1.「ゴールデンベア」のスイングトップ|紳士の休日服としてハズせないクラシックなライトアウター
着る人に寄り添う、長年着ても着崩れしない仕立てや縫製にこだわり、日常的に使えるアメリカンカジュアルスタイルを提案する「ゴールデンベア」定番のスイングトップ。元々はゴルフ用のジャケットとして開発されたという背景もあり、”ジェントルマン”や”トラッド”といった言葉がよく似合うアイテムだ。爽やかなサックスブルーの表地に対し、裏地は深みのあるグリーンを基調としたオーセンティックな香り漂うオリジナルのチェック柄を採用。
さらに、撥水性に優れたポリエステル素材のツイル生地を使用しており、機能性にも抜かりはない。家庭洗濯(手洗い)が可能なのも嬉しいポイントだ。カジュアルにTシャツの上からサラッと羽織るのはもちろん、BDシャツをタイドアップしたドレススタイルのハズしとしても重宝するトラディショナルな1着にぜひ袖を通してみてほしい。1万890円(コスギ お客様相談室 TEL0120-298-454)
2.「ソブリン×アンダーソンズ」のベルト|ラグジュアリーなムード漂うメイド・イン・イタリア
1966年にイタリアの美食と芸術の街・パルマで創業し、経験豊かな熟練の職人によるハンドメイドのレザーベルトの製作にに定評のある「アンダーソンズ」。某有名メゾンのファクトリーとして生産も請け負っているという事実からもその実力と信頼度の高さがうかがい知れる。そんな名門が作る、文字通りバックルがレザーでできている、通称“革巻きバックル”のクロコダイルレザーベルトに「ソブリン」がオーダーしたのはカラーの変更。程よい発色のグリーンを選択することで、表情豊かなクロコダイルレザーが放つラグジュアリーなムードの邪魔を一切せず、それでいてコーディネイトのアクセントにもなりえる絶妙な塩梅に仕上がった。
普通のレザーベルトには食傷気味なあなたが今すぐにでも手に入れるべき1本がここにある。グリーンのほか、ベージュ、ブルーグレーの3色展開。8万8000円(ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 TEL03-5772-5501)
3.「フェローズ×パリミキ」のセルフレームサングラス|名優ヴァンサン・カッセルを彷彿とさせるスモーキーな大人の色気
流行に左右されないアメリカンカジュアルを提案し続ける「フェローズ」と、老舗メガネチェーン「パリミキ」のコラボ第2弾。前回と同様、フレンチヴィンテージをベースとした今作は国際的なフランスの名優「ヴァンサン・カッセル」をイメージ。1950年代のフレンチスタイルを意識したシャープなクリアフレームとスモーキーなライトグリーンのレンズの配色が大人の色気を醸し出し、サングラスとしての実用的な用途だけでなく、ファッションアイテムとしてコーディネイトのアクセントとなること間違いなしだ。
オープンカラーシャツにショートパンツのような夏のリゾートスタイルだけでなく、ダウンジャケットにチノパンのような冬のデイリーウエアとも違和感なくマッチする。写真のカラーのほか、ブラックフレーム×ライトグレーレンズ、ブラウンフレーム×アンバーレンズも展開。2万900円(フェローズ TEL03-5725-9577)
4.「市松」のシルバーバングル|スリーカラーが織りなすスペシャルな輝き
新定番[NATIVE]シリーズから究極のバングルが登場。素材を溶かしながら繋いでいく「市松」の独自の技“共付け”で14金とシルバーという異素材を繋ぎ合わせたスペシャルモデルは、手元で極上の存在感を放つ。その理由は2色の14金を使用しているからに違いない。14金は色によって融点が異なることにより、火入れのタイミングで素材がそれぞれ溶けてしまうため、2色を繋ぐにはかなり高度な技術を要するのだが、そこは「さすが『市松』」のひと言。
ローズレッドゴールド、ライムグリーンゴールド、シルバーのスリーカラーの織りなす独特の輝きは、簡単に形容できる言葉が見つからないほど。ゴールドメッキ加工はしていないため、表面が剥離する心配も無用で、硬度のある14金を繋ぎ合わせることで高純度のシルバーの強度も補強。耐久力も兼ね備えた“一生モノ”だ。21万円(ベルーリア鎌倉 TEL0467-22-2566)
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
(出典/「2nd 2024年4月号 Vol.203」)
Photo/Yoshika Amino
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