締切直前! 人気殺到レザートートの脅威のコスパの理由とは?

通常なら廃棄されることも多い「ニベ」という聞きなれないレザーで作ったことで軽量かつ上品、それでいて3万円アンダーという高コスパのオールレザーのトートバッグ。締め切りまで残り1週間を切ったタイミングだが、改めてその高コスパの理由をご紹介する。

 

 

ブラックのレザーバッグというと艶っぽくてキザになりすぎたり、はたまた男らしく武骨になりすぎたりと、存在感が強いがあまり躊躇する人も多いものだが、「スムースレザーではなく、スウェードやラフアウトで作ったらどうなる?」という発想から生まれた上品なレザートートバッグ。重くなりがちな革のバッグだけに手にも優しい軽さにしたいという発想を元に、メーカーに駆け込んだところ、「ニベ」なる聞きなれないレザー素材を提案された。
通常は廃棄されることも多い「床革」と呼ばれる革だけに軽くて安価、何より上品に見える。編集部スタッフがかつて所有していたヴィンテージのトートバッグをベースとした「塩梅の良いサイズ」に、ついでにカードケースもつけちゃおうとトントン拍子で完成したのだが、極めてシンプルなデザインにして毎日使っちゃいそうな「道具としての高い完成度」を備えることになった。その使い勝手をぜひ味わってほしい。

高コスパの理由とは?

タイトルの答えとして「高いコストパフォーマンス」を実現した理由の筆頭は、もちろん「ニベ」という素材。「床革(とこがわ)」とも呼ばれ、通常は廃棄されることも多いレザーなのだが、スムースレザーの場合は表側、スウェードレザーの場合は裏側に見られる「銀面」を持たない革のこと。革は用途に合わせて適切な薄さに「漉く(すく)」のだが、漉いた後に残る革を使用していることを意味している。素材そのものが安価で使用することができたために、オールレザーのトートバッグにして「3万円アンダー」という脅威的なコストパフォーマンスを実現できたというわけだ。

「ニベ」ならではの唯一無二の表情。

ただし、その分、加工は通常のレザー以上に多くの工程を踏んでいて、手染めで染色し、一般的なレザー以上にオイルを多めに含ませた上にオイルを刷り込んで磨きをかけ、焦がし加工なども行うことで、唯一無二の表情を生み出している。前述の素材選びのおかげで軽量な仕上がりとなっているが、厚手のキャンバスライナーのおかげもあって耐久性などは全く問題ない。レザートートというだけで、重さを気にする女性が持っても気にならない700g程度。

スクエア型が実に使いやすい!

編集部スタッフがかつて所有していたヴィンテージのトートバッグをベースとした「塩梅の良いサイズ」が、スクエア型。縦長トートよりも わずかとはいえ小さいことで軽量化にも寄与している。とはいえ、雑誌もPCもすっぽり収納できる実用最小限のサイズを目指した。

ついでにつけたカードホルダーが現代人の用途にもピッタリ!

ついでにカードケースもつけちゃおうとトントン拍子で完成したのだが、これが実に使いやすい。スマート化した現代においてはスモールウォレットとして活用するもよし、定期券や入館証、以前よりも持ち歩く枚数が減ってきた名刺など、何かと必要なカード類を収めるのにもピッタリ。

 

極めてシンプルなデザインにして、ついつい毎日使ってしまう「道具としての高い完成度」を備えることになった。コストパフォーマンスもさることながら、その実用的な使い勝手をぜひ味わってほしい。

アイテムの詳細・購入はこちらから。
【vasco × 2nd】ラフアウトスクエアトート

この記事を書いた人
おすぎ村
この記事を書いた人

おすぎ村

ブランドディレクター

『2nd』のECサイト「CLUB-2nd」にて商品企画・開発を担当。貴重なヴィンテージをサンプリングした人気ブランドへの別注などを世に送り出している。2nd、Lightningの元編集長にして現在は2ndのブランドディレクター
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

これが“未来のヴィンテージ”。綿、糸、編み機……すべてに徹底的にこだわる唯一無二のカットソー

  • 2026.04.27

綿、糸、編み機……。素材から製法まで徹底的にこだわり、唯一無二のカットソーを創り続けるライディングハイ。「FUTURE VINTAGE(未来のヴィンテージ)」を目指す彼らのフィロソフィは如何にして形成されているのか。プロダクトの根幹をなす代表・薄 新大さんの“アイデアの源”に迫る。 More tha...

100本限定生産の「エイトG」大戦モデルは、春にぴったりの履き心地とメリハリのエイジング

  • 2026.04.02

無骨なまでに肉厚なデニムで知られるエイトG。その中でも比較的穿きやすく、この時期にぴったりの一本が、第二次世界大戦期のディテールを落とし込んだ大戦モデルだ。特濃インディゴで染め上げた糸ならではの、メリハリの効いたエイジングは、自分だけの一本になること間違いなしだ! ワイドシルエットが生む、クラシカル...

これまでで一番“アイビー”なクラークス誕生! 2026年春夏の新作にペニーローファーやボートシュー ズも登場

  • 2026.04.27

「クラークス」が2026年春夏の新作として発表した「デザートアイビーコレクション」。ブランドのアイコンである[デザートブーツ]や[ワラビー]、[デザートトレック]はアイビーらしい配色に落とし込まれ、アイビーの定番靴であるペニーローファーやボートシューズも顔ぶれに加わる。英国、アメリカ、日本。各国のカ...

夏を装いが物足りない時のひと工夫。涼しげな素材と優しい配色で気軽に“レイヤード”を楽しむ

  • 2026.04.16

シャツとジーパン。それだけで成立することは分かっていながら、やっぱりちょっと物足りない、と感じたときに思い出してほしいキーワード。それは、レイヤードだ。ぜひ夏の装いのひと工夫に加えてもらいたい。 涼しげな素材×優しい配色のレイヤード 夏に着るトップスはシャツとインナーだけになりがち。だが、シャツの下...

大人の夏はゆるくてこなれ感があるコーデが気分。“アジ”のあるピグメントTとデニムさえあればいい

  • 2026.04.17

ハナから古着みたいに着られる、アジのある服が大好きだ。「ジムマスター」が今季推すピグメントTとデニムも、加工感が素敵。いい“アジ”を知り尽くすふたりも、どうやら気に入ったご様子です。 「MIA MIA Kuramae」ヴォーンさんは、ピグメントTにオールインワンを着崩して合わす! 色ムラによる古着ラ...

Pick Up おすすめ記事

開襟シャツに刺繍入りジャケット……老舗デニムブランドが提案する、春夏のアメカジスタイル。

  • 2026.04.01

老舗デニムブランドであるステュディオ・ダ・ルチザンが提案する、春夏のアメカジスタイル。定番ジーンズからHBTのワークセットアップ、開襟シャツや刺繍入りジャケットまで、軽やかな素材と遊び心あふれるディテールで、春夏の装いを彩る。 [5743]ボーリングシャツ 1950年代のヴィンテージ・ボーリングシャ...

100本限定生産の「エイトG」大戦モデルは、春にぴったりの履き心地とメリハリのエイジング

  • 2026.04.02

無骨なまでに肉厚なデニムで知られるエイトG。その中でも比較的穿きやすく、この時期にぴったりの一本が、第二次世界大戦期のディテールを落とし込んだ大戦モデルだ。特濃インディゴで染め上げた糸ならではの、メリハリの効いたエイジングは、自分だけの一本になること間違いなしだ! ワイドシルエットが生む、クラシカル...

これが“未来のヴィンテージ”。綿、糸、編み機……すべてに徹底的にこだわる唯一無二のカットソー

  • 2026.04.27

綿、糸、編み機……。素材から製法まで徹底的にこだわり、唯一無二のカットソーを創り続けるライディングハイ。「FUTURE VINTAGE(未来のヴィンテージ)」を目指す彼らのフィロソフィは如何にして形成されているのか。プロダクトの根幹をなす代表・薄 新大さんの“アイデアの源”に迫る。 More tha...

大人の夏はゆるくてこなれ感があるコーデが気分。“アジ”のあるピグメントTとデニムさえあればいい

  • 2026.04.17

ハナから古着みたいに着られる、アジのある服が大好きだ。「ジムマスター」が今季推すピグメントTとデニムも、加工感が素敵。いい“アジ”を知り尽くすふたりも、どうやら気に入ったご様子です。 「MIA MIA Kuramae」ヴォーンさんは、ピグメントTにオールインワンを着崩して合わす! 色ムラによる古着ラ...

【連載】ビートルズのことを考えない日は一日もなかった

  • 2024.02.05

80年代、私的ビートルズ物語。 ビートルズ研究と収集に勤しむビートルデイズを始めて早44年(Since1980)。 なにをするにもビートルズが基準だった『昭和40年男』編集長のビートルズ史を、 当時の出来事とともに振り返ります。