ロスのダウンタウンにある高層コンドミニアムに潜入。
多くのアーティストやデザイナーなどがスタジオ、ウェアハウス用に部屋を借りている高層コンドミニアムに、今年の夏、アポイントメントオンリーでオープン。ダウンタウンらしいクールな内装に、ドリーミーなヴィンテージ服たちが並び、女子なら誰でもワクワクするような空間が広がります。
家具とグリーンの配置もステキですよね。真似してみたい、どこもかしこもお洒落な空間です。
ローズボールフリーマーケットで出会った「Blossom Vintage」
2013年に、小さなプロジェクトとして始めたというこの「Blossom Vintage」。当初はフリーマーケットなどにポップアップで出店するのみのお店でした。
私が初めてJamieと出会ったのは、2016年夏。ローズボールフリーマーケットで、この1970年代のAirstreamが一際目立っていて、その可愛さに、自然と足がそちらへ向かっていた。中に入ると女性が1人。とても気さくで茶目っ気のあるJamieは、少し恥ずかしそうにしながら写真を撮らせてくれた。
▼以前ローズボウルで伺ったときの様子はこちら
「このAirstream、自分で運転(正しくはけん引?)するの?」と聞くと、「もちろん! どこでも1人で運転して行くのよ!」とのこと。なんて頼もしい女性なんだ!と驚いた。実際、アメリカ国内15州を2ヶ月間で回ったと言うからスゴイ。
ヴィンテージの仕事を始める前は学校の教師をしていたというJamie。その傍らで、好きだったヴィンテージ服の仕事を少しずつスタートさせ、同時に教師の仕事があまりにも大変だったこともあり、教師を辞め、ヴィンテージビジネス一本に絞ったんだそうだ。
ショールームで見つけた、心惹かれるヴィンテージ服。
Jamieがコレクトするヴィンテージ服たちは、とてもドリーミーで品があり、女心をくすぐるものばかり。ヴィクトリア時代から90年代までのものが揃うが、メインは40年代以降のもの。まだちゃんと着用可能なもので、さりげなくフェミニンなアイテムをコレクトしているそうだ。
1930’s Net White Dress Set with Bolero
1929 tulip embroidered & painted mesh dress
こちらのドレスはなんと当時の所有者が実際に着ている写真と共に見つけたもの。
20年代に撮られた白黒写真に映るドレスがこうして目の前にあるなんて、とても感動!
Edwardian printed cotton two-piece set
1920s foxglove pink lame’ embroidered draped dress
Ghostly Edwardian dress
ところで、こういったメッシュのドレスは現在ではあまり見かけないが、「一体どんな時に着ていたの?」と聞くと、ティーパーティなどの時に着ていたんだそう。今では、レースやメッシュのドレスはデニムに合わせてもレイヤードして楽しめ、幅広いシチュエーションで活用できるアイテムになっている。
インスタグラムでも常に新しいアイテムをアップし、徐々にファンを増やしている「Blossom Vintage」。そこらじゅうを旅してヴィンテージ服を探しに行くのはとても体力がいるし大変だけど、「そこが一番の楽しみだからやめられないの!」とJamieはキラキラした目で語っていた。
毎週新しいアイテムが追加されるBlossom Vintageインスタグラムやウェブサイトでぜひチェックしてみて。気軽に訪れたい方は、Pickwick VintageやポップアップなどSNSで出店情報を確認して出掛けてみてください。コーデの参考や、次に取り入れたいヴィンテージアイテムの参考になるはずです。
Blossomvintageshop.com
IG: blossomvintage