2nd編集部がこの冬に新たに取り入れたい、ニット、コート、そして革靴

平日の仕事服が1stだとしたら、休日のカジュアル服が2nd。ここで紹介するのは、メンズファッション誌「2nd」が休日服として選んだ1st(最重要)なプロダクツである。今シーズンは暖冬とはいえ、やっぱり冬を感じる日が増えてきた。そこで、2nd編集部がこの冬に新たに取り入れたい10アイテムを紹介しよう。ぜひ参考にしてみて。

1.本物のミリタリー生地で男らしく、シルエットはあくまで流麗に|HIDEHIKO YAMANE

某国のセルフディフェンスフォースのカモフラ柄がモチーフ……、ではなく本物をそのまま使用し、撥水性も備えた実用的な一着。カモ柄のコートと聞くと武骨な印象だが、Aラインシルエットが美しい英国ヴィンテージのトレンチコートをベースにしているのでシルエットはあくまで上品だ。正真正銘の日本製というのも高評価。6万6000円(山根新世界090-1400-2023
https://yamaneart.base.shop

2.盟友の記念すべき20周年を祝したストーリーある一足|EDWARD GREEN × Trading Post

紳士靴の名店「トレーディングポスト青山本店」が20周年を迎えた。それを祝した本作は、オープン時期とも重なる2000年代初頭のカタログからインスパイアされた[ファルマス]をもとに、同ブランドの最新ラスト(木型)#818を採用。同店の軌跡とこれからを感じさせる超特別な逸品。21万7800円(トレーディングポスト 青山本店03-5474-8725 https://tradingpost.jp/shops/#aoyama

3.高級素材の実用性はそのままに、品のいい大人のためのモヘア|MEIAS

2018年にスタートした、ニットエンジニアによるブランドより、特に得意とするモヘア素材を使ったハーフジッププルオーバー。なかでも最高級のスーパーキットモヘアを贅沢にも50%使用し、柔らかさと光沢感がより際立っている。シングルジャカードで編み立てることで、毛羽感を抑えた大人っぽい印象に仕上げつつも、温かく柔らかなモヘアの性質はしっかりキープ。3万8500円(メイアス03-5843-0535 https://meias.tokyo

4.重厚感マシマシで、カジュアルに合わせたい新たなデッキシューズが誕生|Paraboot × BLUE BLUE

「パラブーツ」の定番デッキシューズ[バース]をベースに、ライトなクライミングにも対応可能な“レイドソール”を装着した冬仕様の隠れた名作[マロ]。そんな同モデルが、「ブルーブルー」のリクエストにより、クロムエクセルレザーで登場。さらに重厚感のある佇まいへと深化し、日常着に一層ハマる「ブルーブルー」らしいアレンジの効いた一足となった。4万9500円(ブルーブルー ヨコハマ045-663-2191 www.hrm-eshop.com

5.ぬくもりと伝統あるチェック柄を、この冬の主役に|DE BONNE FACTURE × Gloverall

ロンドンの老舗「グローバーオール」の名作[モンティ]を、仏ブランド「デ ボン ファクチュール」とのコラボによって再解釈。ラバット社製の生地にあしらわれるのは、羊飼いが着用していた由緒正しきタータンチェック。無染色のシェットランドウールによるクラフト感も相まって、その只者ではないオーラが冬の装いを格上げする。19万8000円(メイデンズショップ03-5410-6686 https://shop.maiden.jp

6.アウトドアとミリタリーの邂逅で新たな一面を見せる老舗ブランド|SIERRA DESIGNS

服好きなら知らない人はいない老舗アウトドアブランドより、ミリタリーアイテムがデザインソースの新作が登場。そのルックスを見れば分かるとおり、モッズコートがベースとなっている。フロントのファスナーはアンティークゴールドにすることで、よりミリタリー感アップ。定番のロクヨンクロスに次ぐ人気素材の65/35をより軽量に仕上げて実用性にも配慮した。3万1350円(アリガインターナショナル03-6659-4126 http://sierra-designs.jp

7.普通の顔した革靴では飽き足らない服好きなあなたに|forme

コアな靴好きが愛する「フォルメ」のダンスシューズに、後継モデル登場。アッパーに強いシボ感のバッファローカーフ、羽根の切替え部分にカンガルーリバースと、クセの強いレザーを2種贅沢にあしらった。デッドストックをイメージしたという本作は、ソールへのインクの移染もそのままにするという味付けっぷりが絶品。7万9200円(フォルメ03-6240-6558 www.formeofficial.com

8.米国生まれのトラッドブランドからエッセンスをリミックスした新生バーズアイ|USONIAN SPORTSWEAR

英国発祥のトラディショナルな『バーズアイ』パターンは「エル・エル・ビーン」で有名だが、他ブランドからもリリースされていた。とある米国老舗トラッドブランドのアーカイブから、目の詰まったリブや裾に向けてすぼむシルエットなどを拝借したこちらは、アメリカンクラシックをギュッと凝縮した名品。100%ピュアアルパカ製。3万3000円(ユーソニアングッズストア03-5410-1776 http://usoniangoodsstore.com/

9.この柄で質実剛健。だから良い!|INVERALLAN × MAIDENS SHOP

シーズンムードを高めてくれるフロントの『鹿柄』は、「インバーアラン」のアーカイブから復刻したもの。英国羊毛の持つ風合いを活かしつつも鮮やかに仕上げられたカラーが、なんとも楽しげだ。一方で伝統的な機械を使った完全なる英国製という背景とのギャップがたまらない。各4万2900円(ウェルメイド バイ メイデンズショップ03-6812-7180 https://shop.maiden.jp/

10.経年変化好きこそ、キッドレザーに注目だ|Alden

1900年代前半のヴィンテージシューズには、ヤレた雰囲気も相まって、えもいわれぬ存在感がある。そんな当時の革靴の雰囲気を感じさせるチャッカブーツの秘密は、キッドレザーを使用している点にある。光沢感がありながらザラザラとした独特な表面。細かくクシャっと入る履きジワ。刺さる人には思い切り刺さる、エイジングしがいのあるツウ好みの一足だ。14万800円(ラコタ ハウス 青山店03-5778-2010 www.lakotahouse.com

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「2nd 2024年2月・3月合併号 Vol.202」)

この記事を書いた人
パピー高野
この記事を書いた人

パピー高野

断然革靴派

長崎県出身、シティーボーイに憧れ上京。編集部に入ってから服好き精神に火がつき、たまの散財が生きがいに。いろんなスタイルに挑戦したい雑食タイプで、ヨーロッパからアメリカものまで幅広く好む。家の近所にある大盛カレーショップの名を、あだ名として拝借。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

これが“未来のヴィンテージ”。綿、糸、編み機……すべてに徹底的にこだわる唯一無二のカットソー

  • 2026.04.27

綿、糸、編み機……。素材から製法まで徹底的にこだわり、唯一無二のカットソーを創り続けるライディングハイ。「FUTURE VINTAGE(未来のヴィンテージ)」を目指す彼らのフィロソフィは如何にして形成されているのか。プロダクトの根幹をなす代表・薄 新大さんの“アイデアの源”に迫る。 More tha...

夏服選びはエイトジーで完成させる! “ちょうどいい”アメカジアイテムが続々登場

  • 2026.05.01

エイトジーで完成させるお気に入りの夏支度。アロハにショーツ、Tシャツなど、エイトジーらしい“ちょうどいい”アメカジアイテムが今シーズンも徐々に揃い始めているぞ。 生地、グラフィック、色合いがマッチし、まるで着るアートピースのような存在感。|Waikiki Leaf & Fish Lot:8A...

夏を装いが物足りない時のひと工夫。涼しげな素材と優しい配色で気軽に“レイヤード”を楽しむ

  • 2026.04.16

シャツとジーパン。それだけで成立することは分かっていながら、やっぱりちょっと物足りない、と感じたときに思い出してほしいキーワード。それは、レイヤードだ。ぜひ夏の装いのひと工夫に加えてもらいたい。 涼しげな素材×優しい配色のレイヤード 夏に着るトップスはシャツとインナーだけになりがち。だが、シャツの下...

大人の夏はゆるくてこなれ感があるコーデが気分。“アジ”のあるピグメントTとデニムさえあればいい

  • 2026.04.17

ハナから古着みたいに着られる、アジのある服が大好きだ。「ジムマスター」が今季推すピグメントTとデニムも、加工感が素敵。いい“アジ”を知り尽くすふたりも、どうやら気に入ったご様子です。 「MIA MIA Kuramae」ヴォーンさんは、ピグメントTにオールインワンを着崩して合わす! 色ムラによる古着ラ...

Pick Up おすすめ記事

大人の夏はゆるくてこなれ感があるコーデが気分。“アジ”のあるピグメントTとデニムさえあればいい

  • 2026.04.17

ハナから古着みたいに着られる、アジのある服が大好きだ。「ジムマスター」が今季推すピグメントTとデニムも、加工感が素敵。いい“アジ”を知り尽くすふたりも、どうやら気に入ったご様子です。 「MIA MIA Kuramae」ヴォーンさんは、ピグメントTにオールインワンを着崩して合わす! 色ムラによる古着ラ...

夏服選びはエイトジーで完成させる! “ちょうどいい”アメカジアイテムが続々登場

  • 2026.05.01

エイトジーで完成させるお気に入りの夏支度。アロハにショーツ、Tシャツなど、エイトジーらしい“ちょうどいい”アメカジアイテムが今シーズンも徐々に揃い始めているぞ。 生地、グラフィック、色合いがマッチし、まるで着るアートピースのような存在感。|Waikiki Leaf & Fish Lot:8A...

スニーカー派こそ知っておきたい、「クラークス オリジナルズ」の名作シューズとその歴史。

  • 2026.05.12

ご存知、英国生まれのシューメーカー「クラークス オリジナルズ」。実は本誌が標榜するアメリカンスタイルとも縁深い同ブランドの魅力について創業から現代にかけての歴史や数々の名作とともに、再考してみたいと思う。 英国で生まれ、アメリカで人気に火がついた稀有な存在。 アメカジ好きの本誌読者の皆様は、クラーク...

無骨と涼感。どちらも、ステュディオ・ダ・ルチザンで手に入る

  • 2026.05.02

異なる魅力を持つふたつのスタイル。だが、その根底にあるのは、日本のモノづくりに裏打ちされた丁寧な作りと、細部に宿る遊び心である。 制約が生んだ大戦期の美学! 物資統制下にあった大戦期、簡略化されたディテールの中から生まれた機能美。その無骨な佇まいをベースに、ステュディオ・ダ・ルチザンが現代的に再構築...

これが“未来のヴィンテージ”。綿、糸、編み機……すべてに徹底的にこだわる唯一無二のカットソー

  • 2026.04.27

綿、糸、編み機……。素材から製法まで徹底的にこだわり、唯一無二のカットソーを創り続けるライディングハイ。「FUTURE VINTAGE(未来のヴィンテージ)」を目指す彼らのフィロソフィは如何にして形成されているのか。プロダクトの根幹をなす代表・薄 新大さんの“アイデアの源”に迫る。 More tha...