2大アメカジブーツブランドの一つ「ダナー」の名作ブーツ知ってますか?

アメリカンカジュアルの足元に欠かすことのできないアイテムといえばブーツ。トラッド×アメカジのミックススタイルにおける必須アイテムともいえるこのプロダクト。今回は2大アメカジブーツ「ダナー」「レッドウィング」から「ダナー」の歴史と名作ブーツをおさらいしよう。

革新的な発明で歴史に名を刻んだアウトドアブーツの代名詞「ダナー」

“アウトドアブーツ” という文脈において、その歴史や功績で右に出るものはいないだろう。創業当初は造船所で働く作業員に向けたワークブーツを展開していた「ダナー」は、戦後のレジャーブームを経てアウトドアマーケットに進出。瞬く間に革新的なプロダクトを生み出し、一躍アウトドアシーンのトップランナーへと名乗りを上げた。

なかでも有名なのが[ダナーライト]だ。世界で初めてゴアテックス社製の防水透湿メンブレンを採用し、“完全防水のブーツ” という新たな基準を提示。機能性は言わずもがな、その唯一無二のデザインから、アウトドアシーンだけでなくファッションシーンでも注目される存在となり、今日におけるアメカジブーツの定番ブランドとしての地位を確立したのである。

写真は「ダナー」の工場における生産風景。モデルによって生産工場を使い分けているが、[ダナーライト]と[マウンテンライト]の2大名作に至っては、いまもなおアメリカ・ポートランドに拠点を構える自社工場での生産を続けている。上質な素材のみを使用し、熟練の職人によるクラフトマンシップによって生み出されるプロダクトは、しっかりと手入れをすれば“一生モノ”として愛用することができる。

[ダナーライト]の誕生当時の広告。冒頭には「Introducing a new generation of outdoor boots(新世代のアウトドアブーツのご紹介)」と記されており、当時の革新的な発明であったことがうかがえる。

この2枚も「ダナー」の広告であり、写真や文言から「ゴアテックス」や「ビブラムソール」といった機能素材やアウトドアシーンとの強い結びつきを読み取ることができる。

1932 年にウィスコンシン州にて創業。その6年後にはポートランドへと拠点を移すこととなる。当初はワーカーたちの作業靴を製造し、第二次世界大戦時には作業靴メーカーとしてアメリカでは名の知れた存在となった。その後、1950 年代に入るとアウトドアシーンへと参入することになる。

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みなみ188
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みなみ188

ヤングTRADマン

1998年生まれ、兵庫県育ちの関西人。前職はスポーツ紙記者で身長は188cm(25歳になってようやく成長が止まった)。小中高とサッカーに熱中し、私服もほぼジャージだったが、大学時代に某アメトラブランドの販売員のアルバイトを始めたことでファッションに興味を持つように。雑誌やSNS、街中でイケてるコーディネイトを見た時に喜びを感じる。元々はドレスファッションが好みだったが、編集部に入ってからは様々なスタイルに触れるなかで自分らしいスタイルを模索中。
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