今季もパドモア&バーンズが大豊作。

昨年秋冬の「革靴と紺ブレ」特集でも、大量のパドモア&バーンズ別注を紹介したが、今季もインラインはもちろん、幅広いブランドから別注のラブコールを受ける相変わらずの人気ブランドだった。

1.Padmore & Barnes

クラークスのワラビーやナタリーの生産を提携工場として請け負っていた背景を持つシューズファクトリー。ハンドステッチのフルモカシンというスタイルは、67年に開発されて依頼、一貫しているのだ。36080(グーニー PR TEL03-6441-2142)

2.× Steven Alan

コーデュロイに見えて、実はスウェードという一癖ある別注。アウトソールはオリジナルのクレープソールで、カラーリングをアッパーと同系色 に。90sデザインのインソールを採用。38280(スティーブン アラン フタコタマガワTEL03-5491-7511)

3.× UNIVERSAL PRODUCTS

アッパーをスウェードから毛足の短いヌバックレザーに変更し、さらにクラシックなガムソールをビブラム社のモルフレックスソールに変更。軽量でクッション性が高く、ヌバック独特の上品さも兼備。37400(ワンエルディーケー TEL03-3780-1645)

4.× FUMIE TANAKA

定番のローカットをベースに、今までのインラインにはない バイカラーを敢行。コンチョを付けるなど、ネイティブアメリカンのモカシンのようなテイストもプラス。バイカラーながらも、同系色でさり気ない。36300(ドール TEL03-4361-8240)

5.× Arknets

セレクト店「アークネッツ」のエクスクルーシブラインであるオンリーアークの別注。王道のミッドカットをベースに、アウトソールに同色のビブラムソールを採用。ライニングも同色でシルバーレターのロゴ。37180(アークネッツTEL028-634-1212)

6.× HYSTERIC GLAMOUR

重たくなりがちな秋冬のコーデのアクセントになる鮮やかなピンクカラーの別注。ヒールにはアイコンのカンガルーが入っている。他にサックスブルーやチーター柄のスウェードを展開している。44000(ヒステリックグラマー TEL03-3478-8471)

7.× SLOW

ディレクター自身が当ブランドの愛好家であることから別注が実現。秋冬らしい重めのカラーリングをあえてチョイス。汎用性が高く、今までにない配色というのが狙い目。グリーンも展開している。36080(スロウ自由が丘店TEL03-5731-3374)

8.× nano Universe

[オリジナル ロウ]に次ぐ人気モデルである[ウィロー]。スウェードが大部分を占めるアッパーに、履き口のみ型押しのカーフを使用するという洒脱なコンビネーションで別注。38280(ナノ・ユニバース カスタマーサービTEL0120-705088)

9.× TOMORROWLAND

定番のローカットモデルであるオリジナルローがベース。トゥモローランドらしいエレガントな雰囲気は、高級感のあるブラックのシュリンクレザーを使っているから。ソールもシックな同色に。41800(トゥモローランド TEL0120-983-522)

※情報は取材当時のものです。

(出典/「2nd 202211月号 Vol.188」)

この記事を書いた人
パピー高野
この記事を書いた人

パピー高野

断然革靴派

長崎県出身、シティーボーイに憧れ上京。編集部に入ってから服好き精神に火がつき、たまの散財が生きがいに。いろんなスタイルに挑戦したい雑食タイプで、ヨーロッパからアメリカものまで幅広く好む。家の近所にある大盛カレーショップの名を、あだ名として拝借。
SHARE:

Pick Up おすすめ記事

今こそマスターすべきは“重ねる”技! 「ライディングハイ」が提案するレイヤードスタイル

  • 2025.11.16

「神は細部に宿る」。細かい部分にこだわることで全体の完成度が高まるという意の格言である。糸や編み機だけでなく、綿から製作する「ライディングハイ」のプロダクトはまさにそれだ。そして、細部にまで気を配らなければならないのは、モノづくりだけではなく装いにおいても同じ。メガネと帽子を身につけることで顔周りの...

時計とベルト、組み合わせの美学。どんなコンビネーションがカッコいいか紹介します!

  • 2025.11.21

服を着る=装うことにおいて、“何を着るか”も大切だが、それ以上に重要なのが、“どのように着るか”だ。最高級のプロダクトを身につけてもほかとのバランスが悪ければ、それは実に滑稽に映ってしまう。逆に言えば、うまく組み合わせることができれば、単なる足し算ではなく、掛け算となって魅力は倍増する。それは腕時計...

上野・アメ横の老舗、中田商店のオリジナル革ジャン「モーガン・メンフィスベル」の凄み。

  • 2025.12.04

ミリタリーの老舗、中田商店が手掛けるオリジナルブランド、「MORGAN MEMPHIS BELLE(モーガン・メンフィスベル)」。その新作の情報が届いたぞ。定番のアメリカ軍のフライトジャケットから、ユーロミリタリーまで、レザーラバー垂涎のモデルをラインナップしているのだ。今回は、そんな新作を見ていこ...

【UNIVERSAL OVERALL × 2nd別注】ワークとトラッドが融合した唯一無二のカバーオール登場

  • 2025.11.25

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【UNIVERSAL OVERALL × 2nd】パッチワークマドラスカバーオール アメリカ・シカゴ発のリアルワーク...

Pick Up おすすめ記事

2025年秋冬、「ジェラード」から厳選されたヴィンテージモチーフが息づく至高のコレクションが到来!!

  • 2025.12.12

2025年秋冬、ジェラードらしいネイティブアメリカン、ミリタリー、クラシックなワークウエアなど、厳選されたヴィンテージモチーフが息づく至高のコレクションが到来。Lightningがその中からおすすめアイテムを厳選して紹介する。 Salem Coat [Lot No_AG12420] 6年ぶりのリリー...

今こそマスターすべきは“重ねる”技! 「ライディングハイ」が提案するレイヤードスタイル

  • 2025.11.16

「神は細部に宿る」。細かい部分にこだわることで全体の完成度が高まるという意の格言である。糸や編み機だけでなく、綿から製作する「ライディングハイ」のプロダクトはまさにそれだ。そして、細部にまで気を配らなければならないのは、モノづくりだけではなく装いにおいても同じ。メガネと帽子を身につけることで顔周りの...

この冬買うべきは、主役になるピーコートとアウターの影の立役者インナースウェット、この2つ。

  • 2025.11.15

冬の主役と言えばヘビーアウター。クラシックなピーコートがあればそれだけで様になる。そしてどんなアウターをも引き立ててくれるインナースウェット、これは必需品。この2つさえあれば今年の冬は着回しがずっと楽しく、幅広くなるはずだ。この冬をともに過ごす相棒選びの参考になれば、これ幸い。 「Golden Be...

【UNIVERSAL OVERALL × 2nd別注】ワークとトラッドが融合した唯一無二のカバーオール登場

  • 2025.11.25

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【UNIVERSAL OVERALL × 2nd】パッチワークマドラスカバーオール アメリカ・シカゴ発のリアルワーク...

【ORIENTAL×2nd別注】アウトドアの風味漂う万能ローファー登場!

  • 2025.11.14

これまでに、有名ブランドから新進気鋭ブランドまで幅広いコラボレーションアイテムを完全受注生産で世に送り出してきた「2nd別注」。今回もまた、渾身の別注が完成! >>購入はこちらから! 【ORIENTAL×2nd】ラフアウト アルバース 高品質な素材と日本人に合った木型を使用した高品質な革靴を提案する...