1.「ROWING BLAZERS(ローイングブレザーズ)」のラガーシャツ。
ブレザーに一家言を持つローイングブレザーが2年の沈黙を破り、伝統的な12ゲージの編み立て、14オンスという超ヘビーウェイトのラガーシャツを携えて再 上陸。カレッジカラーにクロケットストライプ、ワッペンをあしらったものからピザ屋とのコラボまで様々。店舗限定で残反を使用したクレイジーパターンの1着も。キャップ7700円、ラガーシャツ各2万9700円(ユーソニアングッズ ストア TEL03-5410-1776)
2.「CIOTA×J.PRESS ORIGINALS(シオタ × J.プレス オリジナルズ)」の紺ブレ&スラックス。
トラッド復権が囁かれる2023年。幕開けを飾るコラボがこちら。胸のモールワッペンも誇らしげな紺ブレはスビンシェットランドホップサック仕立て。対するパイプドステムのグレースラックスはベルト不要のバックシンチ仕様。ともにオリジナル生地をわざわざ輸出しての米国生産とくれば、青田買いならぬシオタ買い必至。ブレザー13万2000円、スラックス5万9400円(J.プレス&サンズ 青山 TEL03-6805-0315)
3.「FOX UMBRELLAS(フォックスアンブレラズ)」の傘。
「傘は畳まれた状態が、最も美しい」と信じる英国紳士に愛されて一世紀半。アニマルヘッドの傘は以前からラインナップに存在していたが、品良くシックなブラックカラーはお初だとか。写真では、首から下が見えていないが、熟練の職人が手作業で作るだけあり、そのシルエットの美しさたるや。気になる方 は現物をご覧あれ。各5万6100円(グリニッジ ショールーム TEL03-5774-1662)
4.「PARABOOT(パラブーツ)」のシューズ。
本国フランスでは定番、されど日本では玄人好みの[ティエール]の新色オリーブ&グレー。堅牢な雰囲気漂うモカ縫いのスウェードアッパーの、履き口とシュータンにクッションを内包し、快適な履き心地を担保。ソールはボリュームのあるロケイドソールを採用。なにはともあれこの絶妙なカラーリング、スタイリングの妄想が捗りそうだ。各4万7300円(パラブーツ青山店 TEL03-5766-6688)
5.「GANZO(ガンゾ)」の財布。
13年ぶりに登場したブライドルレザーの新シリーズ[エイボン]。英国の老舗タンナー、トーマスウェア社の芯通しブライドルレザーを内外装に贅沢に用い、キズが付いても目立たず愛用し続けられる。ちなみに春に財布を買い換えるのは「財布が張る」で金運を招くとか。なんだか縁起も良さげ。長財布7万1500円、小銭入れ3万9600円、二つ折り財布4万9500円(ガンゾ 本店 TEL03-5774-6830)
6.「INDIVIDUALIZED CLOTHING(インディビジュアライズドクロージング)」のコート。
気候変動によりコートの着用期間こそ年々短くなるも、良品との出会いの前では些少なこと。同ブランド念願のアメリカ製バルカラーコートがまさにそれ。英国高級服地の名門であるホーランド&シェリー社の高級ウールを使用し、美麗シルエットは気品高く軽やか。カラバリの無地キャメルとともに、シーズン不問の活躍を約束。19万8000円(ユーソニアングッズストア TEL03-5410-1776)
7.「THE NORTH FACE PURPLE LABEL(ザ・ノース・フェイス パープルレーベル)」のブルゾン。
アウトドアギアの本懐たる機能性は最新でありたいが、旧き良き意匠も捨てがたい。そんなワガママに応えてくれるのが本作だ。見た目こそレトロだが、表地は3層構造のコットン ゴアテックス ファブリクス。さらに腕の可動域を広げるヨークスリーブ仕様とゆとりのあるシルエットで、現代的にアップデート。ノースだけに“キタ”コレなんてね。7万9200円(ナナミカ マウンテン TEL03-6416-3012)
8.「CROCKETT & JONES(クロケット&ジョーンズ)」のシューズ。
今年100周年を迎えるバーニーズ ニューヨーク。これを記念した別注[ハーバード 2]。特別な理由は、柔軟なレザー素材 のスーパーフレックスソールと、米国ホーウィン社のハッチグレインシェルコードバンを贅沢に使ったアッパー。しかも希少なウィスキーカラー。一世紀にも及ぶ歴史に思いを馳せつつ、その顔立ち・履き心地に酔いしれて。16万5000円(バーニーズ ニューヨーク カスタマーセンター TEL0120-137-007)
9.「CES(コンティニュエ エクストラ・スペース)」バンド。
待ってました、CESのオリジナルバンド。ほど良い光沢感と滑らかな肌触りのナイロン地は、某ラグジュアリーブランドも採用するリモンタ社製。ラグ幅18mmで生地は4色展開。またメタルパーツも生地色ごとにゴールドとシルバーを用意。写真より尾錠が小さくなるので、その点はご留意を。各9900円 ※腕統計は別売り(コンティニュエ エクストラ・スペース TEL03-3792-8979)
10.「YELLOWS PLUS(イエローズプラス)」の眼鏡。
デザイナー山岸氏が得意とするクラシックアイウエアの定番「ラウンド」をお題に、これまでのイエローズプラスとは、また違った表情が楽しめる新型をオーダー。驚きの極太8mmアセテート生地を使用しつつも、なめらかな立体感とさりげない装飾が色気を醸し、他所とは一線を画すフォルムが新鮮。さぁ、今こそ「目を丸くする」という慣用句を使うチャンス! 3万6300円(G.B.ガファス TEL03-6427-6989)
※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。
(出典/「2nd 2023年3月号 Vol.192」)
Photo/Norihito Suzuki Styling/Shogo Yoshimura Text/TOMMY
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