2020年にフランスで誕生した最注目メガネブランド「ラザール・ステュディオ」。

2022年秋、欧州圏外では日本のグローブスペックスが初めて取り扱いを開始した「ラザール・ステュディオ」。メガネの製造や歴史を学校で教えながら、複数のブランドのデザインコンサルタントも務めるデザイナー、アレキサンドル・カトン氏が手掛ける、物理的にも精神的にも長く使える、時代を超えたアイウエアだ。

過去と未来が絡み合い、美しく融合していくメガネ。

2020年にフランスのリヨンで生まれたのがラザール・ステュディオだ。デザイナーのアレキサ ンドル・カトンさんは、ブランド創設の根底にある想いについて「自身で眼鏡店を営んでいた頃から、本物であり、エシカルそしてサステナブルであり、しっかりとアイデンティティを認識できるプロダクツが求められていると感じていた」と、今回の2nd編集部の取材で明かしてくれた。

そのアイデンティティの発露として「ネオレトロ」という新たなジャンルを創造したという。「クラシックをデザインソースにしながら、ディテールの各所をリファインさせて、現代の技術を駆使し、タイムレスなプロダクトとして蘇らせるのが私のやり方」と説明する。削り出しの蝶番金具など独自仕様のメタルパーツは日本のメーカーと一緒に多大な労力を費やして開発し、組み立てはフランスのジュラ地方で行う。

「私の理想は過去と未来が 絡み合い、融合していくこと。この精神で今後も歩んでいきます」

環境と社会的責任にも配慮したオリジナル機構。

環境と社会責任に配慮した物づくりを企業理念に、耐久性があってサステナブルなメガネを志向している。そのこだわりは蝶番やヒンジ、塗装にまで及ぶ。蝶番には、日本メーカーの緻密な最新技術で製作した独自設計の金具を採用。

ヒンジはテフロンの一種であるテフニック素材のワッシャーで耐久性を高めている。また、写真の錆びたような風合いは、ゴールドやシルバーなどの貴金属に独自技術を用いて生み出した「wabisabi」カラーだ。

「ラザール・ステュディオ」のおすすめ眼鏡3本。

watson

19世紀末のXブリッジを進化させた形状が特徴。テンプルの終わりにブランドを象徴するラインの意匠。このパーツがテンプル後方に荷重を掛けてフロントの負荷を軽減するバランサーとなる。92400(wabisabiカラー)

gopnik

薄いクリアグレーのアセテートを使ってウェリントン型に。リムの上下で太さにコントラストを付けていたり、彫金を施された芯がねがテンプルからのぞいていたりで、どの角度から見ても知的な印象を醸し出す。53900

andrews

美しいイエローの生地に薄いグラデーションレンズを合わせたパント型のサングラス。テンプルのエンド部分を断ち落としたままの状態にしているのは、日本の侘び寂びの精神からインスパイアされているという。64900

【問い合わせ】
グローブスペックス ストア
TEL03-5459-8377

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「2nd 20234月号 Vol.193」)

この記事を書いた人
2nd 編集部
この記事を書いた人

2nd 編集部

休日服を楽しむためのマガジン

もっと休日服を楽しみたい! そんなコンセプトをもとに身近でリアルなオトナのファッションを提案しています。トラッド、アイビー、アメカジ、ミリタリー、古着にアウトドア、カジュアルスタイルの楽しみ方をウンチクたっぷりにお届けします。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

「ORGUEIL」が提案する、凛冬を彩る大人のガーメンツ。

  • 2025.12.26

凛とした寒さが日に日に増し、コーディネートが重くなりがちな季節。クラシックなデザインと丁寧な作り込みのORGUEILのクロージングが、いつものスタイルを格上げしてくれる。さりげなく上質で存在感のある一着が、冬の日々を彩ってくれるはずだ。 Aniline Steer Oil A-1 Jacket 19...

上質な馬革をシンプルに愉しむ。石炭(COAL)を運ぶために使われていたコールバッグという選択肢

  • 2025.12.27

きめ細かく美しい銀面を持つことで知られる馬革。軽くて強靭、上品な質感、そして使うほどに味わい深い経年変化で、多くのレザーファンたちを魅了し続けてきた。そんな馬革をシンプルに愉しませてくれるのがINCEPTIONのコールバッグだ。 ヴィンテージをベースに、実用性を加味し再構築。 19世紀末から20世紀...

映画で観た欧米のクラシックな世界観をモダンに昇華。“好き”が詰まった空間で暮らす!

  • 2025.12.30

衣食住は、私たちが生活するうえで必要不可欠な要素である。なかでも日々の生活と最も密接に結びつく住居には、ひと際こだわりたいもの。自分のお気に入りの空間を作るための選択肢のひとつに、リノベーションがある。 “三人四脚”で作り上げた理想の居住空間 兵庫県芦屋市。豊かな自然と落ち着きのある街並みから関西で...

アメリカンヴィンテージやヨーロッパのアンティーク品や建築物からインスパイアされた「ホリゾンブルー」のジュエリー

  • 2025.12.28

宝飾品と呼ぶべき繊細で美しいジュエリーを世に送り出し、国内外で人気を集めるHorizon Blue Jewelry。アメリカンヴィンテージだけでなく、ヨーロッパのアンティーク品や建築物など様々なものからインスパイアされた逸品は、大量生産できないため入手機会の少ない希少な存在だが、ここでは今後発売する...

Pick Up おすすめ記事

憧れの平屋が実現できる! かつてスクリーン越しに憧れたアメリカンハウスで暮らす

  • 2025.12.31

かつてスクリーン越しに憧れた、夢が詰まったアメリカンハウス。到底叶わないと思っていたその景色が、実は日本でも実現できるそうなんです。新婚ホヤホヤの編集部員、パピー高野とジョージが、アメリカンスタイルを得意とする、埼玉県を中心に海外スタイルのお家を手掛ける注文住宅・輸入住宅の専門店「古川工務店」の住宅...

デニム界の異端児・ラングラー、製造期間は約1年のみの“幻の名作”がついに復刻

  • 2025.12.27

ロデオ・ベンをデザイナーに迎えてカジュアルウエアに参入したという歴史やカウボーイカルチャーとの結びつきなど、独自の発展を遂げてきたラングラー。膨大なアーカイブの中から、王道から希少な隠れ名作まで全6型が復刻を果たした。 幻の名作が華麗なる復刻を遂げた。 アメリカ三大デニムブランドのなかでも特異な歴史...

「ORGUEIL」が提案する、凛冬を彩る大人のガーメンツ。

  • 2025.12.26

凛とした寒さが日に日に増し、コーディネートが重くなりがちな季節。クラシックなデザインと丁寧な作り込みのORGUEILのクロージングが、いつものスタイルを格上げしてくれる。さりげなく上質で存在感のある一着が、冬の日々を彩ってくれるはずだ。 Aniline Steer Oil A-1 Jacket 19...

日本屈指のインディアンジュエリーブランドが放つ、美しき馬蹄のシルバージュエリー。

  • 2025.12.24

日本屈指のインディアンジュエリーブランド・ファーストアローズがこの冬新たにリリースした「馬蹄」を象った「ホースシュー」シリーズ。奇しくも2026年は午(うま)年。ファッション面だけでなく、来年こそは飛躍を願う人にとって最高の開運アイテムとなるはずだ。 新作「ホースシュー」シリーズを一挙紹介! 1. ...

上質な馬革をシンプルに愉しむ。石炭(COAL)を運ぶために使われていたコールバッグという選択肢

  • 2025.12.27

きめ細かく美しい銀面を持つことで知られる馬革。軽くて強靭、上品な質感、そして使うほどに味わい深い経年変化で、多くのレザーファンたちを魅了し続けてきた。そんな馬革をシンプルに愉しませてくれるのがINCEPTIONのコールバッグだ。 ヴィンテージをベースに、実用性を加味し再構築。 19世紀末から20世紀...