ベーシックから始めよう

チープシックの根幹を担う「ベーシックなものを大事にする」という考え方があります。これは、『セカンド』でも創刊当初から大事にしてきた哲学です。この企画では、我々が思う5つのベーシックなアイテムカテゴリから、定番と新作を厳選しています。オックスフォードシャツ、チノパンツ、ジーンズ、セーター、ローファー。最低限これらを揃えるだけで、トラッドなスタイリングが完成するという、とてもベーシックなアイテムのカタログです。
The Essence of Cheap Chic

「お金をかけずにファッションを楽しむ」という意味で捉えられがちな“チープシック”という言葉には、「ベーシックなものを大切にする」という考え方があり、その先には「いくつかのとっておきを持ち、それらを長く愛用する」という意味が内包されています。チープシックの真髄ともいうべきこの哲学のもと、決して安価ではないけれど、持っておけば一生モノとして活躍するプロダクト(シャツ、パンツ、革靴から時計まで)を2nd的視点で厳選しました。
目利きに学ぶ“間違いない買い物”

チープシックとは、単に安くて良いものを選ぶことだけではなく、かけるべきところにはきちんとお金をかけながら、価格以上の価値を見極めてモノを選ぶ姿勢のことでもあります。数多くのアイテムを見てきた業界人たちは、それぞれの経験や知識をもとに、自分なりの基準で“間違いない一品”を見つけ出してきました。本企画では、そんな30名の愛用品を紹介します。いまも手に入るものから、すでに販売が終了しているものまで、その選び方にはチープシックの精神が色濃く表れていました。
細部こそシンプルで上質にこだわる

「毎日使うものこそシンプルで上質なものを使うべし」というチープシックの根底に流れるこの考えのもと、カバン、メガネ、ベルト、時計の4カテゴリにフォーカスして2nd編集部がおすすめするアイテムを紹介します。読者のみなさまのベスト・チョイスを導く、買い物の手引きとなるカタログページです。
basic moments 普通の服が輝く瞬間

価格や流行など、すぐに移り変わるものに流されることなく、自分に合ったいいものを選びとる。そうすることで、服はおのずとその魅力を輝かせるはずです。ここでコーディネイトしているアイテムは〈ブルックス ブラザーズ〉のオックスフォードBDのような往年の名作もあれば、〈サイ ベーシックス〉、〈ディスイズアセーター〉のような現代的ベーシックブランドの服も取り入れています。それらが、輝いて見える瞬間を表現したグラビアページです。
1枚の布だけでこんなにも装いは楽しくなる。

特集のきっかけにもなった名著『チープシック』には、主に女性に対する教えとして、「自分の体を1枚の布でつつんでしまうのは、もっとも単純でしかもいちばん洗練された服装なのです」という記述があります。この“1枚の布が放つエレガンス”を起点とし、メンズファッションに置き換え、バンダナやスカーフなどの“巻き物”に着目。これらをうまくスタイルに落とし込んでいる業界人を取材し、彼らの装いへの取り入れ方や巻き方のバリエーションを教わりました。