ベテラン理容師が自身の集大成として作ったバーバー「バーバリアン」|千葉・浦安

クルマや音楽などクラシカルなアメリカンカルチャーをこよなく愛する斉藤佳孝氏が、30年にわたる自身の理容師キャリアの集大成として作ったショップが「BARBERIAN」だ。高い技術を要する伝統的なバーバースタイルを重んじる店は、インテリアもまた重厚感のあるクラシカルなプロダクトで占められている。

千葉県の人気バーバー「KirukaSoruyo」の新店舗として2018年に浦安市にオープンした「BARBERIAN」。

Cap:入り口のドアに描かれたサインペイントからも、クラシカルを愛するショップのスタイルがひしひしと伝わってくる。味のある無垢の木材で統一された外観が目印となっている

千葉県の人気バーバー、KirukaSoruyoの新店舗として2018年に浦安市にオープンしたBARBERIAN。クルマや音楽などクラシカルなアメリカンカルチャーをこよなく愛する斉藤佳孝氏が、30年にわたる自身の理容師キャリアの集大成として作ったショップだ。バリカンのみを用いた施術や一枚刃での顔剃りなど、高い技術を要する伝統的なバーバースタイルを重んじる店である。インテリアも文句なしにクールなのだ。

「結局、モノは粒子の集まりにすぎません。それをカッコよくするのは、人間の信念や行動だと思うんですよね」と話すオーナーの斉藤氏。その言葉を裏付けるかのように“理容師としてだらしないところは見せたくない”という信条のもと、店頭に立つときは常にタイドアップしたクラシックなスタイルを心がけているという。

いくら“それっぽく”見えるように作っても、実力や熱いポリシーが伴わなければ意味がない。BARBERIANに漂う重厚感は、本物の理容師がいる証拠なのである。

ヴィンテージのガラスケースにはイタリアのグルーミングブランドProrasoのシェービングクリームなどがディスプレイされている

まるで海外のようなクールな店内は、施工のほとんどを自分たちで手掛けたというこだわり抜かれた世界観が詰まった空間。

店内はまるで海外のようなクールな空間。要素を詰め込み過ぎていない点にセンスの良さを感じる。施工のほとんどを自分たちで手掛けたというから驚き。

ヴィンテージのバーバーチェアを中心に優雅にコーディネイトされた窓際。傍らに置かれたトランクも雰囲気抜群。珍しいステンレスの染髪台はアメリカから仕入れたものだ。

フロアは清潔感のあるサブウェイタイルとアラベスク柄のタイルを組み合わせた技アリのレイアウト。細部にまで手を抜かない姿勢はさすがの一言。

プールバーのライトが店内に華やかさを演出。レジの上にはボブ・マーリーの名言「Love the life you live, Live the life you love」がハンドペイントで描かれている。

ハイバックのチェスターフィールドソファが置かれた重厚なウェイティング・スペース。ライトや額装など細部に使われるインテリアも世界観を盛り上げている。

【DATA】
千葉県浦安市当代島3-3-28
TEL047-314-1135
営業/10:00~20:00(月曜~木曜)、10:00~22:00(金曜)、9:00~19:00(土日祝日)
休み/火曜、第2・3月曜 ※5週ある月は第2・3・4月曜
https://barberian3110.com/

※写真は取材当時のものです。現在とは異なる場合があります。

(出典/「バーバーインテリア」)

この記事を書いた人
CLUTCH Magazine 編集部
この記事を書いた人

CLUTCH Magazine 編集部

世界基準のカルチャーマガジン

日本と世界の架け橋として、国外での販路ももつスタイルカルチャーマガジン。本当に価値のあるモノ、海外記事を世界中から集めた、世界基準の魅力的コンテンツをお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4人が集結! EDWINと考えるトラッド学

  • 2026.09.15

本誌でも何度も紹介してきたEDWINのコンセプトショップ限定アイテムは、普遍的なデザインとそのクオリティの高さから2ndが理想とするトラッドスタイルともばっちりハマる。今回は初の試みとして、2ndとEDWIN両チームの世代の異なる4名で“EDWINで作るトラッド”を考えてみた。 20代らしくアクティ...

トラッドの相棒にドゥニームのジーンズを! ウエアハウスが1988年のクラボウデニムを再現

  • 2026.09.17

1980〜90年代に日本のセルビッジジーンズの先駆けとして一世を風靡したデニムブランド「ドゥニーム」。同ブランドの創業当時のレシピをもとに、再始動を手掛けたのが「ウエアハウス」だ。彼らの徹底的な研究・解析によって生み出された至極の1本は、まさにオーセンティックそのもの。そして、本当の意味での“良い色...

日本の技で蘇る、旧きよきアメリカンベーシック。100年前の起毛機を使った「DISCUS」のスウェット

  • 2026.09.18

「ディスカス アスレチック」の「MADE IN JAPAN」プロジェクト。和歌山で受け継がれる約100年前の起毛機とそれを支える職人の技。そのこだわりから生み出されるスウェットの魅力を追った。 スウェットの裏側に宿る百年起毛 1973年、アメリカで誕生した「ディスカスアスレチック」。その歴史を日本の...

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...

毎日に、最良の定番。B.V.D.の「GOLD」は昔ながらの良さと、いま欲しいバランスを兼ね備えたTシャツ

  • 2026.09.16

長く愛されてきた定番には、変わらない理由がある。B.V.D.の「GOLD」もそのひとつ。肌着として培ってきた心地よさをそのままに、今の気分で一枚でも着られるリラックスフィットが加わった。昔ながらの良さと、いま欲しいバランス。その両方を備えた、新しい定番のかたちを見ていこう。 変わらない着心地にゆとり...

Pick Up おすすめ記事

Why Banana Republic? 2nd編集部イチ押し「バナナ・リパブリック」アイテムと、ブランドの魅力を徹底解説

  • 2026.09.16

1978年にアメリカ・カリフォルニア州で創業したバナナ・リパブリック。クラシックとモダンが共存する唯一無二のスタイルや歴史を紐解くことで、我々が彼らのプロダクトを手に取るべき“理由”が見えてくる。(記事をご覧いただいた方への特典を最後に紹介しています) [caption id="attachment...

イタリア・パルマで誕生。世界屈指のベルト「Anderson’s」、その生まれる場所へ

  • 2026.09.17

1966年、イタリア北部に位置する美食の街・パルマで創業したベルトメーカー「アンダーソンズ」。装いを完成させる“名脇役的存在”のベルトをメインとする稀有な存在にして、世界的な評価を獲得する某ブランドのプロダクトはどのように生まれるのか。その魂が宿る自社工場に足を運んだ。 イタリア・パルマの地に宿る6...

日本の技で蘇る、旧きよきアメリカンベーシック。100年前の起毛機を使った「DISCUS」のスウェット

  • 2026.09.18

「ディスカス アスレチック」の「MADE IN JAPAN」プロジェクト。和歌山で受け継がれる約100年前の起毛機とそれを支える職人の技。そのこだわりから生み出されるスウェットの魅力を追った。 スウェットの裏側に宿る百年起毛 1973年、アメリカで誕生した「ディスカスアスレチック」。その歴史を日本の...

究極のクラシックを背負う。英国発バッグブランド「Billingham」のカメラバッグ『System-1』

  • 2026.09.24

英国生まれのバッグブランド「ビリンガム」。そして同ブランドを代表するモデル[システム-1]。"用の美"を極めたその実用性とルックスは昔も今も、服好きの心を捉えて離さない。 “機能美”を極めたクラシックバッグの筆頭 創業は1973年。写真を撮るのが大好きだったという創業者のために妻がカメラバッグを手作...

上野の2つの「SUN HOUSE」で、秋支度。おすすめのアイテムを聞いてきました

  • 2026.09.18

歩いてわずか30秒ほどの距離にある、上野ふたつのサンハウス。今回はそれぞれの店舗で、この秋おすすめのアイテムを聞いてみた。2軒を行ったり来たりしながら、そろそろ秋支度を始めよう。 上野のサンハウスは行ったり来たりが正解です 昨年のリニューアルを経て、アメ横に2店舗を構えるようになった「サンハウス」。...