【アメトラショップガイド】MAINE(メイン)

  • 2023.01.09

個性豊かなスタッフとの交流も含めて、トラッド好きならわざわざ行きたくなるショップを厳選。そんなトラッドアイテムに定評のあるショップにおすすめしたいコーディネイトを組んでもらった。洒落者たちのスタイル案、今回は東京・神保町の「MAINE」よりピックアップ。

USメイドの聖地を中心にアメリカの伝統と魅力を発信。

アメリカ最北端に位置するモノ作りの盛んなメイン州は、かつてmade in U.S.A. アイテムの宝庫であった。そこからアメリカ全土にその文化が広まったように、ここから発信したいという想いを店名に込めオープンしたのが1988年。時を経ても今の空気に足並みを揃え、着心地や機能にこだわった良質なアイテムのラインナップは、経験豊富なアメカジの名店である同店を訪れることで それを実感するだろう。

また、カムコやバギーなど知る人ぞ知るブランドに出会えるのも魅力。アメカジの基本をなぞりながら、今回のようにシャツを丸襟にするなどその時々のウィットも欠かさない。35年にわたり愛され続けるワケだ。

MAINEが提案するトラッドスタイル。

キングスウッドのジャケット

デザインソースは、1930年代に米国の権威ある老舗ショップが作っていたスーツ。肩のラインやラペルロールを現代的にアレンジし、コットンギャバ生地によりシーズン問わない。37400

バギーのシャツ

ハワード・グロスマン氏との出会いをきっかけにアメリカのクラシックシャツを今に伝えるバギー。立体裁断かつ背面のボックスプリーツが動きやすさを確保する。1780

カムコのバンダナ

有名ストアブランドや米軍への納入実績もある老舗はバンダナにも妥協しない。インドのマドラスまで直接出向き素材を厳選。旧織機でヴィンテージのような織りムラを表現。880

キングスウッドのトラウザーズ

シルエットは廃れることのない伝統的なストレート。着目すべきはその色味と風合い。綿の状態から染め上げているため、ウールを染め上げたような独特な ムラ感を演出している。16280

パドモアアンドバーンズのシューズ

毛足の美しさからして、アッパーに使用したスウェードの上質さが手に取るように分かる。インソールの高いクッション性は長時間の歩行を可能にし、アウトソールは耐摩耗性に優れる。35750

DATA
東京都千代田区神田神保町2-48
TEL03-3264-3738
営業/11:0019:00
休み/不定休

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「2nd 202212月号 Vol.189」)

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