「ラングリッツ・ジャパン」が主催するツーリングに、ラングリッツの革ジャンを纏ったハーレー乗りが大集結!

「ラングリッツ・ジャパン」が主催する「ラングリッツ・クロス・ラン」は今回で7回目。旗艦店を構える東京、名古屋の両地域から中間地点の静岡を目指す。ハーレーで参加したタフなバイク乗りの姿を切り取った。

H-Dを中心に新旧入り混じる車両が自走参戦。ナックルヘッドやフラットヘッドなどのヴィンテージから、スピードクルーザー、フルスクラッチまで、ラングリッツのレザーを纏い百花繚乱のバイク乗りが集った。目的地は清水の魚市場「河岸の市」。清水漁港で獲れた新鮮な刺身や海鮮丼が食べられる。自慢のバイクで集って、美味しい地物を目指す。革ジャンを着て、ハーレーで走る理由はそれだけで十分だ。

アメリカの旧さと新しさが共存

有森毅さん/2021 RA1250S

ホワイトレザーのデスズヘッドとブリーチーズ、ロングハイトのレースアップブーツを合わせたクラシカルなコーディネートで、パンアメリカに乗る有森さん。まさにアメリカンカルチャーの旧さと新しさが共存するスタイル。

無骨さを極めるワークMIX

松田和大さん/1950 FL

ウィッシュボーンフレームのハイドラグライドチョッパーで参戦した松田さんは、履き込んだブラウンダックのパンツにコロンビアを合わせた無骨なコーディネート。アメリカンワークと重厚なコロンビアが相性抜群。

クラシカルなアビエイタースタイル

鳴瀧幸男さん/1948 FL

ストックスタイルの貴重な「ヨンパチ」乗りの鳴瀧さんは、アビエイタースタイルのカムストックを愛用。レザーもバイクも、ヘルメットなどのギアも含めて、ヴィンテージ愛が香り立つ玄人好みなセンスが光る。

ドレスカラーとステッチをカスタム

浅井栄朗さん/1997 FLSTF

ドレスカラーにカスタムした気品にあるキャスケードのスタイルが、重厚なファットボーイにマッチ。ディッシュホイールのオリジナルの足まわりに加え、サイドバッグやシートのスタッズなど、愛車の装備も無骨な雰囲気が漂う。

ウエスタンスタイルのダブルブレスト

中村貞夫さん/1976 FX

ナローなFXチョッパーを操る中村さんのレザーは、ティンバーラインの派生系「TURN3」。ウエスタン調のバックデザインや、シェイプされたスタイリッシュなフォルムなど、ほかにはない唯一無二のディテールワークが特徴。

創業者の意匠が宿るカスタムモデル

尾曽成臣さん/2003 XL883

軽快なスポーツスターのカスタムに乗る、尾曽さんのジャケットは、創業者ロス・ラングリッツの意匠が宿る「Ross’s 60’s Style Cascade」。レーシーなヴィンテージスタイルが、スポーティなカスタムスタイルと好相性だ。

フライトジャケットをパッチカスタム

石井孝一さん/1936 EL

超希少なファーストイヤー ナックルヘッド乗りの石井さんは、革のチョイスにもセンスが光る。ラングリッツのフライトジャケットにレザーパッチやAMAパッチを貼り付けたカスタムに愛着がにじみ出る。

ジャストサイズと出会った極上の60年代コロンビア

高橋歩さん/1950 FL

60sコロンビアのジャストサイズを発見し、愛用する高橋さん。茶芯が表れたミントコンディションのレザーの風合いが抜群で、ややロングポイントのエリの形状など、現行とは異なるディテールが見所。ラビットフットのアクセサリー使いも◎。

チョッパーも革ジャンもこだわりが詰まった 一 生モノ

山口信人さん/1978 FLH

「HIDE MOTORCYCLE」のストレッチフレームのチョッパーを愛機とする山口さんは、完成したばかりのデスズヘッドとブラックデニムを合わせたラングリッツ的正装。フルカスタムのチョッパーとオールブラックのタフなコーデがよく似合う。

(出典/「CLUB HARLEY 2025年8月号」)

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ハーレー好きのためのマガジン

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