恵比寿、代官山で四半世紀強。熟練した技術は趣味も一流「シャーマン」|東京・代官山

恵比寿、代官山と大人の街で30年以上ヘアサロンを営む「+CHARMAN+」。地下にある店とは思えない開放的なウッドテラス、乳白色の柔らかな光が西洋アンティークのと好相性で、落ち着きのある上質で特別な空間となっている。

白を基調とした清潔感のある空間に西洋アンティークを組み合わせたクラシカルなヘアサロン。

開放的なウッドテラスは店内同様、ホワイトで統一され、グリーンが映える。店内からは乳白色の柔らかな光が落ち着きのある上質で特別な空間を演出してくれる

渋谷から東急東横線でひと駅。高級レストランやブティックが並び、大人の街として知られる代官山に円崎ユウ氏が営むサロン「+CHARMAN+」がある。恵比寿で19年、代官山に移転し13年、四半世紀以上にも渡り愛されてきたヘアサロンだ。

店名であるCHARMANとは、それぞれの魅力であるCHARMと人を意味するMAN、そして導く者の意味であるSHAMANを重ね、サロンを通じて人の魅力を少しでも多く引き出し輝かせる、そんなスピリッツが込められている。

店内は白を基調とした清潔感のある明るい空間に什器や照明などに西洋アンティークを組み合わせたクラシカルな印象。すべて円崎氏が描いた構想通りの仕上がりなのだという。

一方、プライベートはヴィンテージバイクに釣り、音楽など、CLUTCHMANらしい硬派な趣味が名を連ねる。しかも、ここ数年で始めたものではなく年季も充分だ。そんな彼のライフスタイルを少し覗いてみたくなった。

「+C HARMAN+」代表・円﨑ユウさん|「高校2、3年と原宿でロックンローラーとして毎週踊ってて、リーゼントにこだわり過ぎてヘアスタイリストになろうと思ったんです(笑)」A10の大久保氏と出会い美容師の道へ
代官山駅からほど近く、地下でありながらも吹き抜けで自然光が差し込み店内を明るく照らしてくれる。エントランスはアイアンとウッドが使われたアンティークの扉が目印
原宿のヘアサロンA10で働きながら渋谷の国際流用美容専門学校の通信科を卒業。そんな提案をしてくれた師匠である大久保氏をいまでも感謝しているという

+CHARMAN+」の内部を紹介!

アンティーク什器や照明などを清潔感のあるホワイトの空間にミックスさせたインテリアはセンスの良さが光る。また、客席同士が近すぎず広々とした空間も落ち着ける。

総革張りの回転式のチェアに+CHARMAN+のオリジナルロゴが入れられたカバーを装備。空間を邪魔することのないシンプルでコンパクトなデザインがマッチしている。

+CHARMAN+では、頭を洗い流す際の水にマイクロバブルと呼ばれる超微粒子の炭酸水を使用する。そのほか、男性女性問わずリラクゼーション効果のあるヘッドスパも人気。

本来、理容器具として使われるヘアクリッパー。理容師以上の高い技術を持つと定評のある円崎氏の愛機は、電動式はTHRIVE社製。その他、手動式も愛用している。

用途に応じて使い分けるブラシ類。ジャパンメイドの江戸屋のブラシを筆頭に、これまで世界各国のメーカーのブラシを使用してきた。

路地から階段を下ると壁面に+CHARMAN+の文字がライトアップされる。床面は木材を使用し、ウッドデッキが広がり、テーブルとチェアセット、グリーンが置かれている。

エントランスから正面に置かれる大きなソファは英国伝統のチェスターフィールドソファ。ヴィンテージの雰囲気抜群でインパクト大。

円﨑ユウさんのイチ押しスタイル。

モデルの骨格とクセ毛を活かし、バリカンを使わずにクラシックな雰囲気が出るようにウエイトを意識して刈り上げ。仕上げは、カールを活かし奥行きを出すフォルムに。

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CLUTCH Magazine 編集部
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