては艶やかな外観に価値を見出し、現代技術による仕上げを施すなど、モデルごとに最適なアプローチを採用している。

すでにアメリカ、UAE、フランスなど海外からの問い合わせも多く、グローバルでの評価も高まりつつあり、今後は日本国内でも積極的な展開を予定している。

今回は取り扱い商品の中から、「エポカドーロ」を象徴するモデルの一部を紹介する。

ROLEX 14K Oyster Perpetual 1950s

ブランド:ROLEX
Ref:Oyster Perpetual 6564
年式:1950年代
販売価格:121万円(税込)

1950年に発表されたRef.6564は、ロレックスの文字盤デザインにおける実験性を体現したモデル。クロワゾネダイアルや星型インデックスなど、独創的なアワーマーカーを備え、コレクターズアイテムとして高い人気を誇る。

本モデルは、三角形の頂点を持つウェッジシェイプのアワーマーカーを採用した非常に希少な仕様。ケースは14Kローズゴールド製で、夜光塗料を塗布した分針にはラジウム反応が見られるなど、当時のオリジナルコンディションを維持した貴重な個体である。市場においても同仕様の個体は極めて入手困難とされる。

BREITLING 18K BIDYNATOR 1950s

ブランド:BREITLING
モデル:BIDYNATOR 2509.25
年式:1950年代
販売価格:121万円(税込)

1950年代に製造され、キャリバー1560を搭載した希少モデル。両方向巻き上げを実現したバイディレクショナル自動巻き機構「Bidynator」を採用し、その革新性で知られる。

L字型に固定されたクリック機構や、ローターの取り外し位置を示す刻印など、機械的魅力にあふれた構造を備え、約44時間のパワーリザーブを誇る。35mmの18K無垢ケースは総重量48gと重厚感があり、厚みのあるベゼルに刻まれた12時間スケールが力強い存在感を放つ。ほぼノンポリッシュのコンディションを保つ個体は市場でも極めて希少だ。

Bidynator(ビィディネーター)について

1942年、フリードリヒ・マイヤーによって開発された自動巻き機構を起源とし、1947年には両方向巻き上げを実現するバイディレクショナル機構として特許を取得。ロレックスの同様の機構に先行する革新として知られている。この機構は後に「Bidynator」と名付けられ、フェルサ社を中心に時計史に大きな影響を与えた。

OMEGA Geneve GP Oval Texture 1970s

ブランド:OMEGA
モデル:Geneve
年式:1970年代
販売価格:12万1000円(税込)

1970年代に製造されたジュネーブラインは、オメガのドレスウォッチの中でも手頃な価格帯と洗練されたデザインを兼ね備えたシリーズ。本モデルはローマ数字を配したテクスチャード加工のゴールドトーン文字盤、細身の針、オーバルケースが特徴で、当時のスイス時計らしい上品で控えめな美しさを体現している。

Cartier Must Tank Vermeil SM 1980s

ブランド:Cartier
モデル:Must Tank
年式:1980年代
販売価格:36万3000円(税込)

1980年代に展開された「マスト ドゥ カルティエ」ラインの一つで、ゴールドプレート仕上げのスターリングシルバーケースを採用。ローマ数字インデックス、シュマン・ド・フェールの分目盛り、ブルーのカボションリューズなど、タンクの象徴的な意匠を備える。クラシックでありながら洗練された佇まいを持つ不朽の名作である。

【問い合わせ】
PRINCIPE PRIVE – Epoca d’Oro
https://principe-prive-epocadoro.com/ja

この記事を書いた人
CLUTCH Magazine 編集部
この記事を書いた人

CLUTCH Magazine 編集部

世界基準のカルチャーマガジン

日本と世界の架け橋として、国外での販路ももつスタイルカルチャーマガジン。本当に価値のあるモノ、海外記事を世界中から集めた、世界基準の魅力的コンテンツをお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

ロンドン生まれのアイウエアブランド「CUBITTS」が日本に本格上陸! 人気の秘密に迫る。

  • 2026.05.19

英国・ロンドン生まれのアイウエアブランド「キュービッツ」。日本へ本格上陸したばかりでまだ多くを知られていない、その全容を紐解く。 ロンドン生まれ質実剛健な実力派 2013年にロンドンで創業、2025年に日本へ本格上陸を果たした「キュービッツ」。本国では、新鋭ながら圧倒的な知名度を誇り、ビスポークも手...

アメリカンクラシックの原点「ディグナ クラシック」の[ジミー]なら、カラバリ・仕様も豊富で自分好みの1本が見つかる!

  • 2026.05.21

50sアメリカンスタイルを踏襲した「ディグナ クラシック」の[ジミー]は、シンプルなデザインやクラシックな世界観から多くの人に愛される名作。その人気ゆえ、仕様やカラーのバリエーションが非常に豊富な[ジミー]の全容をいま一度おさらいする。 955E“Jimmy”とはどんなメガネ? 1950年代にアメリ...

夏を彩るカラーゴールド。「市松」定番の18金シリーズはカラバリ豊富で夏に欠かせないアクセサリー

  • 2026.05.18

湘南に工房を構えるオーダーアクセサリーブランド「市松」。1997年に創業し、その2年後から27年も続く定番の18金シリーズは、カラバリも豊富で、いまや欠かせないブランドの顔だ。プロダクツとしての魅力だけでなく、夏の装いにも重宝する。 「市松」の定番、特別な5色の18金 「酷暑日」という言葉が新たに発...

革ジャン好きなら一度は通るべき! 「No,No,Yes!」の最上級オーダー“アルチザン”とは?

  • 2026.06.01

「世界にひとつだけの革ジャンを作る」。それは、レザーラバーの憧れだ。革好き注目のブランド「No,No,Yes!」が誇るオーダーメニューの中でも最上級に位置する「アルチザン」とはいったいなんなのか? その正体に迫る。 革ジャンの伝道師・モヒカン小川が実際に“アルチザン”を体験 これは単なる革ジャンの話...

Pick Up おすすめ記事

働くヒトとヴァーグウォッチ。【vol.01靴磨き職人/「Chett」店主・大平雄太さん】

  • 2026.05.21

「Time is Money」=「時は金なり」。自身の仕事に誇りを持ち、日々働く人々は有限な“時間”というものを重んじ、身につけるプロダクトにも徹底的にこだわる。アンティークウォッチの旧きよきディテールを備えながら、手軽かつデイリーに使うことのできるヴァーグウォッチはそんな彼らの心強い相棒となる。 ...

アメリカンクラシックの原点「ディグナ クラシック」の[ジミー]なら、カラバリ・仕様も豊富で自分好みの1本が見つかる!

  • 2026.05.21

50sアメリカンスタイルを踏襲した「ディグナ クラシック」の[ジミー]は、シンプルなデザインやクラシックな世界観から多くの人に愛される名作。その人気ゆえ、仕様やカラーのバリエーションが非常に豊富な[ジミー]の全容をいま一度おさらいする。 955E“Jimmy”とはどんなメガネ? 1950年代にアメリ...

夏を彩るカラーゴールド。「市松」定番の18金シリーズはカラバリ豊富で夏に欠かせないアクセサリー

  • 2026.05.18

湘南に工房を構えるオーダーアクセサリーブランド「市松」。1997年に創業し、その2年後から27年も続く定番の18金シリーズは、カラバリも豊富で、いまや欠かせないブランドの顔だ。プロダクツとしての魅力だけでなく、夏の装いにも重宝する。 「市松」の定番、特別な5色の18金 「酷暑日」という言葉が新たに発...

革ジャン好きなら一度は通るべき! 「No,No,Yes!」の最上級オーダー“アルチザン”とは?

  • 2026.06.01

「世界にひとつだけの革ジャンを作る」。それは、レザーラバーの憧れだ。革好き注目のブランド「No,No,Yes!」が誇るオーダーメニューの中でも最上級に位置する「アルチザン」とはいったいなんなのか? その正体に迫る。 革ジャンの伝道師・モヒカン小川が実際に“アルチザン”を体験 これは単なる革ジャンの話...

アイヴァン史上初の完全復刻。“ヒストリック コレクション”誕生の裏側に迫る!

  • 2026.05.22

「アイヴァン」2026年春夏の新コレクションとして突如発表された“ヒストリック コレクション”。これまでにもアーカイブを現代に甦らせる試みは幾度か行われてきたものの、どれも細やかなアップデートが施されていた。文字通りの“完全復刻”は今回が初となる。 アイヴァンには立ち返るべき原点がある どこぞのヴィ...