ものすごい感性とヘンタイ性(笑)「製作背景に惚れる」ってこういうことと感じるメガネ

2nd編集部が気になるアイテムを紹介する連載企画。今回は「もっと堂々と生きていたい。突然ですが、つい先日そんなことを本気で思って、出した結論が「ジム通おう」。“骨皮筋子”と呼ばれていた母の遺伝とも、このへんでオサラバです」と語るパピーたかのがお届け。

アイヴァン 7285

職業柄、多くのメガネを見てきましたが、「アイヴァン7285」のこだわりとアイデアには何度唸ったか分かりません。もはや単なるメガネとしてだけでなく、アートピースの域にまで達していると本気で思っています。

今季の新作[1025]は、改めてそれを強く感じさせられた1本。

まず着想元が、誰もが知るキュビズム第一人者の天才画家。そのスケッチからインスピレーションを受けた、という序章だけですでに別次元です。

スケッチということは手描きなわけで、それゆえ輪郭が波のようにがたついているものですが、手彫り職人の手によってその繊細な稜線をメガネに投影。ブリッジやテンプルに施された文様の美しさは、天才画家由来のものだったのです。

さらに、驚くべきはレンズシェイプで、画家のポートレイトに直接デザインを描きあげたとのこと。つまり、その画家に似合うメガネとして、ちゃんと製作背景の辻褄が合っているんですよ。

「もし、かの巨匠画家がメガネを個人オーダーしていたら」という設定すら成立してしまいそうな説得力。こういう目線でも楽しめるところが、メガネの奥深さであり、このブランドはそれでいて見た目もちゃんとかっこいいんですよね。恐るべし。そういえばあの画家の誕生日は“10/25”だったような……。そんな遊び心も天晴れです。6万2700円(アイヴァン 7285 トウキョウTel.03-3409-7285)

(出典/「2nd 2026年5月号 Vol.217」)

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パピー高野
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パピー高野

断然革靴派

長崎県出身、シティーボーイに憧れ上京。編集部に入ってから服好き精神に火がつき、たまの散財が生きがいに。いろんなスタイルに挑戦したい雑食タイプで、ヨーロッパからアメリカものまで幅広く好む。家の近所にある大盛カレーショップの名を、あだ名として拝借。
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