英国でもアロハシャツファンは増殖中です。

サッカー留学で英国に渡り、ロンドン在住時に自身のアパレルブランドを立ち上げる。そんななか、ひょんなことから日本の出版社と出会い、ブランドをやりながら、日本の雑誌やプロダクツを販売する「クラッチカフェロンドン」のディレクターに。

今や日本生まれの良いモノを英国から世界に発信することになった男が送る、英国のファッション事情や、現地の人たちが着こなすジャパンプロダクツなどなどをゆるーく紹介していくのがこの記事。

今回はクラッチカフェロンドンで開催されたサンサーフのポップアップイベントをレポート。

Sun Surfのポップアップイベントはジャパニズムな一日になりました。

少し前の話になりますが、6月の26日、メンズファイル(28号)とクラッチマガジンの合本号の発売を記念したローンチパーティが行われました。

今回は、いつもとは違って、アロハシャツブランドとして名高いサンサーフとのポップアップのイベントも兼ねていて、ローカルの皆さんもたくさんの方がサンサーフのシャツを着て来店いただきました。まるでアロハシャツがドレスコードだったかのような状況で、ロンドンでアロハシャツを着こなした人たちがたくさん集まるシーンは圧巻でした。

そして、ローンチパーティ後には、ソーホーにあるEat Tokyoという日本食レストランにて、会食、撮影、ミーティング? と何をやっているのかわからない(この辺はロンドンのノリです、笑)で締めております。

サンサーフの中野さん、メンズファイル編集長のニック、クラッチマガジンの松島親方、と豪華なラインナップはさることながら、アサヒビールに、富士山の壁絵(青のペイントです)、刺身と寿司、アロハシャツというこれ以上にない強烈なジャパニズム(アニメ以外はほぼ制覇してましたね)をやってのけました(まさにトリプルエーAAA)。レストランの撮影はここでも公開しております(https://clutch-cafe.com/blogs/news/sun-surf-pop-up)。

ロンドンでのサンサーフの人気にいつも驚かされますが、サンサーフのアロハシャツは、英国でも良いモノは良いとわかりやすく主張できる夏のアイコン的な存在になっていると思います。

私も、気温が25度以上の時には、アロハシャツを着て行こうかな? っと、いつも朝着替える際に悩まされております(泣笑)!

雨が多く、夏の短い英国ですが、アロハシャツを発信することで、英国のファッショニスタたちにも新しいスタイルを提供できると信じております。

この記事を書いた人
岡部隆志
この記事を書いた人

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

クラッチカフェロンドン、アレヴォルディレクター。20歳のときに(2000年)渡英。ロンドンで過ごす時間が人生の半分を過ぎたころから日本語力が衰え始めてきた九州男児。中学生のときに購入したアメリカ製のジーンズをきっかけにアメカジにハマるも一番の好物はサッカー。将来の夢はサッカーチームのオーナー。
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