ラフ&タフスタイルを決定づけるキーアイテム

愛用のオイルドクロスとレザーを使ったフィルソンのバッグ。まさにヘビーデューティという言葉がピッタリだが、流石に夏場となるといささか暑すぎはしないのだろうか。
「暑苦しさはありますよ(笑)。でも基本はアウトドアスペックなので、耐候性に優れます。あとミリタリーショーツやブーツスタイルと相性抜群ですし、トラベルコンセプトゆえに旅のお供にもバッチリと、使い所が豊富なんです。夏のラフなトラッドスタイルにはこれくらいの方が締まりが出ていいですね」
フィルソンを日本全国の店舗に紹介する氏の言葉だけに説得力も抜群だ。
24アワー ティンクロス ブリーフケース(フィルソン)

8万5800円(フィルソントウキョウストアTEL03-6416-0768)
柴山さんのカバンの中の愛用品
1.マーシャルのヘッドフォン

有線のものが欲しかったというヘッドフォン。使わなくなったiPhoneを音楽プレイヤーとしている。「カールコードのノスタルジーが恋しくて探しました」
2.ノートパソコン

仕事柄、欠かすことのできないノートパソコンは、製品化に至らなかったというフィルソンのPCケースに入れて携帯。「オリジナルの迷彩がお気に入りです」
3.鍵束

鍵はレザーコードとD環でバッグに括り付けて携帯。「魚を象ったチャームは渓流釣りなどで使う古いヴィンテージルアー。キーホルダーがわりに使っています」
4.レザーポーチ

北欧の軍モノであるレザーポーチはモバイルバッテリーケースとして流用。「もとは砂などを詰めて、風で飛ばないよう重石として使うためのものだそうです」
5.お風呂グッズ

夏の外回り、ひと段落したタイミングで銭湯に入るのが柴山さんの日課。「手ぬぐいひとつあれば十分。汗を流す時の爽快感が仕事のモチベーションです」
6.ヴィンテージのメガネケース

柴山さんの老練なスタイルを生み出すキーアイテム、メガネ。そのケースもまた雰囲気抜群だ。「元はお爺さんが使っていたものを引き継いで使っています」
7.フィルソンのポーチ

バッグと共地となるオイルド加工が施されたティンクロス仕様のポーチ。「ケーブル類やテンキーなどモバイル機器周辺のグッズをひとまとめに入れています」
8.ヴィンテージのルアーケース

裏地に綿が付いたルアーケースをペンケースとして流用。「古いワッペンでカスタムしたお気に入り。バッグもそうですが、ワッペンカスタムにハマっています」
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
(出典/「2nd 2024年6月号 Vol.205」)
Photo/Yuta Okuyama Text/Okamoto 546, Shuhei Takano