日米のノスタルジックに浸れる、おすすめバーバーショップ

トラッドとは装いだけでなく普段の生活から”スタイル”として確立していきたいもの。そのためにまずは、ちょっぴり背筋が伸びる「粋」を感じる場所にも訪れたいもの。身だしなみを整えることはもちろん、バーバーには空間的な魅力がある。日本とアメリカ、それぞれのトラッドが感じられるバーバーに足を運んでみよう。

1.小説の中の理髪店がここにある「富士東洋理髪店」

1930年代の日本を舞台とした向田邦子の同名小説が原作の映画『あ・うん』で、高倉健が顔剃りのために訪れた理髪店を参考とした昔ながらの理髪店。白を基調とした外観や落ち着いた緑の壁など、純喫茶にいるような懐かしさと心地良さを感じられる。

【DATA】
富士東洋理髪店
東京都渋谷区大山町1-22 ブルーリーフ大山町1F
TEL03-6804-7238
営業/11:00~21:00(土日10:00~20:00)
休み/月曜、第1、3火曜
https://fuji-oriental.com

2.1920年代のアメリカンバーバーを忠実に再現した「DOUBLE RL WITH LUDLOW BLUNT」

1994年にアメリカ・ブルックリンでオープンし、その後日本に上陸。20年代の現地のバーバーを再現し、椅子や什器、床の大理石までアメリカ製。ラルフローレンのヴィンテージライン「ダブルアールエル」も隣接し、アメリカ好きには堪らない空間となっている。

【DATA】
DOUBLE RL WITH LUDLOW BLUNT
東京都千代田区有楽町2-5-1 阪急メンズ東京7F
TEL03-6252-5433
営業/12:00~20:00(土日祝11:00~)
休み/無
https://ludlow.co.jp/access

現存する日本最古の理髪店「麻布 I.B.KAN」にも注目

1818年創業。初代アメリカ公使館(現在の大使館)館長であるタウゼント・ハリスの髭を剃っていたという記録も残っている。店主は初代から現在の8代目まで全員直系の男性で、「お客様に愛される店づくり」の理念を胸に麻布十番で200年以上、店を守り抜いてきた。

現在の店名にもある「I.B.(アイビー)」は歴代の店主が襲名する「蔦屋吉五郎」の蔦(英語でIVY)が由来。現在は個室も完備した現代的な作りとなっている。

【DATA】
理容室『麻布 I.B.KAN』
東京都港区麻布十番3丁目8-6
TEL03-3451-2877
営業/10:00~19:00(土日祝9:00~)
休み/月曜、火曜

(出典/「2nd 2023年11月号 Vol.199」

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