東京コレクションの創設者・松田光弘氏が手掛ける「マツダ」もまた鯖江の技術力が光る

東京コレクションの創設者として知られる伝説的なデザイナー、松田光弘氏によって海外向けにローンチされたアイウエアブランド「マツダ」。1989年より一貫して鯖江にて生産。日本の技術力を、美術品のような精巧な美しさを通して世界に発信してきた。ラグジュアリーなイメージのブランドだが、トラッドスタイルに合うモデルも複数存在。そして、細部に宿る美学にも注目だ。

【モデル①】M2061

BDシャツ2万8600円/ポストオーバーオールズ(ポストオーバーオールズ中目黒TEL03-6303-2160)、チノパンツ2万4200円/オールアメリカンカーキズ(ユーソニアングッズストアTEL03-5410-1776)、肩に巻いたニット3万9600円/ジョン スメドレー(リーミルズ エージェンシーTEL03-5784-1238)

一見するとアメトラの王道をいくブロウタイプ。しかしよく目を凝らせば、ブロウ(眉)にあたるアセテート部分が通常のサーモントよりもセンター内側へ、鼻のほうに向かってグッと伸びている。ブリッジ上部には美しい七宝と彫金が刻まれる。9万6250円

【モデル②】10601H

チャイナジャケット4万2900円/ポストオーバーオールズ(ポストオーバーオールズ中目黒TEL03-6303-2160)、デニムウエスタンシャツ3万3000円/ブルーブルー(ハリウッド ランチ マーケットTEL03-3463-5668)、ピケパンツ3万800円/アナトミカ(アナトミカ 東京TEL070-3144-0378)

1800年代後半に流行していたとされるパンスネ(鼻眼鏡)スタイルから着想を得た、「マツダ」を象徴するフラッグシップモデル。シェイプ自体はラウンドで合わせやすくも、ディテールで遊びを効かせた一本。普通のメガネでは飽き足らない人に。9万6250円

【モデル③】2808H

ブレザー9万9000円/シオタ × J.プレス オリジナルス(シオタ customerservice@ciota.jp)、BDシャツ3万3000円/インディビジュアライズドシャツ(メイデン・カンパニーTEL03-5410-9777)、タイ1万7600円/インディビジュアライズドアクセサリーズ(ユーソニアングッズストアTEL03-5410-1776)、スラックス2万7500円/J.プレス オリジナルス(J.プレス & サンズ 青山TEL03-6805-0315)

アセテートとメタルのコンビネーションが上品な印象の一本は、ブレザーやタイドアップといったトラッドスタイルとも相性抜群。しかしこれもよく見てみると、美しい彫金が施されたブリッジのメタルパーツが、フロントに飛び出した類を見ない作品。7万4250円

【モデル④】M1029

ミリタリーシャツ2万5300円/ア ボンタージ(ブリックレイヤーTEL03-5734-1098)、スカーフ1万2100円/ヴィンセンツォ ミオッツァ(真下商事TEL03-6412-7081)、デニムパンツ3万8500円/ビーサイズジーンズ(ユーソニアングッズストアTEL03-5410-1776)

主役級の存在感でファッション性を高める厚さ10㎜の極太フレーム。彫金を施したメタルの芯が透けて見えるテンプル、ヨロイパーツの輝きは「マツダ」の真骨頂。カジュアルとの相性も抜群だが、ドレススタイルに合わせれば一層エレガントだ。9万6250円

【問い合わせ】
マツダアイウェアジャパン
TEL0776-43-9788
www.matsuda.com

(出典/「2nd 2024年4月号 Vol.203」)

この記事を書いた人
パピー高野
この記事を書いた人

パピー高野

断然革靴派

長崎県出身、シティーボーイに憧れ上京。編集部に入ってから服好き精神に火がつき、たまの散財が生きがいに。いろんなスタイルに挑戦したい雑食タイプで、ヨーロッパからアメリカものまで幅広く好む。家の近所にある大盛カレーショップの名を、あだ名として拝借。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

革ジャン好きなら一度は通るべき! 「No,No,Yes!」の最上級オーダー“アルチザン”とは?

  • 2026.06.01

「世界にひとつだけの革ジャンを作る」。それは、レザーラバーの憧れだ。革好き注目のブランド「No,No,Yes!」が誇るオーダーメニューの中でも最上級に位置する「アルチザン」とはいったいなんなのか? その正体に迫る。 革ジャンの伝道師・モヒカン小川が実際に“アルチザン”を体験 これは単なる革ジャンの話...

働くヒトとヴァーグウォッチ。【vol.01靴磨き職人/「Chett」店主・大平雄太さん】

  • 2026.05.21

「Time is Money」=「時は金なり」。自身の仕事に誇りを持ち、日々働く人々は有限な“時間”というものを重んじ、身につけるプロダクトにも徹底的にこだわる。アンティークウォッチの旧きよきディテールを備えながら、手軽かつデイリーに使うことのできるヴァーグウォッチはそんな彼らの心強い相棒となる。 ...

磨き続けた伝統が、新たな定番を生み出していく。「アリゾナフリーダム」の新作に注目

  • 2026.06.03

長く愛される定番には理由がある。そして、その定番を更新し続ける覚悟があるからこそ、プロダクツは生き続ける。今回、紹介する新作は、奇をてらった変化ではなく、受け継がれてきた意匠や職人技を礎にしながら、細部にわたり静かな進化を重ねた美しい作品たち。変わらないために進化し続ける。そこには揺るぎないクラフト...

日本人に最適化された新作の“JAPAN LIMITED”に注目!「MOSCOT」現代に引き継がれるアメリカンクラシックのDNA

  • 2026.05.20

1915年にNYで創業し、アイウエアデザインの王道を形づくった「モスコット」。多様なデザインで溢れるいまこそ、伝統に裏打ちされたクラシックな佇まいに惹かれる。 新作の“JAPAN LIMITED”のラインナップを紹介! 2016年よりスタートした“JAPAN LIMITED”は、インラインにはないノ...

Pick Up おすすめ記事

落語家たちが洋装に身を包む会、第4弾! 落語会「師匠お似合いですよ」の舞台裏で注目の落語家たちをSNAP!

  • 2026.05.18

アメカジを提案するファッションブランド「ゴールデンベア」が主催する落語会、その名も「師匠お似合いですよ」。弊誌も師匠方のスタイリングを担当。第4回目となる今回も大盛況でした。楽屋裏で撮影したみなさまの素敵な着こなしをお届けします! 落語家たちが洋装に身を包む会「師匠お似合いですよ」の舞台裏に潜入! ...

アメリカンクラシックの原点「ディグナ クラシック」の[ジミー]なら、カラバリ・仕様も豊富で自分好みの1本が見つかる!

  • 2026.05.21

50sアメリカンスタイルを踏襲した「ディグナ クラシック」の[ジミー]は、シンプルなデザインやクラシックな世界観から多くの人に愛される名作。その人気ゆえ、仕様やカラーのバリエーションが非常に豊富な[ジミー]の全容をいま一度おさらいする。 955E“Jimmy”とはどんなメガネ? 1950年代にアメリ...

アイヴァン史上初の完全復刻。“ヒストリック コレクション”誕生の裏側に迫る!

  • 2026.05.22

「アイヴァン」2026年春夏の新コレクションとして突如発表された“ヒストリック コレクション”。これまでにもアーカイブを現代に甦らせる試みは幾度か行われてきたものの、どれも細やかなアップデートが施されていた。文字通りの“完全復刻”は今回が初となる。 アイヴァンには立ち返るべき原点がある どこぞのヴィ...

夏を彩るカラーゴールド。「市松」定番の18金シリーズはカラバリ豊富で夏に欠かせないアクセサリー

  • 2026.05.18

湘南に工房を構えるオーダーアクセサリーブランド「市松」。1997年に創業し、その2年後から27年も続く定番の18金シリーズは、カラバリも豊富で、いまや欠かせないブランドの顔だ。プロダクツとしての魅力だけでなく、夏の装いにも重宝する。 「市松」の定番、特別な5色の18金 「酷暑日」という言葉が新たに発...

磨き続けた伝統が、新たな定番を生み出していく。「アリゾナフリーダム」の新作に注目

  • 2026.06.03

長く愛される定番には理由がある。そして、その定番を更新し続ける覚悟があるからこそ、プロダクツは生き続ける。今回、紹介する新作は、奇をてらった変化ではなく、受け継がれてきた意匠や職人技を礎にしながら、細部にわたり静かな進化を重ねた美しい作品たち。変わらないために進化し続ける。そこには揺るぎないクラフト...