1.Eyewear Mebius(アイウェアメビウス)|東京・渋谷
渋谷公園通り沿いにあるビルの3階にある「Eyewear Mebius」。ファッションやサブカルの発信地の中心にありながらもどこか隠れ家的空気が漂い、トレジャーハント的ワクワク感も感じられるお店だ。工房とショップの一体型店舗のため、購入時のケアはもちろん緊急時にもしっかり対応してくれるのもなにかと心強い。
【イチ押しメガネ】ジャックデュラン/リアウ
掛けた時には落ち着いて見えるものの透かしてみると鮮やかな青。「その絶妙な色合いと生っぽい素材感を生んでいるのが、肉厚なセルとブラッシュドマットという艶消し加工です」(店長・岩本さん)。“色眼鏡”では見られないさすがのセンス。
【DATA】
Eyewear Mebius
東京都渋谷区神南1-20-12 遠山ビル3F
TEL03-5728-2018
営業/12:00~20:00
休み/不定休
▼もっと詳しく読みたいなら
2.GLOBE SPECS(グローブスペックス)|東京・渋谷
温故知新。「GLOBE SPECS」にはそんな姿勢をつぶさに感じる。1階は世界中から選出されたアーレムやアン・バレンタインなどの高品質で楽しいラインナップ。3階はレスカ・ルネティエやゲルノット・リンドナーなどの本物志向のフレームから希少なヴィンテージを扱うほか、アポイント制のお見立てサロンの空間もある。
【イチ押しメガネ】レスカ・ルネティエ/グル
迫力のある厚めのアセテート、陽を浴びることで浮かび上がる色味と模様に古き良き時代の面影が漂う。「とはいえ、アンダーリムへさりげなく入れたカッティングの妙に、フランスブランドらしいエスプリも感じますね」(代表・岡田さん)。
【DATA】
GLOBE SPECS
東京都渋谷区神南1-7-5 1・3F
TEL03-5459-8377
営業/12:00~19:00
休み/不定休
▼もっと詳しく読みたいなら
3.G.B.Gafas SHIBUYA(G.B.ガファス 渋谷)|東京・渋谷
扉を開けると1900年代中盤のヴィンテージ什器が目に飛び込んでくる「G.B.ガファス 渋谷」。並ぶのはその空気に倣ったクラシックをベースとするメガネたち。あらゆるユースカルチャーを発信してきた渋谷と原宿の間に位置し、ビッグレンズのフォックス型やカラフルフレームなど感度の高い大人に響く“ちょいクセ”も豊富だ。
【イチ押しメガネ】イエローズプラス/バイロン
小さめで柔らかみのある玉型もさることながら、華奢なメタルフレームがどこかアンティークのよう。「そのワケはダメージメッキに施された精巧な彫金。フロントやテンプルの一部を色付けし表情に豊かさも加えています」(店長・長谷川さん)。
【DATA】
G.B.Gafas SHIBUYA
東京都渋谷区神宮前6-18-2 グランドマンション原宿1F
TEL03-6427-6989
営業/11:00~20:00
休み/無休
▼もっと詳しく読みたいなら
4.blinc vase(ブリンク ベース)|東京・表参道
定番ブランドの安心感も頼もしいが、国内外で才能の花を咲かせている次代のデザイナーたちの作品も目を見張る。そんな最先端ブランドもキャッチアップできるのが、表参道にある、ベース(花瓶)と名のついた「blinc vase」。国によって異なるアプローチを楽しみながら、まだ見ぬお気に入りを探すのも面白い。
【イチ押しメガネ】キュービッツ/プリムソル
2012年設立の英国の気鋭はコレクションのほとんどがセルフレームだが、こちらは珍しい日本製のチタンメイド。「昨季から登場したハイエンドモデルで、レンズの形や各種パーツに英国の香りを匂わせつつ堅苦しくない姿が抜群」(ショップマネージャー・田代さん)。
【DATA】
blinc vase
東京都港区北青山3-5-16 1F
TEL03-3401-2835
営業/12:00~20:00
休み/月曜
▼もっと詳しく読みたいなら
5.EYEVAN TOKYO GALLERY(アイヴァン 東京ギャラリー)|東京・表参道
南青山・骨董通りに2021年に旗艦店をオープンさせた日本ブランドの「アイヴァン」。2018年にリブランディングを図った以降も、「着るメガネ」をコンセプトに掲げたファッションアイウエアの草分けとして幅広い世代から愛されている。
【イチ押しメガネ】アイヴァン/John B
1930年代のヴィンテージオプティカルの空気感を持つフルメタルモデルはリム上部が一文字となるフレンチデザインを融合することでモダンなルックスに。パンチの効いたイエローゴールドもどこか新鮮。
【DATA】
EYEVAN TOKYO GALLERY
東京都港区南青山5-13-2
TEL03-3409-1972
営業/11:00〜20:00
休み/火曜
https://eyevaneyewear.com/
▼もっと詳しく読みたいなら
6.Continuer(コンティニュエ)|東京・恵比寿
もはやアイウエアは日常をフォローするツールであると共に自身を表現するアクセサリー。それを実感させる、恵比寿にある「Continuer」。店内を彩るのは、伝統の重要性と魅力を伝えるオリバー ゴールドスミスやマックス・ピティオン。そして、革新と創造を胸に新たな風を吹き込むユウイチトヤマなど、見逃せない眼鏡屋だ。
【イチ押しメガネ】ハフマンス・アンド・ノイマイスター/ハーパー
シートメタルをくり抜き、折り曲げ、接着させることで成形するフレーム技術の精巧さは、ついため息が漏れるほど。バーブリッジ風の2ブリッジも楽しいデザイン。「ラインが際立つような作りが素晴らしく、玉型も小振りなため日常でも使いやすいですね」(店長・志岐さん)。
【DATA】
Continuer
東京都渋谷区恵比寿南2-9-2 calm恵比寿1F
TEL03-3792-8978
営業/12:00~20:00
休み/水曜
▼もっと詳しく読みたいなら
7.decora TOKYO(デコラ東京)|東京・丸の内
装いだけでなく、体の変化に従ってなど、大人にもなればメガネを手にする理由も様々ある。その要望にしっかり応えてくれるのが、スタッフの大半が国家資格を有する丸の内の「decora TOKYO」だ。正面からアイテムが見えないよう陳列されているため、一見、メガネ店と思えない佇まいだが、一歩足を踏み入れれば心躍る出会いが待っているだろう。
【イチ押しメガネ】ジーパーツ/Z-137
チタンの扱いに定評のある鯖江の実力派ファクトリーブランドの一本。「たまにツーブリッジが出るんですが、オシャレ過ぎず野暮すぎない趣がいい塩梅。とにかく丈夫で蝶番の動きも滑らかといった作りの良さもさすがです」(プレス・漆畑さん)。
【DATA】
decora TOKYO
東京都千代田区丸の内1-5-1 新丸ビル2F
TEL03-3211-3201
営業/11:00~21:00(日祝11:00~20:00)
休み/無休
▼もっと詳しく読みたいなら
8.The PARKSIDE ROOM(ザ パークサイドルーム)|東京・吉祥寺
吉祥寺・井の頭公園のすぐ脇に同店が誕生して早9年。訪れる人々は老若男女を問わず実に幅が広い「The PARKSIDE ROOM」。あらゆる層にリーチできるよう、ルノアやマイキータといった有名どころから、 ハフマンス・アンド・ノイマイスターといった気鋭まで、選択肢も幅広い。散歩がてら立ち寄りたい眼鏡店である。
【イチ押しメガネ】ルノア/アヴィエイター2
横幅を抑えた小ぶりなボストン型と2ブリッジのコンビ。「ブランドらしいヴィンテージをベースとした作りでありながら、横からは見えない気の利いたネジの仕様。ゴールドフレームがエレガントですが、アクの強さは感じず顔馴染みもいいですね」(プレス・五十嵐さん)。
【DATA】
The PARKSIDE ROOM
東京都武蔵野市吉祥寺南町1-17-1 2F
TEL0422-41-8978
営業/12:00~20:00
休み/水曜
▼もっと詳しく読みたいなら
9.緑青(ロクショウ)|東京・世田谷
世田谷にある羽根木公園からほど近くの住宅街に佇む「緑青」は、2022年12月にオープンしたばかり。オーナーは日比谷のヴィンテージメガネ店「コンベックス」出身で、クラシックなメガネは得意分野。人気のフレンチヴィンテージを取り揃えている一方で、テオなどのアート性が高いブランドまで、幅広く取り扱う。
【イチ押しメガネ】テオ/ミレ +84
フロントはフラットに徹していながら、背面には斜めに切り込みの入ったユニークな一本。高級インテリアのような独特なカラーリングも相まって、飾っているだけでも美しいアート級のプロダクトに昇華している。
【DATA】
緑青
東京都世田谷区羽根木1-21-3 亀甲新に76
TEL050-1807-2015
営業/12:00~19:00
休み/火曜
10.折角堂 東京(セッカクドウ トウキョウ)|東京・蔵前
神戸元町にある人気アイウエアショップ折角堂が、2022年に待望の東京進出を果たした。気になる場所は注目を集めている蔵前エリアで、築40年を超えるアンティークビルの3階。国内外の厳選された11ブランドが一堂に会した店内では、ここでしか買えないエクスクルーシブなモデルや1点モノのハンドメイドも展開しているので、要注目だ。
【イチ押しメガネ】メガネロック/ベクター 014
アイウエアの聖地である福井県の鯖江を拠点とする実力派ブランドへレッドのアセテートで別注したモデル。「ブロウフィッシュ」=「フグ」を連想させる、レンズシェイプが特徴的な同ブランドの人気モデル。
【DATA】
折角堂 東京
東京都台東区蔵前4-20-8 東京貴金属会館3階
TEL03-6773-7736
営業/13:00~18:00(土曜、日曜、祝日11:00~18:00)
休み/不定休
11.Atelier Macri(アトリエマクリ)|東京・清澄白河
オシャレなカフェやギャラリーが点在し、ここ数年で注目を浴びている清澄白河にオープンした眼鏡と香水のコンセプトストアである「アトリエマクリ」。空間演出を手掛けるマクリの新業態で、世界中から厳選されたアイウエアと香水が、まるでギャラリーのような空間にディスプレイされている。五感を刺激しながら、商品を吟味できるのが魅力である。
【イチ押しメガネ】カトラーアンドグロス/0734V3
イギリスを代表するアイウエアブランドの大きめなボストンモデル。フレームを太くすることで、よりボリューム感が出て、ベーシックながらも個性的に演出してくれる。サイドフレームもボリュームがあり、存在感たっぷりだ。
【DATA】
Atelier Macri
東京都江東区森下4-19-12
TEL03-6666-9212
営業/12:00~20:00
休み/月曜、火曜
▼もっと詳しく読みたいなら
12.DOWNTOWN(ダウンタウン)|東京・月島
もんじゃで有名な東京の下町・月島にお店を構えるセレクトショップ「ダウンタウン」。店内の至る所にアーティスティックな絵や小物が置かれ、空間をブラッシュアップしている。その人の顔に合った最上の一本の提案を得意とする同店は、2020年にオープンした新星ながら業界人がこぞって訪れるメガネ屋なのだ。
【イチ押しメガネ】ユウイチ トヤマ
クラウンパントのメタルフレームが珍しいこちらは、大縄のダブルダッチがデザインソースとなっている。
【DATA】
DOWNTOWN
東京都中央区月島1-20-5
TEL03-4361-4988
営業/11:00~18:00
休み/木曜
▼もっと詳しく読みたいなら
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
関連する記事
-
- 2024.11.28
欲しかったのは、トラディショナルでありつつ個性的なアイウエア。「エフエヌ」が今の気分。
-
- 2024.11.22
服好きは必見! 雑誌2nd編集部が推したい、今気になる新作ファッションアイテム6選
-
- 2024.11.22
英国スタイルにハマる、いま手にいれるべきセル巻きメガネ10選
-
- 2024.11.22
保存版! なぜ英国メガネ=セル巻きのイメージなのか。知られざるそのヒストリーに迫る