「サンカッケー」デザイナー・尾崎雄飛さんの、70年代プレッピーの着こなし。

  • 2023.07.12

「サンカッケ」デザイナーの尾崎雄飛さんは1980年生まれ、43歳。アイビー好きな父親の影響でどっぷりハマり、今や純度の高いスタイルを求めるほどに。そんな尾崎さんのこの夏は、”アイビーリーグ卒業生70年代スタイル”。マドラス×ポロシャツの着こなし、ご覧あれ。

今の自分に、一番似合うアイビースタイルです。

ジャケット/ブルックスブラザーズ、ポロシャツ/ラコステ、パンツ/リーバイス、シューズ/ジェイエムウエストン、メガネ/Vintage、チーフ/シモノゴダール、時計/チュードル、リング(右手薬指)/Antique、リング(左手中指)/マルコムベッツ、リング(左手薬指)/エルメス

「アイビーファッションに興味を持ったのは、中高生の頃。学校で流行っていたわけでなく、父親がアイビー好きで家にあるアイビーアイテムを見ながら育ったので必然的に好きになっていったんだと思います。はじめに興味を持ったのはアメリカのカルチャーを日本人の視点で消化したアイビーでしたが、歳を重ねるごとによりリアルなアメリカンアイビーを知り、より純度の高いスタイルを求めるようになりました。

今回着用したアイテムは、1950年代から60年代のアイビーが一世を風靡した時代のアイテム、マドラスにポロシャツと夏らしいアイテムを選びました。ただその着こなしは70年代のプレッピーをイメージ。言うなればアイビーリーグ卒業生70年代スタイルです」

【ポイント①】シンプルなクリアフレーム。

「マドラスジャケットと派手なアイテムを着用しているのでメガネはクリアフレームとシンプルに。年相応の小物選びが重要です」

【ポイント②】アイテムのバランス。

「ポロシャツの襟をジャケットの上に出し、デニムは薄い色を選ぶなど、王道なアイビーアイテムをプレッピーに着こなしています」

【ポイント③】足元でバランス調整。

「着用したアイテムがすべて古着なので、清潔感を出すために靴は白のローファーを選びました。大人なのでバランスが大事です」

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「2nd 2023年7月号 Vol.196」)

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