2ページ目 - 着こなしを一気にトラッドにしてくれる「ネクタイ」のウンチク、結び方、知ってる?

6.タイの結び方

最もベーシックなプレーンノットはもちろんのこと、タイの結び方は是が非でも知っておきたい。また、男の嗜みとしてボウタイを結べるようになるべきだ。

プレーンノット|いまさら聞けない! 最もベーシックな結び方

必ず知っておきたい基本的な結び方。ノットが小さく、フォーマルシーンにも適している。襟の開きが65~90度くらいのシャツにオススメ。

まずは大剣を上に、長めにとりながら、小剣をクロスさせる。長さのバランスが実は意外と難しい。

小剣を中心として結び目を意識しながら、大剣を持って小剣の周りを1周させる。

結び目を意識しながら、大剣をループを通すように上へと引き上げる。

上に引き上げた大剣を結び目に向かっておろす。この時も結び目が乱れないように意識することが大切である。

小剣に巻くことでできたノットの結び目部分におろしてきた大剣を通して完成!

セミウィンザーノット|大きめのノットがVゾーンのアクセントに

やや大きなノットに仕上がり、誠実な印象を与える。襟の開きが100~130度くらいのセミワイドや180度に近いワイドカラーと好相性。

後の工程で必要になるため、プレーンノットよりもやや長めに大剣をとりながら、小剣の上に重ねる。

大剣を小剣の下に通したあと、首元のループに上から巻き付ける。この工程によりノットがやや大きくなる。

大剣を下に引っ張りながら結び目をしっかりと固定。おろした大剣を小剣の上に重ねる。

大剣を再度、首元のループを通すように引き上げる。結び目が崩れないように注意が必要。

引き上げた大剣を下におろしながら、ノットの結び目に通し、形を整えれば完成!

ウィンザーノット|圧倒的なボリューム感のクラシカルな結び方

大きく美しい三角形で威厳のある印象的な首元を演出。20世紀最大のウェルドレッサーとも称されるウィンザー公が考案したとされている。

大剣の上に小剣を重ねる。この時、セミウィンザーノットよりもさらに大剣を長めにとる。

大剣を首元のループに通すように引き上げる。そのままノットを意識して、巻き付けるようにして下におろす。

おろしてきた大剣を、小剣の下を通すように重ねる。その際ノットとなる結び目の位置を定めながら固定。

大剣を再度首元のループに通して巻き付ける。しっかりと下に引っ張るべし。

三角形を作ることを意識し、再度、大剣を首元のループに通すように引き上げる。

引き上げた大剣をおろし、首元の結び目に通してギュッと締めれば完成!

バタフライノット|紳士たるものボウタイの結び方を心得よ

一見、結び方が難しそうなボウタイも、意外と簡単に結べるもの。手結びならではの表情のある結び目がコーディネイトのアクセントに。

剣同士をクロスさせ重ねる。その際に上になった側の剣を長めにとることがポイント。

上の剣をループに下から通す。下の剣は最終形の羽の大きさになる位置で点線の下側を山折、上側を谷折に。

下の剣を中央に、上の剣をまっすぐ重ねる。剣同士が重なった部分が最終形の結び目に。

上に重なった剣を最終形の羽の大きさで山折に折りながら、角を結び目の裏へとまわす。

先ほど折り曲げた角を結び目の裏にのループに通し、その角が最終形の羽の形になる。

(出典/「2nd 2024年5月号 Vol.204」)

この記事を書いた人
2nd 編集部
この記事を書いた人

2nd 編集部

休日服を楽しむためのマガジン

もっと休日服を楽しみたい! そんなコンセプトをもとに身近でリアルなオトナのファッションを提案しています。トラッド、アイビー、アメカジ、ミリタリー、古着にアウトドア、カジュアルスタイルの楽しみ方をウンチクたっぷりにお届けします。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

王道のデニムセットアップはボトムスで差をつけろ!

  • 2026.06.30

昨今のアメカジブームのなかで、注目度が高まっている“デニムオンデニム”のセットアップスタイル。王道ももちろん良いが、一歩先を行きたいアメカジラバーはボトムスで差を付けてみるのはいかがだろうか。気鋭のブランド「アンバースレッズ」が展開するデニムセットアップはそんな望みを叶えてくれるに違いない。 Amb...

夏の余白に、存在感を。大人メンズの夏スタイルに個性と奥行きを添えてくれるアイテムを紹介!

  • 2026.06.30

シンプルな装いだからこそ、アクセサリーや小物が着こなしの印象を大きく左右する夏。そんな季節にチャコールグリーンが提案するのは、物語とクラフトマンシップを宿した逸品たち。夏のスタイルに個性と奥行きを添えてくれるアイテムを紹介する。 手仕事が生む、本物の存在感 2002年に誕生したアティースは、「REL...

「ファーストアローズ」創業30周年記念! 「JELADO」「RE-BUILT」とのコラボによる銀で彩った、贅沢なデニム。

  • 2026.06.29

日本屈指のシルバーアクセサリーブランド「ファーストアローズ」が創業30周年を記念して、これまでの集大成かつファンへの感謝の気持ちを込めて、「JELADO」と「RE-BUILT」とコラボしたスペシャルなデニムを制作。限定100本。節目の年に相応しいこだわりに満ちたデニムの詳細を大解剖! First A...

夏のアメカジがもっと楽しくなる「HEATH」のオリジナルプリントT !!

  • 2026.06.30

横浜を拠点に“大人のアメカジ”を提案する「ヒース」。セレクトショップでありながらハイクオリティなオリジナルプロダクツに定評があり、遊び心のあるアイテムや限定モデルも多く展開している。その筆頭が7.4オンスの肉厚Tシャツシリーズだろう。 [caption id="" align="alignnone"...

革とデニムの境界線を越える! デニムのように見えるけど実はコレ、革なんです。

  • 2026.07.02

前号でもお伝えしたが、天神ワークスの開発していた新しい革「リジットレザー」が完成し、この度、遂にレザージャケットとなって登場した。まずはこの写真を見てほしい。これは、天神ワークス代表の髙木さんが1カ月着込んだもの。このエイジング、まさにデニムじゃね? でも、レザーらしいエイジングも見え隠れする、唯一...

Pick Up おすすめ記事

夏のアメカジがもっと楽しくなる「HEATH」のオリジナルプリントT !!

  • 2026.06.30

横浜を拠点に“大人のアメカジ”を提案する「ヒース」。セレクトショップでありながらハイクオリティなオリジナルプロダクツに定評があり、遊び心のあるアイテムや限定モデルも多く展開している。その筆頭が7.4オンスの肉厚Tシャツシリーズだろう。 [caption id="" align="alignnone"...

時とエイジングを刻む。VAGUE WATCH&Co. × CONSIGLIERE THE 1ST SPECIAL WATCH

  • 2026.07.02

時計は時間を刻むもの。本来の目的はそれで十分だが、「エイジングするものに囲まれて暮らしたい」という自称革ジャンの伝道師・モヒカン小川はベルトにもこだわる。そんな彼が愛用するヴァーグウォッチとシルバージュエリーブランド「コンシリエーレ」のコラボウォッチには毎日身につけた分のエイジングが刻まれている。 ...

王道のデニムセットアップはボトムスで差をつけろ!

  • 2026.06.30

昨今のアメカジブームのなかで、注目度が高まっている“デニムオンデニム”のセットアップスタイル。王道ももちろん良いが、一歩先を行きたいアメカジラバーはボトムスで差を付けてみるのはいかがだろうか。気鋭のブランド「アンバースレッズ」が展開するデニムセットアップはそんな望みを叶えてくれるに違いない。 Amb...

初夏は、泥と大戦で。「STUDIO D’ARTISAN」2026SSの新作を紹介!

  • 2026.07.03

選ぶのは「泥染の開襟シャツ」か、「大戦モデル」か──。この初夏、気になるのは対照的な表情を持つ二つの新作だ。そのどちらにもステュディオ・ダ・ルチザンならではの、丁寧な作りと遊び心が息づいている。 奄美大島の伝統技法が生む、泥染ならではの深い表情に注目 奄美大島に古くから伝わる泥染は、テーチ木(シャリ...

夏の余白に、存在感を。大人メンズの夏スタイルに個性と奥行きを添えてくれるアイテムを紹介!

  • 2026.06.30

シンプルな装いだからこそ、アクセサリーや小物が着こなしの印象を大きく左右する夏。そんな季節にチャコールグリーンが提案するのは、物語とクラフトマンシップを宿した逸品たち。夏のスタイルに個性と奥行きを添えてくれるアイテムを紹介する。 手仕事が生む、本物の存在感 2002年に誕生したアティースは、「REL...