1.“美しさは細部に宿る”を体現するスペシャルなバルカラーコート|D.C. WHITE
現代的なアプローチでアイビースタイルを提案する「D.C.ホワイト」から至極のバルカラーコートが登場。通常より細かい運針で縫製された先染めギャバジンクロスを採用し、二枚袖ラグランスリーブで製作することで、生地の光沢感と肩から袖先にかけての美しいシルエットを実現した。まさに“美しさは細部に宿る”とはこのことだ。14万3000円(D.C.ホワイト03-6447-5095 https://dcwhite.shop)
2.米国靴の王様が誇る傑作モデルをより力強く、より機能的に|Alden × LOFTMAN B.D.
ホーウィン社のシェルコードバンを使用したVチップ[54321]はアメリカ靴の王様「オールデン」の傑作モデルだ。今回の「ロフトマン」との別注は、グリップ性と吸水性に優れたウォーターロックソール、アッパーとの境目にストームウェルトを施すことで武骨さをプラスし、ボリュームのあるバリーラストを採用。機能性とエレガンスが同居する極上の1足となった。18万8100円(ロフトマンB.D.075-212-3988 https://loftman.co.jp/shop)
3.触れるだけですぐにわかるはず、この上質なオックスフォード|SCYE BASICS
上品な光沢と滑らかな肌触りのフィンクスコットン糸を丁寧に織り上げたオックスフォード生地を使用。ウエストシェイプのないゆとりのあるシルエットがリラクシングなムードを演出してくれる。首元で様々なレイヤードが楽しめるバンドカラーシャツは1枚は持っておきたいブランドの定番モデルだ。今季から袖の仕様を前振りのラグランスリーブに変更し、着心地もアップデート。3万5200円(マスターピースショールーム03-6407-0117 https://scye.co.jp)
4.機能性、デザイン、サステナブルの三拍子揃ったライトアウター|THE NORTH FACE
パッカブル仕様のゴアテックスジャケット[ストーアウェイジャケット]は突然の雨にも対応できるライトアウターとして1982年に誕生した。そんな名作ジャケットを80年代当時を彷彿とさせるカラーリングで復刻。さらにリサイクルナイロンやメンブレンを非フッ素素材にすることで、環境にも配慮した。裏地はリップストップ生地で耐久性も抜群。デザイン性と機能性を兼ね備えた、完全無欠のゴアテックスジャケットが完成した。3万9600円(ゴールドウイン カスタマーサービスセンター0120-307-560
www.goldwin.co.jp/tnf)
5.トラッド好きは持っておきたい特別なキャンプモック|G.H.BASS × District United Arrows
クラシックアウトドアの雰囲気漂う「ジーエイチ バス」の名作[キャンプモック]のアッパーを表情豊かなシボ革に変更。4アイレットの同モデルはドレススタイルのハズしとしても重宝する。シューレースとして付属するトラロープが、よりアウトドアなムードを助長する。2万9700円(ディストリクト ユナイテッドアローズ03-3479-8180 https://store.united-arrows.co.jp)
6.白のグレインレザーが重くなりがちな冬の装いに軽さをプラス|ORIENTAL
ブラックのボックスカーフを使用した定番モデル[アラン2]の新色新素材が登場。カラーは軽快なホワイトに変更し、アッパーは凹凸感のあるグレインレザーを採用した。サマースタイルとの相性は言わずもがな、重くなりがちな冬の装いにも軽さを出してくれる爽やかな1足は、履けばすぐにでも街に繰り出したくなる。6万2700円(トレーディングポスト 青山本店03-5474-8725 https://oriental-shoemaker.com)
7.重厚さと軽やかさを兼ね備えた唯一無二の佇まい|KAPTAIN SUNSHINE × Paraboot
シンプルなルックスで汎用性が高く、着脱がしやすいサイドゴアのスリッポン[フォトン]は、フランスの名門「パラブーツ」の中でもコアな人気を誇る。今作は、本来スムースレザーを採用している同モデルのアッパーを耐久性が高く、武骨な雰囲気を醸し出すグレインレザーに変更。重厚さと軽やかさが同居する唯一無二の佇まいは、デニムやチノパン、ミリタリーパンツやスラックスなど、合わせるパンツを選ばない。9万9000円(キャプテンサンシャイン03-6277-2193 https://kaptainsunshine.com)
8.テックとデザイン、両ブランドのいいとこ取り!|MIZUNO × MARGARET HOWELL
2017年秋冬から始まった「ミズノ」と「マーガレット・ハウエル」のコラボレーション。大容量の腰ポケットを配したゴアテックスジャケットは、前者のテクニカルな素材と製造技術、後者のデザイン性が絶妙にマッチしている。2月23日発売予定。8万5800円(マーガレット・ハウエル03-5785-6445 www.margarethowell.jp)
9.ライトアウターとしても着られる“一着二役”なオーバーシャツ|WAX LONDON
凹凸感のある独特のファブリックは、複数の糸を交互に織り上げたバスケット織りによるもの。2015年にロンドンで創業した「ワックス ロンドン」の代表的アイテムであるオーバーシャツは、シャツとしてはもちろん、ライトアウター感覚でも着用可能だ。両胸のパッチポケットや天然のヤシの実を原料とするコロゾボタンなど細かいディテールにも抜かりなし。2万9700円(グリニッジ ショールーム03-5774-1662 https://greenwich-showroom.com/)
10.ほかに類を見ないオーラを醸し出すワラビーとデッキシューズの融合|Clarks ORIGINALS
世界中で支持を集める「クラークス」の名作[ワラビー]のモカシンタイプが復刻モデルとして登場。同モデルの代名詞的なディテールであるスウェードアッパーとクレープソールは踏襲しつつ、ハトメや付属のレザーシューレースなど、デッキシューズのギミックを加えてひと味違ったルックスに。異なるテイストも“トラッド”という共通項があればマッチするということを教えてくれる1足だ。3月中旬発売予定。各2万9700円(クラークスジャパン03-5411-3055 www.clarks.co.jp)
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
(出典/「2nd 2024年4月号 Vol.203」)
Photo/Norihito Suzuki Text/Kihiro Minami
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