ブルックス ブラザーズの オックスフォードショーツ 。アーカイブ&スタイル/坂田真彦さん
坂田さんの裏名品はなんとアンダーウエア! 5月〜9月の暑い時期はもっぱらボクサーショーツ派だという。「元々オックスフォードシャツが好きなのですが、個人的に白は爽やかすぎるので、ブルーのオックスフォードがワードローブに多いんです。そこで『ブルーのシャツにブルーのショーツは洒落てるな』と思ってから長年愛用しています。
個人的に“下着”にはけっこうこだわりがあって。毎年正月に新しいものを新調しているのですが、いつも11月頃からリサーチを始めて悩みに悩んで購入しています。この〈ブルックス ブラザーズ〉のショーツは14〜15年前にニューヨークの本店で購入しました。
日本では買えないのかと思っていたのですが、実は買えるということに気づき、必要に応じて買い足しています」という坂田さんを見習って、アンダーウエアにもこだわってみてはいかがだろうか? 3850円(ブルックス ブラザーズ ジャパンTEL0120-02-1818)
個人的に坂田さんのコーディネイトのファンなので、全身スナップをパシャリ。英国的なチェックジャケットが素敵です! .この日着用していたシャツもブルーのオックスフォードシャツ。
ミネゾースポーツシューズのアスレチックシューズ 。エニグモ/早野海さん
学生時代をアメリカで過ごしたこともあり、誰よりも“リアル”なアメトラを追求している早野さん。〈ミネゾースポーツシューズ〉の靴は、そんな彼のアメトラ観にバッチリとハマる「まさに裏名品」と太鼓判。「僕が思うアメトラの面白さって、スポーツとドレスの掛け合わせにあると思っています。
単なるアスレチックウエアである〈チャンピオン〉のスウェットに、ドレスアイテムのレザーローファーを合わせれば、そのスタイルはもう“アメトラ”に他なりません。『スポーツ×ドレス』。これをアメトラとすれば、〈ミネゾー〉の靴は一足でスポーツとドレスを兼ね備えた最強のアメトラ靴。
ヴィンテージアスレチックシューズのデザインを軸にオーダーできるブランドで、これは[ランナー]というモデルです」16万2800円(ヒロセシューデザインTEL080-1216-4248)
早野さん曰く「〈ミネゾー〉の職人さんはファッションの感覚もある方で、その匙加減に惚れています」と。本来はアスレチックシューズでありながらドレッシーなのがまさにウラ名品。
ピースオブシックの シルクスカーフ。アイビー&ネイビー/小野雅之さん
大手メゾンのOEMも請け負うフランスブランド〈ピースオブシック〉のシルクスカーフは、アンカー(錨)や海のプリントが入ったデザインと程よい光沢が特徴。コーディネイトにスカーフを取り入れることの多い小野さんにとって、アメトラの定番・BDシャツに合わせるのはタイよりもスカーフの方が理にかなっているのだという。
「本来BDシャツはカジュアルなもので、タイはドレッシーなシャツに合わせるもの。ですので、自分はBDシャツにはスカーフを合わせます。スカーフって実は奥が深くて、素材によって印象も変わるし、巻き方も様々です。シャツの襟裏の汚れを防止してくれるという実用性もあります」と小野さん。
珍しいフランス製のスカーフという点もポイント。2万4200円(アイビー&ネイビーTEL06-6281-5024)
写真上/小野さんが所有するスカーフなどの“巻き物”の一部。これで全部じゃないなんてものすごい量だ。写真下/スカーフのことを聞いたのでスカーフの巻き方もレクチャーしてもらう。折り込み方と最後に捻るという点がポイントとのこと! これは実践したい。
(出典/「2nd 2024年11月号 Vol.208」)
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