まだまだあります、ベルリンで出会った最新注目プロダクツ#2

去る6月28・29・30日にドイツ・ベルリンで開催されたファッショントレードショー「SELVEDGE RUN」。このショーには、ヨーロッパ、アジア、アメリカなど世界各地からクラフトマンシップあふれる良質なヘリテージブランドが集まる。前回に続き、ここで見つけた注目プロダクツとブランドを紹介する。

【1】A PIECE OF CHIC

1-1200
フランス・リヨンを拠点とするスカーフブランド。1930〜’60年代のスカーフを参考に、上品な光沢と強度をもつシルクを用いて様々なパターンのスカーフを作っている。それらを通じ、当時の人々のエレガントなスカーフ使いを現代に継承。ヨーロッパを中心に、モーターサイクリストやヴィンテージファッションラバーから支持を集めている。
2-1200
http://www.a-piece-of-chic.com

【2】Simmons Bilt

スコットランドのレザージャケットブランド。フライトジャケットやライダースジャケットのリプロダクションにおいてはヨーロッパトップクラスの実力を誇るが、それだけではなくこのようなワーク系ジャケットも手がける。
3-1200
老舗生地メーカーHalley Stevenson社の24oz.キャンバス地を用いたカバーオール。こちらの記事で紹介したDUNDAS FOOTWEARとのコラボレーションモデルだ。襟の裏にはスコットランドならではのタータンチェックのウール生地をあしらっている。
4-1200
http://www.simmonsbilt.com

【3】CARL MERTENS

古くから刃物の街として栄えるドイツ・ゾーリンゲンで1919年に創業。カトラリーやキッチンツールを幅広く手がけているが、特にこの包丁がスタイリッシュ。東洋の包丁からインスピレーションを受けデザインされたという。刃は幅を広くとり、サビにくい素材を用いているため実用性も抜群。
5-1200
(右の2本は、同じくゾーリンゲンで100年以上続く老舗ナイフブランドOTTERのもの。)
http://www.carl-mertens.com

【4】Red Cloud

デニムが有名な中国のブランド。最近はこのキャンバススニーカーに世界中から注目が集まっている。
6-1200
7-1200
’60年代のフライフィッシング用シューズをモチーフにしており、ラバーソールの装着はヴァルカナイズド製法を採用。日本でも希少なヴァルカナイズド製法だが、こちらは中国で作られている。優れたファクトリーがあるそうだ。中国製という言葉に先入観を抱いてはいけない。クラシックな面持ちと頑丈さを併せ持つ優秀な1足である。
https://www.facebook.com/officialredcloud/
2回にわたって紹介した最新注目プロダクツ、いかがだっただろうか。SELVEDGE RUNでは他にも多くの良質なブランドやプロダクツに出会うことができた。バイヤーなどファッション業界の方はもちろん、通販可能なブランドの場合は、ぜひ読者の方もチェックしてみてほしい。
〇SELVEDGE RUN
http://​www.selvedgerun.com
(Photo & Text by CLUTCH Magazine 編集部)

この記事を書いた人
CLUTCH Magazine 編集部
この記事を書いた人

CLUTCH Magazine 編集部

世界基準のカルチャーマガジン

日本と世界の架け橋として、国外での販路ももつスタイルカルチャーマガジン。本当に価値のあるモノ、海外記事を世界中から集めた、世界基準の魅力的コンテンツをお届けする。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

大人メンズの手首に最適解なバングルを……「アリゾナフリーダム」を象徴するモチーフ“唐草”。

  • 2026.05.08

アリゾナフリーダムを象徴するモチーフのひとつ、唐草。創業当初から脈々と受け継がれ、ブランドの核として多くのファンに愛され続けてきた、いわば普遍的なデザインだ。一見すると同じ唐草でも、彫りの深さやラインの強弱、バングルの幅やサイズによって印象は大きく変化する。その多彩な表情こそが、このモチーフの大きな...

これが“未来のヴィンテージ”。綿、糸、編み機……すべてに徹底的にこだわる唯一無二のカットソー

  • 2026.04.27

綿、糸、編み機……。素材から製法まで徹底的にこだわり、唯一無二のカットソーを創り続けるライディングハイ。「FUTURE VINTAGE(未来のヴィンテージ)」を目指す彼らのフィロソフィは如何にして形成されているのか。プロダクトの根幹をなす代表・薄 新大さんの“アイデアの源”に迫る。 More tha...

夏服選びはエイトジーで完成させる! “ちょうどいい”アメカジアイテムが続々登場

  • 2026.05.01

エイトジーで完成させるお気に入りの夏支度。アロハにショーツ、Tシャツなど、エイトジーらしい“ちょうどいい”アメカジアイテムが今シーズンも徐々に揃い始めているぞ。 生地、グラフィック、色合いがマッチし、まるで着るアートピースのような存在感。|Waikiki Leaf & Fish Lot:8A...

夏を装いが物足りない時のひと工夫。涼しげな素材と優しい配色で気軽に“レイヤード”を楽しむ

  • 2026.04.16

シャツとジーパン。それだけで成立することは分かっていながら、やっぱりちょっと物足りない、と感じたときに思い出してほしいキーワード。それは、レイヤードだ。ぜひ夏の装いのひと工夫に加えてもらいたい。 涼しげな素材×優しい配色のレイヤード 夏に着るトップスはシャツとインナーだけになりがち。だが、シャツの下...

Pick Up おすすめ記事

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。

大人の夏はゆるくてこなれ感があるコーデが気分。“アジ”のあるピグメントTとデニムさえあればいい

  • 2026.04.17

ハナから古着みたいに着られる、アジのある服が大好きだ。「ジムマスター」が今季推すピグメントTとデニムも、加工感が素敵。いい“アジ”を知り尽くすふたりも、どうやら気に入ったご様子です。 「MIA MIA Kuramae」ヴォーンさんは、ピグメントTにオールインワンを着崩して合わす! 色ムラによる古着ラ...

30周年を迎えた「FIRST ARROW’s」がシルバー300個、金30個の限定アイテムを発売。トリプルコラボのデニムにも注目!

  • 2026.05.11

30周年を迎えた「FIRST ARROW’s」からメモリアルな逸品が登場。限定なのでこの機会を見逃すな! また、定番のアイテムも一挙紹介。ハンドメイドならではの美しい細部に注目だ。※価格は全て税抜きです 【NEW ARRIVALS】30th Anniversary Arrow Feather Ser...

スニーカー派こそ知っておきたい、「クラークス オリジナルズ」の名作シューズとその歴史。

  • 2026.05.12

ご存知、英国生まれのシューメーカー「クラークス オリジナルズ」。実は本誌が標榜するアメリカンスタイルとも縁深い同ブランドの魅力について創業から現代にかけての歴史や数々の名作とともに、再考してみたいと思う。 英国で生まれ、アメリカで人気に火がついた稀有な存在。 アメカジ好きの本誌読者の皆様は、クラーク...

無骨と涼感。どちらも、ステュディオ・ダ・ルチザンで手に入る

  • 2026.05.02

異なる魅力を持つふたつのスタイル。だが、その根底にあるのは、日本のモノづくりに裏打ちされた丁寧な作りと、細部に宿る遊び心である。 制約が生んだ大戦期の美学! 物資統制下にあった大戦期、簡略化されたディテールの中から生まれた機能美。その無骨な佇まいをベースに、ステュディオ・ダ・ルチザンが現代的に再構築...