アジア初のギャラリーが表参道にオープン。
LAを拠点とし、世界中に熱狂的なフリークを持つアイウエアブランドであるJMM。アジア圏で初出店の地は表参道だ。
実は日本との結びつきは強く、アイウエアの生産の大半は日本の職人の手作業にて行われ、ネジ1本まで徹底的に作り込まれている。
デザイナーのジェローム氏はこれまでに何度も日本を訪れ、プロダクトを通して高いクラフトマンシップを体感してきた。初のギャラリーはそんな日本文化の精神性までも反映しており、あえて間を活かしたミニマルな空間。また日本を象徴する木材であるヒノキを多用しており、什器から、ドアをスライドする機構まで高い日本の職人技を駆使。
なかなかお目に掛かれないスペシャルモデルも展開し、都心の喧騒を忘れるような禅の空間で、じっくりと最上のプロダクトに向き合える贅沢な時間を得られる。

JMMのコンセプトラインLast Frontierよりリリースされているボロタイはネイティブアメリカンの職人が1点ずつ製作。¥422,400_

ブレスレットはイエローストーン国立公園との自然保護の取組から生まれた特別仕様。リングはLast Frontier。ブレスレット¥591,250_、リング左/¥312,400_、右/¥261,800_

Last Frontierシリーズのモハーヴェは造形美の結晶。¥346,500_

定番デヴォーはフレンチデザインを再構築。¥143,000_






入店するとその正面に檜や書家の新城大地郎による「母」の書が目に入る。当ギャラリーは、ブランドの哲学と創造性を発信する“母体”であり、世界観を集約し、新たな表現や体験を生み出す拠点として生まれた。まるで船が航海の基点となるように、ここからJMMの旅が広がっていくことを象徴して「母船」と名づけられたことを表現した。

【DATA】
JACQUES MARIE MAGE
5-9-7 Jingumae,Shibuya-ku,Tokyo
Tel.03-6427-9460
AM11-PM8 web予約制
https://jacquesmariemage.com
Photo by Kazuya Hayashi 林和也 Text by Shuhei Sato 佐藤周平
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