ニューメキシコ|ナバホ族のインディアンジュエリー
1880年代にナバホ族が銀細工を学んだことが始まりとされる、インディアンジュエリー。現在も技術を継承する民族は複数存在するが、なかでもナバホ族は重厚感のあるシルバーに様々な形状の刻印器具を打ち込む、スタンプワークの技法が特徴。

銀細工職人の家系に生まれたデザイナーが伝統のジュエリーをモダナイズ。7万9200円/ディネー(メイデンズショップ ウーマンTEL03-5772-5088)

力強いスタンプが両面に施される。これひとつで十分な存在感。9万4600円/ネイティブアメリカンジュエリー(ネペンテスTEL03-3400-7227)

ターコイズなどの石や貝殻を削って埋めこむインレイの技法を採用。9万200円/ネイティブアメリカンジュエリー(ネペンテスTEL03-3400-7227)
ニューメキシコ|チマヨベスト
16世紀にスペイン人移民がチュロ羊をニューメキシコ・チマヨ村に持ち込んだことをきっかけに、同地で織物が発展。その後19世紀に観光地として人気が高まり衣類が作られるようになるが、織り手の減少などを理由に年々生産数は減少している。

チマヨベストを語るうえで欠かせない名門。伝統的な矢羽根柄が配される。7万7000円/オルテガ(ハミングバーズヒルショップ TEL03-6721-0189)
ラップランド|サーミ人のアクセサリー
ラップランドとはノルウェー、スウェーデン、フィンランド、ロシアの4カ国にまたがる、サーミ人が暮らす北欧北部の地域。トナカイの革に金属の糸を使ったピューター刺繍を施す伝統工芸は、現地では「Duodji(ドゥオジ)」の名で知られる。

民族の富の象徴、シルバー製。外側の輪は可動式。4万1800円/マリアルドマン(アーチ南青山TEL03-6434-1203)

素朴さと洗練のバランスが絶妙。留め具のボタンには、トナカイの角を使用。16万5000円/マリアルドマン(アーチ南青山TEL03-6434-1203)

革の鮮やかなブルーと刺繍のきらめきが控えめな存在感を放つ。4万8400円/マリアルドマン(アーチ南青山TEL03-6434-1203)
インドネシア|バティックシャツ
染色の際に蝋を載せた部分が染まらず白く抜けることを利用した技法、バティックプリント。本来、その生地で仕立てたものをバティックシャツと呼ぶが、近年は植物などのモチーフを使ったエキゾチックな幾何学柄のシャツをそう呼ぶことも多い。

60sのアイビースタイルに用いられた意匠を再現。1万3200円/メーカーズシャツ鎌倉(メーカーズシャツ鎌倉本店TEL0467-23-9522)

インド綿のリラクシンなシャツにバティック柄をプリント。1万7600円/サウス2 ウエスト8(サウス2 ウエスト8 TEL011-280-7577)
バスク地方|エスパドリーユ
14世紀に生まれた、エスパルトという草を編んだサンダルが起源。軽くて通気性がよく、修理も簡単だったため漁師や農民の作業靴として親しまれた。1970年代にはイヴ・サンローランがコレクションでエスパドリーユを発表し、一躍トレンドに。

希少なフランスの工房にて1足ずつ手作業で作られる、正統派のデザイン。7700円/ドンキショース(GMT TEL03-5453-0033)

リゾートスタイルに品を添えるドレッシーなカーフ製。2万3100円/トゥモローランド(トゥモローランドTEL03-5456-1063)

ローファー見えするUチップタイプ。スウェードを使い現代的な印象に昇華。1万7050円/ガイモ(菅原靴店TEL019-651-4946)
サハラ砂漠西部|トゥアレグ族のジュエリー
砂漠を拠点とする半遊牧民のトゥアレグ族。シルバーは古来から幸福をもたらすと考えられており、細かな幾何学模様は刀状の工具を使って手作業で彫られる。これは一族を示すアイデンティティであり、魔除けやお守りの意味もこめられている。

月をモチーフにした華奢な三角柱がシャープな表情。2万4200円/アダワットゥン トゥアレグ(アークネッツTEL028-634-1212)

フォルムと繊細な文様が気品ある佇まい。4万2900円/アダワットゥン トゥアレグ(エディット&コーTEL050-7110-1773)

幅が広く、手元を彩るアクセントに。1万5950円/アダワットゥン トゥアレグ(エディット&コーTEL050-7110-1773)
(出典/「
Photo/Yuco Nakamura, Yoshika Amino Text/Komichi Nakamura
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