顔周りのアクセントやハズしに取り入れる。
国や年代を問わず気に入ったモデルをピンポイントに選んできた川辺さん。そのセレクト基準は、常にファッションがベースにある。
「本格的に眼鏡にハマったのは、コロナ禍になってから。マスクをするなかで、顔周りにアクセントが欲しくて……。なので、アクセサリー感覚に近いかも。コーデに合わせるだけでなく、ハズしの要素として取り入れたり。いろんなスタイルに対応できるよう、幅広いモデルを揃えています」
川辺さんのメガネ遍歴。
(写真上から)
【2019年購入】French Vintage(フレンチヴィンテージ)
フランスの40年代製ヴィンテージフレーム。「古着店で入手した初めてのヴィ ンテージモデルです。当時の雰囲気を再現したくてガラスレンズにしました。そのおかげでちょっと重いけど、安定感はバツグンです」
【2020年購入】ALGHA WORKS(アルガワークス)
ジョン・レノンも愛用していた英国ブランド、アルガワークスの人気モデル、パント。「ジョンへの
憧れもあるけど、コンパクトかつシャープなオーバルシルエットに惹かれました。今ところ1番愛用しているかも」
【2021年購入】Lesca LUNETIER(レスカ ルネティエ)
フランスのブランド、レスカの現行モデル、ピカ。「フレンチらしい、厚みのあるクラウンパントがポイント。一見するとブラックだけど、実はオリーブ。なので古着やワーク系のスタイルと相性がいいと思います」
【2022年購入】YUICHI TOYAMA.(ユウイチ トヤマ)
日本を代表する眼鏡デザイナーの1人、外山雄一氏の作品。「ダブルブリッジの ような直線的なブリッジがお気に入り。シルバーがメインだけど、テンプルがゴールドなので、金銀どちらのアクセにも合わせやすい」
【2022年購入】MYKITA(マイキータ)
ベルリン発のブランド、マイキータのモデル、ワタル。「ユニークなコラボアイ テムも展開しているブランドで、アイテムの名前が日本人の名前なのもおもしろい。モダンなデザインだけどスタイルを選ばず使えます」
【2023年購入】Jacques Durand(ジャックデュラン)
明けに入手したばかりの黒縁眼鏡は、ジャック・デュランの新作モデル。「クラシックなデザインだけど、マットな質感やパーツが見えない作りなど、ディテールはモダン。今は久しぶりに黒縁を楽しんでいます」
(出典/「2nd 2023年4月号 Vol.193」)
Photo/Yuta Okuyama Text/Masatsugu Kuwabara
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