洒落者たちの、紺ブレ×クラシックアウトドアでつくる休日コーデ3選。

  • 2022.12.19

休日に紺ブレを着たい。そんなときにどのようにコーディネイトすればいいのか。リラックスムードを持たせつつ紺ブレで締める? それとも程よくドレスダウンさせる? トラディショナルなアイテムとクラシック感あるアウトドアアイテムをフィットさせる秘訣を、業界の洒落者3人の紺ブレ×クラシックアウトドアの装いから見つけよう。

1.「ビームス プラス」バイヤー・金子 茂さん

ビームス プラスのウエアをメインにしたバイイングを担当。今秋は久しぶりにキャンプを満喫する予定。「まずは庭でテント泊から(笑)」

スポーツシャツやブッシュパンツなど、往年のアウトドアアイテムに合わせたダブ ルのジャケットは、無骨な生地感も魅力。

「このジャケットは、アメリカのワークウエアやユニフォームに採用される生地で作られているので、その雰囲気や質感が活きるように、全体的にヘビーデューティなアイテムでまとめてみました 」。

主役となるジャケットは、少しゆとりを感じるサイジング。

「リラックスフィットのボックスシルエットだから、程よくゆったり着られるアイテム。こんな感じのアウトドア系のスタイリングなら、アノラックとレイヤリングさせても、おもしろいと思います」

【着用したブレザー】ENGINEERED GARMENTS × BEAMS PLUS

ユニフォームサージ素材で仕上げた、ミッドフィールドブレザーダブルジャケット。シングルにも見えるVゾーンのシルエットがポイント。77000(ビームス プラス 原宿TEL03-3746-5851)

マウンテンリサーチに別注したスポーツシャツは、お馴染みのアニマル刺繍がアクセント。「刺繍を少し大きくして、スクールアイテムっぽい雰囲気も意識しています」
往年のアウトドアのアイテムを今の気分で再構築した1本。「キャンバス、ヘリンボーン、ウエストポイント、バックサテン、2種類のリップストップ生地を組み合わせました」
スエードでラフに仕上げたキャンプモックは、タフなアウトドアスタイルにもマッチする一足。「サンダル感覚で履けるから、ワンマイルシューズとしても重宝しています」

スポーツシャツ33000/マウンテンリサーチ×ビームス プラス、パッチワークブッシュパンツ35200/ビームス プラス、シューズ(キャンプモカシン)56000/ランコート×ビームス プラス(以上すべてビームス プラス 原宿) キャップ/ビー ムスプラス(本人私物)

2.「ユーソニアングッズストア」スタッフ・手塚章吾さん

アメリカでリアルに愛されているアイテムを厳選するセレクトショップ、ユーソニアングッズストアのスタッフ。休日は登山を満喫中

フランネル素材のブレザーの柔らかい質感を活かしたスタイルのテーマは、往年のアメリカンアウトドア。クラシックな60/40クロス生地のマウンパを羽織り、ヴィンテージのウールトラウザーを合わせるなど、ナチュラルな素材のアイテムで統一している。

70〜80年代のバックパッカーブームを意識した、オレンジ×グリーンの配色もこだわりのひとつ。そのアクセントカラーとして、金ボタンの紺ブレを差し込みました」。マウンパを脱げば、ブレザーが主役のクラシックなアメカジコーデに。 「このブレザーは、自分的にはトラッドよりもカジュアルに着こなしたいアイテムですね」

【着用したブレザー】INDIVIDUALIZED CLOTHING

インディビジュアライズドシャツの姉妹ブランドが提案するフランネルブレザー。3パッチや袖の2ボタンなど、アメトラの王道ディテールながら、ソフトな素材感のためカジュアルな着こなしが可能。

「オレンジに合わせるグリーンとして」と、選んだバックパックは80年代のアウトドアアイテムを彷彿とさせるデザイン。「クラシックなルックスだけど、今季の新作です」
アウトドア仕様のモカシンシューズ、キャンプモック。「カジュアルなブレザーのスタイルに合わせやすく、名前通りキャンプシーンにも対応してくれる万能な一足です」
インナーに着用したタートルネックセーターは、高級素材のメリノウールを採用。「意外と珍しいアメリカ製のメリノウールのアイテム。通気性もよく汗冷えしないし快適」

マウンテンパーカ55000/シエラデザイン、シャツ29700/インディビジュアルズドシャツ、タートルネックセーター33000/ユーソニアンスポーツウエア、バケットハット17600/アメリカントレンチ、バックパック24200/バトルレイク、ベルト19250/マキシマ ムヘンリー、シューズ55000/ランコート(以上すべてユーソニアングッズストアTEL03-5410-1776) パンツ、ジャケット/共に私物

3.「ナナミカ 代官山」ストアマネージャー・阿部宏哉さん

勤続10年を超えるベテランスタッフ。実は高原や森よりも海好きで、キャンプよりダイビングの方が得意だというアウトドアマンでもある

「通気性がよく汗抜けもいいのでこれからの季節はミドルレイヤーとして使うのがちょうどいいかもしれません」と阿部さんがオススメする1着は、アルファドライを素材に採用した高機能なテーラードジャケット。裏地のない一枚仕立てになっているゆえ、非常に軽やかな作りとなっている。

「サラッとした着心地ですが、しっかり綺麗めに着られるデザインでTPOを問わず重宝しています。しかし防寒性は正直そこまで高くないので、紅葉狩りやライトハイキングなど秋のレジャーシーンでは、ダウンベストなどと合わせて、ちょっとドレスアップしたスタイルを楽しみたいと思います」

【着用したブレザー】nanamica

吸汗速乾性、ストレッチ性に優れたアルファドライ採用のテーラードジャケット。生地に光電子の機能がプラスされており、体温を使った効率の良い保温力も特徴となる。36300(ナナミカ 代官山TEL03-5728-6550)

アルファドライに光電子をプラスした機能素材が、衣服内を“ちょうどいい温度”に保ってくれる。一見するとテクニカルな素材のブレザーには見えない秀逸なデザインも◎
ベストとパンツは共地のコーデュロイ。これにコーデュラ混のオックスフォードシャツとブレザーをレイヤードすることで、アウトドア感満載のブレザースタイルが完成する
一見するとスタンダードなボタンダウンシャツだが、そのオックスフォード生地には耐久性に優れるコーデュラナイロンを混紡。耐久性が格段に上がり、長く着ることが可能

ダウンベスト39600/ザ・ノース・フェイス パープルレーベル、シャツ24200/ナナミカ、パンツ18700/ザ・ノース・フェイス パープルレーベル(以上すべてナナミカ マウンテンTEL03-6416-3012)

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「2nd 202212月号 Vol.189」)

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