リーバイス®、ラングラー、リー……アメリカ3大デニムブランドの最旬トピック!

いろいろとデニムの好みは移り変われど、いつだって気になるのがアメリカ3大デニムブランドの動向。誰もが知るリーバイス®、リー、ラングラー……どこよりもヒストリカルでありながら常に新たな挑戦を続ける3大ブランドの旬なネタから、デニムの話は広がっていく。

1.Levi’s®(リーバイス®)

LVCから1970年代製を忠実に復刻したモデルが限定発売

BDシャツ4万1800円/ヘリル(にしのやTEL03-6434-0983)、カーディガン3万5200円/バトナー × ビームス プラス(ビームス プラス 原宿TEL03-3746-5851)、ローファー18万8100円/オールデン(ラコタTEL03-3545-3322)、メガネ4万9500円/ジュリアス・タート・オプティカル(G.B.ガファスTEL03-6427-6989)

レッドタブライン同様「リーバイス® ビンテージ クロージング」でも、1970年代製の[517™️]を忠実に復刻したモデルが登場。コーンミルズ社のホワイトオーク工場で作られた、防縮加工済みデニムを採用。一部の直営店とオンラインにて、800本限定で展開中。6万6000円(リーバイ・ストラウス ジャパンTEL0120-099-501)

現行モデルが久々に復活

ブーツカットの元祖[517™️]が、レッドタブラインで復活。豊富なウォッシュパターンを揃え、濃紺から淡く色落ちしたものまで、様々なスタイルにフィットする。左/中1万5400円、右9350円(リーバイ・ストラウス ジャパンTEL0120-099-501)

歴代ディテールが詰まった1933年製モデルが復刻

LVCの新作が充実している今シーズンは、1933年製の[501®]も新たにラインナップ。33年以前に搭載されていたシンチやサスペンダーボタンなどクラシカルな意匠に加え、このころ新たに加わったベルトループも同居する、人気ディテールが詰まった1本。3万8500円(リーバイ・ストラウス ジャパンTEL0120-099-501)

新作は最古の女性用ジーンズ!?

マリリン・モンローが穿いていたことでも有名な[701]が、公に発表されたのは1934年。そのプロトタイプとして製作されたとされる[401]が、「LVC」ブランドにて堂々の復刻。下の写真はベースとなった[401]の持ち主、ヴィオラ・ロングエーカー氏。6万6000円(リーバイ・ストラウス ジャパンTEL0120-099-501)

2.Wrangler(ラングラー)

カメラマンらしい色落ちとは? 職種による色落ちの違いに着目

ロングスリーブTシャツ2万3100円/ウティ(にしのやTEL03-6434-0983)、メガネ4万2900円/イエローズプラス × G.B.ガファス(G.B.ガファスTEL03-6427-6989)

架空の人物が「ラングラー」を愛用していたら、をテーマに加工が施された[ウォーンアウト]のセットアップ。フランツ・ベルガーという架空のカメラマンをイメージしたアイテムは首から下げるカメラのアタリや、膝をつくために生まれる強いアタリを表現した。ジャケット3万1900円、パンツ2万6400円(エドウイン・カスタマーサービスTEL0120-008-503)

3.Lee(リー)

世界初のカウボーイジーンズ、100年の時を越えて蘇る

BDシャツ2万5300円/サウスウィック(シップス 銀座店TEL03-3564-5547)、ニットタイ1万5400円/ベントレークラバッツ(メインTEL03-3264-3738)

1924年に誕生した世界初のカウボーイジーンズ[リー カウボーイ]。100周年を記念し、馬の鞍を傷付けないよう突起を廃したリベットや、“ヘアオンハイドラベル”など同アイテムの旧きよきディテールを盛り込んだアイテムが現代に勇ましく蘇る。50年前・100年前の色落ちを表現した、濃色・淡色のユーズド加工も同時展開。ジャケット2万8600円、パンツ2万2000円(エドウイン・カスタマーサービスTEL0120-008-503)

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「2nd 2024年6月号 Vol.205」)

この記事を書いた人
パピー高野
この記事を書いた人

パピー高野

断然革靴派

長崎県出身、シティーボーイに憧れ上京。編集部に入ってから服好き精神に火がつき、たまの散財が生きがいに。いろんなスタイルに挑戦したい雑食タイプで、ヨーロッパからアメリカものまで幅広く好む。家の近所にある大盛カレーショップの名を、あだ名として拝借。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

「アイヴァン」からニューヨークに実在する通りの名前を冠した新作アイウエアコレクション登場

  • 2025.11.21

ニューヨークに実在する通りの名前を冠した「アイヴァン」の新作コレクション。クラシックな要素をサンプリングしながらも現代の空気感を絶妙に捉え服と同等か、それ以上にスタイルを左右する究極のファッショナブルアイウエア。 Allen 2023年、NYに誕生した「ビースティ・ボーイズ・スクエア」。その付近で出...

決して真似できない新境地。18金とプラチナが交わる「合わせ金」のリング

  • 2025.11.17

本年で創業から28年を数える「市松」。創業から現在にいたるまでスタイルは変えず、一方で常に新たな手法を用いて進化を続けてきた。そしてたどり着いた新境地、「合わせ金」とは。 硬さの異なる素材を結合させるという、決して真似できない新境地 1997年の創業以来、軸となるスタイルは変えずに、様々な技術を探求...

今こそマスターすべきは“重ねる”技! 「ライディングハイ」が提案するレイヤードスタイル

  • 2025.11.16

「神は細部に宿る」。細かい部分にこだわることで全体の完成度が高まるという意の格言である。糸や編み機だけでなく、綿から製作する「ライディングハイ」のプロダクトはまさにそれだ。そして、細部にまで気を配らなければならないのは、モノづくりだけではなく装いにおいても同じ。メガネと帽子を身につけることで顔周りの...

【UNIVERSAL OVERALL × 2nd別注】ワークとトラッドが融合した唯一無二のカバーオール登場

  • 2025.11.25

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【UNIVERSAL OVERALL × 2nd】パッチワークマドラスカバーオール アメリカ・シカゴ発のリアルワーク...

【ORIENTAL×2nd別注】アウトドアの風味漂う万能ローファー登場!

  • 2025.11.14

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【ORIENTAL×2nd】ラフアウト アルバース 高品質な素材と日本人に合った木型を使用した高品質な革靴を提案する...

Pick Up おすすめ記事

雑誌2ndがプロデュース! エディー・バウアー日本旗艦店1周年を祝うアニバーサリーイベント開催決定!

  • 2025.11.21

エディー・バウアー日本旗艦店の1周年を祝うアニバーサリーイベントを本誌がプロデュース。新作「ラブラドールコレクション」や本誌とのコラボなど、ブランドの情熱が詰まった特別な9日間を見逃すな! 来場者には限定のブランドブックを配布! 今回のイベントに合わせ、「エディー・バウアー」をもっと知ってもらうため...

「アイヴァン」からニューヨークに実在する通りの名前を冠した新作アイウエアコレクション登場

  • 2025.11.21

ニューヨークに実在する通りの名前を冠した「アイヴァン」の新作コレクション。クラシックな要素をサンプリングしながらも現代の空気感を絶妙に捉え服と同等か、それ以上にスタイルを左右する究極のファッショナブルアイウエア。 Allen 2023年、NYに誕生した「ビースティ・ボーイズ・スクエア」。その付近で出...

着用者にさりげなく“スタイル”をもたらす、“機能美”が凝縮された「アイヴァン 7285」のメガネ

  • 2025.11.21

技巧的かつ理にかなった意匠には、自然とデザインとしての美しさが宿る。「アイヴァン 7285」のアイウエアは、そんな“機能美”が小さな1本に凝縮されており着用者にさりげなくも揺るぎのないスタイルをもたらす。 “着るメガネ”の真骨頂はアイヴァン 7285の機能に宿る シンプリシティのなかに宿るディテール...

【UNIVERSAL OVERALL × 2nd別注】ワークとトラッドが融合した唯一無二のカバーオール登場

  • 2025.11.25

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【UNIVERSAL OVERALL × 2nd】パッチワークマドラスカバーオール アメリカ・シカゴ発のリアルワーク...

グラブレザーと、街を歩く。グラブメーカーが作るバッグブランドに注目だ

  • 2025.11.14

野球グローブのOEMメーカーでもあるバッグブランドTRION(トライオン)。グローブづくりで培った革の知見と技術を核に、バッグ業界の常識にとらわれないものづくりを貫く。定番の「PANEL」シリーズは、プロ用グラブの製造過程で生じる、耐久性と柔軟性を兼ね備えたグラブレザーの余り革をアップサイクルし、パ...