洒落者たちの、紺ブレ×クラシックアウトドアでつくる休日コーデ3選。

休日に紺ブレを着たい。そんなときにどのようにコーディネイトすればいいのか。リラックスムードを持たせつつ紺ブレで締める? それとも程よくドレスダウンさせる? トラディショナルなアイテムとクラシック感あるアウトドアアイテムをフィットさせる秘訣を、業界の洒落者3人の紺ブレ×クラシックアウトドアの装いから見つけよう。

1.「ビームス プラス」バイヤー・金子 茂さん

ビームス プラスのウエアをメインにしたバイイングを担当。今秋は久しぶりにキャンプを満喫する予定。「まずは庭でテント泊から(笑)」

スポーツシャツやブッシュパンツなど、往年のアウトドアアイテムに合わせたダブ ルのジャケットは、無骨な生地感も魅力。

「このジャケットは、アメリカのワークウエアやユニフォームに採用される生地で作られているので、その雰囲気や質感が活きるように、全体的にヘビーデューティなアイテムでまとめてみました 」。

主役となるジャケットは、少しゆとりを感じるサイジング。

「リラックスフィットのボックスシルエットだから、程よくゆったり着られるアイテム。こんな感じのアウトドア系のスタイリングなら、アノラックとレイヤリングさせても、おもしろいと思います」

【着用したブレザー】ENGINEERED GARMENTS × BEAMS PLUS

ユニフォームサージ素材で仕上げた、ミッドフィールドブレザーダブルジャケット。シングルにも見えるVゾーンのシルエットがポイント。77000(ビームス プラス 原宿TEL03-3746-5851)

マウンテンリサーチに別注したスポーツシャツは、お馴染みのアニマル刺繍がアクセント。「刺繍を少し大きくして、スクールアイテムっぽい雰囲気も意識しています」
往年のアウトドアのアイテムを今の気分で再構築した1本。「キャンバス、ヘリンボーン、ウエストポイント、バックサテン、2種類のリップストップ生地を組み合わせました」
スエードでラフに仕上げたキャンプモックは、タフなアウトドアスタイルにもマッチする一足。「サンダル感覚で履けるから、ワンマイルシューズとしても重宝しています」

スポーツシャツ33000/マウンテンリサーチ×ビームス プラス、パッチワークブッシュパンツ35200/ビームス プラス、シューズ(キャンプモカシン)56000/ランコート×ビームス プラス(以上すべてビームス プラス 原宿) キャップ/ビー ムスプラス(本人私物)

2.「ユーソニアングッズストア」スタッフ・手塚章吾さん

アメリカでリアルに愛されているアイテムを厳選するセレクトショップ、ユーソニアングッズストアのスタッフ。休日は登山を満喫中

フランネル素材のブレザーの柔らかい質感を活かしたスタイルのテーマは、往年のアメリカンアウトドア。クラシックな60/40クロス生地のマウンパを羽織り、ヴィンテージのウールトラウザーを合わせるなど、ナチュラルな素材のアイテムで統一している。

70〜80年代のバックパッカーブームを意識した、オレンジ×グリーンの配色もこだわりのひとつ。そのアクセントカラーとして、金ボタンの紺ブレを差し込みました」。マウンパを脱げば、ブレザーが主役のクラシックなアメカジコーデに。 「このブレザーは、自分的にはトラッドよりもカジュアルに着こなしたいアイテムですね」

【着用したブレザー】INDIVIDUALIZED CLOTHING

インディビジュアライズドシャツの姉妹ブランドが提案するフランネルブレザー。3パッチや袖の2ボタンなど、アメトラの王道ディテールながら、ソフトな素材感のためカジュアルな着こなしが可能。

「オレンジに合わせるグリーンとして」と、選んだバックパックは80年代のアウトドアアイテムを彷彿とさせるデザイン。「クラシックなルックスだけど、今季の新作です」
アウトドア仕様のモカシンシューズ、キャンプモック。「カジュアルなブレザーのスタイルに合わせやすく、名前通りキャンプシーンにも対応してくれる万能な一足です」
インナーに着用したタートルネックセーターは、高級素材のメリノウールを採用。「意外と珍しいアメリカ製のメリノウールのアイテム。通気性もよく汗冷えしないし快適」

マウンテンパーカ55000/シエラデザイン、シャツ29700/インディビジュアルズドシャツ、タートルネックセーター33000/ユーソニアンスポーツウエア、バケットハット17600/アメリカントレンチ、バックパック24200/バトルレイク、ベルト19250/マキシマ ムヘンリー、シューズ55000/ランコート(以上すべてユーソニアングッズストアTEL03-5410-1776) パンツ、ジャケット/共に私物

3.「ナナミカ 代官山」ストアマネージャー・阿部宏哉さん

勤続10年を超えるベテランスタッフ。実は高原や森よりも海好きで、キャンプよりダイビングの方が得意だというアウトドアマンでもある

「通気性がよく汗抜けもいいのでこれからの季節はミドルレイヤーとして使うのがちょうどいいかもしれません」と阿部さんがオススメする1着は、アルファドライを素材に採用した高機能なテーラードジャケット。裏地のない一枚仕立てになっているゆえ、非常に軽やかな作りとなっている。

「サラッとした着心地ですが、しっかり綺麗めに着られるデザインでTPOを問わず重宝しています。しかし防寒性は正直そこまで高くないので、紅葉狩りやライトハイキングなど秋のレジャーシーンでは、ダウンベストなどと合わせて、ちょっとドレスアップしたスタイルを楽しみたいと思います」

【着用したブレザー】nanamica

吸汗速乾性、ストレッチ性に優れたアルファドライ採用のテーラードジャケット。生地に光電子の機能がプラスされており、体温を使った効率の良い保温力も特徴となる。36300(ナナミカ 代官山TEL03-5728-6550)

アルファドライに光電子をプラスした機能素材が、衣服内を“ちょうどいい温度”に保ってくれる。一見するとテクニカルな素材のブレザーには見えない秀逸なデザインも◎
ベストとパンツは共地のコーデュロイ。これにコーデュラ混のオックスフォードシャツとブレザーをレイヤードすることで、アウトドア感満載のブレザースタイルが完成する
一見するとスタンダードなボタンダウンシャツだが、そのオックスフォード生地には耐久性に優れるコーデュラナイロンを混紡。耐久性が格段に上がり、長く着ることが可能

ダウンベスト39600/ザ・ノース・フェイス パープルレーベル、シャツ24200/ナナミカ、パンツ18700/ザ・ノース・フェイス パープルレーベル(以上すべてナナミカ マウンテンTEL03-6416-3012)

※情報は取材当時のものです。現在取り扱っていない場合があります。

(出典/「2nd 202212月号 Vol.189」)

この記事を書いた人
2nd 編集部
この記事を書いた人

2nd 編集部

休日服を楽しむためのマガジン

もっと休日服を楽しみたい! そんなコンセプトをもとに身近でリアルなオトナのファッションを提案しています。トラッド、アイビー、アメカジ、ミリタリー、古着にアウトドア、カジュアルスタイルの楽しみ方をウンチクたっぷりにお届けします。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

時とエイジングを刻む。VAGUE WATCH&Co. × CONSIGLIERE THE 1ST SPECIAL WATCH

  • 2026.07.02

時計は時間を刻むもの。本来の目的はそれで十分だが、「エイジングするものに囲まれて暮らしたい」という自称革ジャンの伝道師・モヒカン小川はベルトにもこだわる。そんな彼が愛用するヴァーグウォッチとシルバージュエリーブランド「コンシリエーレ」のコラボウォッチには毎日身につけた分のエイジングが刻まれている。 ...

初夏は、泥と大戦で。「STUDIO D’ARTISAN」2026SSの新作を紹介!

  • 2026.07.03

選ぶのは「泥染の開襟シャツ」か、「大戦モデル」か──。この初夏、気になるのは対照的な表情を持つ二つの新作だ。そのどちらにもステュディオ・ダ・ルチザンならではの、丁寧な作りと遊び心が息づいている。 奄美大島の伝統技法が生む、泥染ならではの深い表情に注目 奄美大島に古くから伝わる泥染は、テーチ木(シャリ...

「ファーストアローズ」創業30周年記念! 「JELADO」「RE-BUILT」とのコラボによる銀で彩った、贅沢なデニム。

  • 2026.06.29

日本屈指のシルバーアクセサリーブランド「ファーストアローズ」が創業30周年を記念して、これまでの集大成かつファンへの感謝の気持ちを込めて、「JELADO」と「RE-BUILT」とコラボしたスペシャルなデニムを制作。限定100本。節目の年に相応しいこだわりに満ちたデニムの詳細を大解剖! First A...

上品に纏うちょうどいい季節。大人の夏にちょうどいい「ORGUEIL」のシャツ

  • 2026.06.30

気温の上昇とともに、装いは軽く簡素になる。だからこそ求めたいのは、肩肘張らない大人の品格だ。クラシックをモダンに再構築したORGUEILのシャツが、大人の夏にちょうどいい存在感を放ってくれるはずだ。 Shawl Collar Denim Work Shirt 1930 年代に現存したアメリカンワーク...

夏のアメカジがもっと楽しくなる「HEATH」のオリジナルプリントT !!

  • 2026.06.30

横浜を拠点に“大人のアメカジ”を提案する「ヒース」。セレクトショップでありながらハイクオリティなオリジナルプロダクツに定評があり、遊び心のあるアイテムや限定モデルも多く展開している。その筆頭が7.4オンスの肉厚Tシャツシリーズだろう。 [caption id="" align="alignnone"...

Pick Up おすすめ記事

王道のデニムセットアップはボトムスで差をつけろ!

  • 2026.06.30

昨今のアメカジブームのなかで、注目度が高まっている“デニムオンデニム”のセットアップスタイル。王道ももちろん良いが、一歩先を行きたいアメカジラバーはボトムスで差を付けてみるのはいかがだろうか。気鋭のブランド「アンバースレッズ」が展開するデニムセットアップはそんな望みを叶えてくれるに違いない。 Amb...

時とエイジングを刻む。VAGUE WATCH&Co. × CONSIGLIERE THE 1ST SPECIAL WATCH

  • 2026.07.02

時計は時間を刻むもの。本来の目的はそれで十分だが、「エイジングするものに囲まれて暮らしたい」という自称革ジャンの伝道師・モヒカン小川はベルトにもこだわる。そんな彼が愛用するヴァーグウォッチとシルバージュエリーブランド「コンシリエーレ」のコラボウォッチには毎日身につけた分のエイジングが刻まれている。 ...

「ファーストアローズ」創業30周年記念! 「JELADO」「RE-BUILT」とのコラボによる銀で彩った、贅沢なデニム。

  • 2026.06.29

日本屈指のシルバーアクセサリーブランド「ファーストアローズ」が創業30周年を記念して、これまでの集大成かつファンへの感謝の気持ちを込めて、「JELADO」と「RE-BUILT」とコラボしたスペシャルなデニムを制作。限定100本。節目の年に相応しいこだわりに満ちたデニムの詳細を大解剖! First A...

夏の余白に、存在感を。大人メンズの夏スタイルに個性と奥行きを添えてくれるアイテムを紹介!

  • 2026.06.30

シンプルな装いだからこそ、アクセサリーや小物が着こなしの印象を大きく左右する夏。そんな季節にチャコールグリーンが提案するのは、物語とクラフトマンシップを宿した逸品たち。夏のスタイルに個性と奥行きを添えてくれるアイテムを紹介する。 手仕事が生む、本物の存在感 2002年に誕生したアティースは、「REL...

革とデニムの境界線を越える! デニムのように見えるけど実はコレ、革なんです。

  • 2026.07.02

前号でもお伝えしたが、天神ワークスの開発していた新しい革「リジットレザー」が完成し、この度、遂にレザージャケットとなって登場した。まずはこの写真を見てほしい。これは、天神ワークス代表の髙木さんが1カ月着込んだもの。このエイジング、まさにデニムじゃね? でも、レザーらしいエイジングも見え隠れする、唯一...