ついに完成! ポストマンの決定版「ダナー×Lightning別注ポストマンシューズ」登場

クラブライトニング史上、最高売上を記録した別注アイテムは、今のところダナーのサイドゴアブーツ。これまでに2色、2種類のハイトで作ったんだけど、これはそれらを上回る傑作かもしれない。ポストマンシューズという名で販売しているけど、ヴィンテージのそれとは大きく異なるのが、大きく2点ある。今回の開発に関わった松島が説明させていただこう。

ポストマンラバーも、馬革茶芯ラバーも満足の一足

ひとつめはラスト。いまはダナーでも使っていない幅広甲高の古いラストを使っているところ。ややぽってりとしたワークブーツ然とした顔つきで、一般的なポストマンとは異なるビブラムソールも手伝って、ワークブーツらしさがより強調されるんだよね。そして幅広の私にはジャストフィット! 細めのウィズの人なら、1センチ下げるといいみたい。

2点目は、素材。一般的なポストマンはガラスレザーと呼ばれる樹脂で加工したレザーを使用しているけど、本作はなんとホースフロント。つまり馬革だね。しかも茶芯。いま最も調達が困難なレザーと言っても過言でない「茶芯の馬革」がゆえに、否が応でもエイジングへの期待が高まる。ポストマンに馬革というのはなかなか意外な発想でしょう? 特殊な革を使用している分、お届けまでに時間がかかる点はご容赦ください。

そして、ここからが松島流ならではの別注ポイントなんだけど、実はこのポストマンには、専用クリームと2色のシューレースが付属する。つまり、エイジングを楽しむためのクリームと着こなしを楽しむためにブラックとオリーブのシューレースを付けたというわけ。

これらの別注ポイントを総合すると、もはやポストマンシューズではないかもしれないね。これはダナー社と松島が作ったまったく新しい一足。ポストマンラバーも、馬革茶芯ラバーも満足させられるライトニング流のポストマンをお楽しみください。

右からミリタリー、デニム、コーデュロイと3種類のパンツに合わせてみた。色もレングスも太さも異なる3スタイルだけど、いずれも受け入れる高い汎用性も魅力。ソールのボリューム感、ぽってりとしたラストも足元で存在感を発揮している。

写真でお分かりの通り、最初から茶芯がうっすらと確認できる。丘染めの茶芯ホースフロントという特殊な革ゆえ生産に時間を要する。ビブラムのアウトソール、ダナー純正ミッドソールは、過去の別注ブーツでも採用した信頼の組み合わせ。64,900円

Danner x Lightning ホースハイドポストマンシューズ【10月13日頃出荷】

この記事を書いた人
松島親方
この記事を書いた人

松島親方

買い物番長

『Lightning』,『2nd』,『CLUTCH Magazine』男性スタイル&カルチャー誌の統括編集長。ロンドンのセレクトショップ「CLUTCH CAFE」のプロデューサーも務める。 物欲を満たすためには海をも越え、全地球規模で買い物を楽しんでいる。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

朗報!「ウエアハウス」最高峰レーベルの最高傑作DDシリーズ「1001XX」が待望の再入荷。これは見逃すな!

  • 2026.08.02

ミクロレベルまで研究し、古着と見間違うほどのプロダクツを現代に蘇らせるウエアハウス。当時の生産技術や時代背景までも丁寧に掘り下げられて完成した服は、限りなくヴィンテージに近い存在だ。そんな彼らが生み出す服こそ、オーセンティックと呼ぶにふさわしい。 「1001XX 1947」が近日入荷。夏の装いに欠か...

記念すべき第1弾の革をモヒカン小川がプロデュース! AJLP活動報告。

  • 2026.09.01

ALL JAPAN LEATHER PRODUCT。略して「AJLP」なるビッグプロジェクトの活動報告。国産の原皮=地生(じなま)にこだわり、鞣しから縫製まですべてを日本で行う“オールジャパン”に価値を見出し、そのクオリティや魅力を伝えるべく動き出した革のプロたちのリアルドキュメンタリーである。同プ...

変わらぬ美学に宿る新たな意匠。「アリゾナフリーダム」の今季注目は『浮唐草』

  • 2026.08.03

ARIZONA FREEDOMのものづくりは、受け継がれてきた美学を守りながら、新たな表現を追求し続けている。今季は、立体感のある彫刻で唐草を表現した「浮唐草」が登場。伝統的なモチーフに新たな息吹を吹き込み、ブランドの世界観をさらに進化させている。一方で、創業以来愛され続ける定番モデルも、その普遍的...

「ATSU LEATHER WORKS」が世に放つ、唯一無二の革パンエイジングモデル。

  • 2026.07.22

ライダースジャケットの世界で独自のエイジング表現を追求してきたアツレザーワークス。その哲学を受け継ぐ初のレザーパンツ“Lily”が誕生。いちから着用者のライフスタイルを刻み込むプレーンモデルと、長年穿き込まれた表情を職人技で再現したエイジングモデルをラインナップ。革をより幅広い季節、幅広いスタイルで...

Pick Up おすすめ記事

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

上海発・気鋭のアメカジブランド「REAL SIMONS」を知っているか?

  • 2026.08.30

近年アメカジが流行し、大きな発展を遂げている中国。同国で1984年に創業したレザーウエア工場の生産背景を元に2017年に始動したのが「リアル シモンズ」だ。ヴィンテージピースを現代的に再構築した高品質なプロダクトを手がける気鋭のブランドである。 元々は皆さんと同じ『Lightning』の読者だったん...

変わらぬ美学に宿る新たな意匠。「アリゾナフリーダム」の今季注目は『浮唐草』

  • 2026.08.03

ARIZONA FREEDOMのものづくりは、受け継がれてきた美学を守りながら、新たな表現を追求し続けている。今季は、立体感のある彫刻で唐草を表現した「浮唐草」が登場。伝統的なモチーフに新たな息吹を吹き込み、ブランドの世界観をさらに進化させている。一方で、創業以来愛され続ける定番モデルも、その普遍的...

70を超えるレザーブランドが集う! 「Leathers Day TOKYO 2026」が五反田TOCビルで9月26・27日開催!

  • 2026.08.30

雑誌『Lightning』と兄弟誌『2nd』『CLUTCH Magazine』の3誌による、レザー好きのための大規模イベント。4度目を迎える今年は、初の東京会場での開催が決定! 普段なかなか手に取って実物を見ることができないブランドや、このイベントでしか手に入らないアイテムが揃う特別な2日間。さらに...

朗報!「ウエアハウス」最高峰レーベルの最高傑作DDシリーズ「1001XX」が待望の再入荷。これは見逃すな!

  • 2026.08.02

ミクロレベルまで研究し、古着と見間違うほどのプロダクツを現代に蘇らせるウエアハウス。当時の生産技術や時代背景までも丁寧に掘り下げられて完成した服は、限りなくヴィンテージに近い存在だ。そんな彼らが生み出す服こそ、オーセンティックと呼ぶにふさわしい。 「1001XX 1947」が近日入荷。夏の装いに欠か...