今の自分に、一番似合うアイビースタイルです。
「アイビーファッションに興味を持ったのは、中高生の頃。学校で流行っていたわけでなく、父親がアイビー好きで家にあるアイビーアイテムを見ながら育ったので必然的に好きになっていったんだと思います。はじめに興味を持ったのはアメリカのカルチャーを日本人の視点で消化したアイビーでしたが、歳を重ねるごとによりリアルなアメリカンアイビーを知り、より純度の高いスタイルを求めるようになりました。
今回着用したアイテムは、1950年代から60年代のアイビーが一世を風靡した時代のアイテム、マドラスにポロシャツと夏らしいアイテムを選びました。ただその着こなしは70年代のプレッピーをイメージ。言うなればアイビーリーグ卒業生70年代スタイルです」
【ポイント①】シンプルなクリアフレーム。
「マドラスジャケットと派手なアイテムを着用しているのでメガネはクリアフレームとシンプルに。年相応の小物選びが重要です」
【ポイント②】アイテムのバランス。
「ポロシャツの襟をジャケットの上に出し、デニムは薄い色を選ぶなど、王道なアイビーアイテムをプレッピーに着こなしています」
【ポイント③】足元でバランス調整。
「着用したアイテムがすべて古着なので、清潔感を出すために靴は白のローファーを選びました。大人なのでバランスが大事です」
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
(出典/「2nd 2023年7月号 Vol.196」)
Text/Kazuki Ueda
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