ニュージーランドの伝統ブランド・カンタベリーの自信作。
日本で開催された2019年ワールドカップで史上初の8強進出を果たした日本代表チーム。彼らが身にまとうのは20年以上にわたって日本代表ジャージのサプライヤーをつとめてきたニュージーランド発祥のラグビーブランド・カンタベリーのジャージだ。
1904年に生まれ、来年で120周年を迎えるブランドが新ジャージのコンセプトに掲げたのは「Made to Be TOUGH」。激しいプレーが繰り広げられるラグビーという競技に必要なタフさ、そしてどんな状況でも勝利に向けて挑み続けるハートのタフさを実現し、2019年を超えるジャージの開発を目指したという。
キーワードは「サステナブル」と「ファンの思い」。
新ジャージの最大の特徴は「サステナブル」だ。現在のラグビージャージの素材として主流なのはポリエステル。新ジャージはポリエステル商品の回収プロジェクトとして、全国のラグビーファンから合計1266枚のウエアが集まり、誕生した。環境への配慮に加えて、大切な思い出や日本代表への思いが詰まったウエアを紡ぎなおして作られた新ジャージが、遠いフランスで戦う代表選手を支える。
2019年大会に出場し、タックルで倒れた選手からボールを奪う「ジャッカル」で一躍有名となった姫野選手は「ファンの方がリサイクルとして出してくれた素材がこのジャージになっていると聞きました。選手としてはファンの皆様の思いを肌で感じられるというのはすごく心強く思います。この歴史ある日本代表のジャージを新たな高みに持っていくことが自分たちの責任だと感じています。このジャージを着て試合をする日を楽しみにしながら日々のタフなトレーニングを頑張っていきたいと思います」とファンの思いも背負って戦う姿勢を示した。
さらにデザインには赤と白の日の丸カラーや、随所に散りばめられた和柄など日本らしさが詰まっている。また、胸元中央にはフランスの国花であるユリの花が配されており、開催国へのリスペクトを示している。株式会社ゴールドウイン カンタベリー事業部長で、日本代表ジャージ開発総責任者の石塚正行さんによれば、「軽量性や快適性といった機能面も含めて、2019年のジャージを上回るものを作ることができた」という。
新ジャージを着て代表戦士を応援しよう!
イギリス発祥のラグビーといえば、試合が終われば敵も味方も関係なく、検討をたたえ合う「ノーサイド」に象徴される紳士のスポーツ。また、ファッションの面からみてもラグビーシャツはネイビーブレザーやチノパンなどと相性の良いトラディショナルなアイテムとして2nd読者にもおなじみだろう。
約2か月後に迫ったラグビーワールドカップ。前回大会を超えるベスト4を目指す代表戦士を、新ジャージを着て応援しよう!
レプリカジャージの予約受付は、全国のカンタベリーショップで6月23日から28日まで。販売は6月29日から。価格は1万3200円、キッズ用は7150円 。
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