古着をリペア! スラックスの裾上げ方法を伝授!【ふるぎ道】

新品とは違いサイズが選べない古着。パンツは股下が合わないことも多く、自分のサイズに合わせるには裾上げが必要になる。もちろんお直し店に持って行くのが確実だが、簡単なものなら自分でやってみるのも手だ。

岩城リョージ|三軒茶屋の古着専門お直し屋ヴィジティングオールドのオーナー。「今回はデニムのタタキ縫い。1番一般的な補修方法で、ミシンで直線に敵に縫い重ねる手法です!」

スラックスの裾上げにトライ!

スラックスの股下の長さは、その人のスタイルによってまちまちだが、長すぎるのは御法度。チノパンやデニムのように表にステッチが出る裾もあるが、スラックスなら品よく見えるまつり縫いで仕上げたい。難しそうに思えるが、家庭用ミシンにもまつり縫いモードがあるほど一般的な裾上げだ。3月に入り、新生活ももうそろそろ。春という季節はいろいろなものを新調したくなってしまう。ここで裾上げを学んでおけば、この春新調したスラックスも家庭ですぐに穿ける状態にできるのだ。

Before

After

表面にステッチが目立たないまつり縫いはスラックスなどの上品なアイテムに用いられることの多い縫製方法。難しそうに見えて意外と自分でできるので、ご家庭のミシンでお試しあれ。

裾上げの手順

まずは、どの裾上げでも同じくどれくらい裾上げするのか長さを決める。この時、折り返して縫うため縫い代を5cmほどとっておくと良い。

裾上げをする高さを決めたら、糸を解いていく。他のパンツとは違い繊細な素材が使われているものも多いため、破けたりしないように注意。

長い間、同じ場所でつけられた折り目は縫っていく際に邪魔になる。霧吹きで湿らせながら、アイロンを使ってしっかりとシワをとっていく。

仕上げ線と縫い代をチャコペンで引いていく。地の目に合わせ、まっすぐに。ここを間違えると裾上げが斜めになってしまうため注意したい。

仕上げ線のほうを間違えて切らないよう、線をもう一度よく確認する。裾上げで1番気を使う作業。慎重に生地を整えながら切っていく。

パンツの生地や使われている糸に合わせて、縫い糸を決めていく。太さ、色、素材決める要因は様々。まつり縫いは細めの番手を選ぶと良い。

先ほど切った裾が解けないようにロックミシンをかけていく。もし、ロックミシンがない場合は家庭用ミシンのジグザグ縫いでも代用可能。

パンツを裏返し、いよいよまつり縫い。ゆっくりでも良いので針を落とす位置が裾端から外れないように注意して縫い進めることが大切。

(出典/「2nd 2026年5月号 Vol.217」)

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なまため
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なまため

I LOVE クラシックアウトドア

1996年生まれ、編集部に入る前は植木屋という異色の経歴を持ち、小さめの重機なら運転可。植物を学ぶために上京したはずが、田舎には無かった古着にハマる。アメカジ、トラッド様々なスタイルを経てアウトドア古着に落ち着いた。腰痛持ちということもあり革靴は苦手、持っている靴の9割がスニーカーという断然スニーカー派。
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