オールデンの気になる別注作。これは欲しくなる!

  • 2022.11.16

1884年にマサチューセッツ州ミドルボロウにて創立されたオールデンは、多くの名品を展開する一方で、多くのブランドやセレクトショップからの別注も受けている。オールデンは、完成されたデザインが数多くあり、それらをベースに素材やラスト、アウトソールなどをオーダーすることが可能で、そのバリエーションは数え切れない。そのため各ブランドやセレクトショップの個性が出て、痒いところに手の届いた魅力的な別注が揃っている。どれもオールデン愛に溢れており、こんな仕様が欲しかったと膝を打つようなモデルが目白押しである。

1.MARGARET HOWELL(マーガレット・ハウエル)

知る人ぞ知る6アイレットのチャッカブーツに、コードバン、モディファイドラストとフリークにはたまらない別注内容となった注目作。柔らかなフレックスコンストラクションソールなので、歩きやすいにも嬉しい。182600(マーガレットハウエル神南店 TEL03-5459-3723)

2.ARCH TOKYO(アーチ東京)

アーチ東京が2018年にオープンしたのに合わせて入社し、現在ではアーチ全店のマネージャーを務める原祐輔さん。彼がオールデン別注のキーマンだ。

「〝王道のモデルをベースに直球勝負で!〟という方向性とは違う別注を目指しました。ネタとして、7年ほど前にプライベートで欧州を周った際にパリのアナトミカで購入したオールデンがあったんです。それが、ブラウンのクロムエクセルレザーを使ったハンドソーンモンク。ジャケパンのように少し落ち着いたスタイルにも合わせられるようにブラックのクロムエクセルレザーで別注しました。

それに伴って、ブラスカラーだったモンクストラップのバックルはニッケルに。もちろん、今日の自分が合わせているようなベイカーなどの軍パンに合わせてもいい。年内にオープン予定のアーチ東京2号店で販売を画策中です」 129800(アーチ東京 TEL03-5825-4649)

モカ部分はレンジャーモック仕様。ハンドソーンにより、精緻にして武骨というドキドキの表情を醸し出している
レンジャーモックにシングルモンクが今作の特長。ストラップ裏にゴムが配され、バックル操作なしで楽に着脱可
元のモデルの仕様を踏襲して、靴内部のフロントパートはアンライニングに。柔らかい履き心地をもたらしている

3.BAYBROOK(ベイブルック)

インポートからドメスティックまで、ジャンルに捉われず幅広いブランドを取り扱うセレクトショップ。誕生の地である熊本を中心に、福岡や長崎など九州で約30もの店舗を展開している。オールデンやパラブーツ、エンツォボナフェ など、革靴も豊富に取り揃える。

エレガントなドレスカーフに、重厚感のある型押しのアルパイングレインのコンビでオーダーしたサドルオックス。あえて同系色にした通な配色に、ファンの多いモディファイドラストで仕上げたのがたまらない。 116600(ベイブルック)

お馴染みのヴァンラストを使ったモデルに、きめ細やかなブラックカーフスウェードでオーダー。ブラックのスムースレザーだと、どうしてもお決まりのイメージなってしまうが、スウェードなので個性的。117700(ベイブルック)

代表的なモデルのタッセルモカシンに、上質なカーフに型押しを施したアルパイングレインを使用。細身なフォルムのアバディーンラストを用いているので、型押しの重厚感がありながらもスマートな印象に。116600(ベイブルックTEL096-322-8553)

4CRISPIN(クリスピン)

1952年に富山で創業した老舗靴店。長きにわたり富山の地で愛されてきた地域密着型の店舗なだけあって、今回の別注作もすべてラバーソール仕様と、実用性や履きやすさを最重視したつくりに。ほかのセレクト店やブランドにはない着眼点がユニークでおもしろい。

オンオフ問わず使えるデザインであるVチップは、レザーソールが多いが、使い勝手のよいドレスラバーソールでオーダー。エレガントなブラウンのカーフの雰囲気を損なわず、スマートなアウトソールなのだ。 116600(クリスピン)

コードバンを用いた名作プレーントゥである9901を上品なカーフで別注。さらにレザーソールではなく、ドレスラバーソールに変更することで、より汎用性を高めている。天候を気にせず、気兼ねなく使える。 116600(クリスピン)

定番のVチップシューズをスウェードでオーダーした別注。グリップ力のあるドレスラバーソール、アイレットをあえて使わない仕様など、ドレッシーな要素を高めているのもポイント。オンオフ問わず使える。 116600(クリスピンTEL076-421-3651)

※情報は取材当時のものです。

(出典/「2nd 202211月号 Vol.188」)

LiLiCo

昭和45年女

人生を自分から楽しくするプロフェッショナル

LiLiCo

松島親方

CLUTCH Magazine, Lightning, 2nd(セカンド)

買い物番長

松島親方

モヒカン小川

Lightning, CLUTCH Magazine

革ジャンの伝道師

モヒカン小川

ランボルギーニ三浦

Lightning, CLUTCH Magazine

ヴィンテージ古着の目利き

ランボルギーニ三浦

ラーメン小池

Lightning

アメリカンカルチャー仕事人

ラーメン小池

上田カズキ

2nd(セカンド)

アメリカントラッド命

上田カズキ

パピー高野

2nd(セカンド)

断然革靴派

パピー高野

村上タクタ

ThunderVolt

おせっかいデジタル案内人

村上タクタ

竹部吉晃

昭和40年男, 昭和45年女

ビートルデイズな編集長

竹部吉晃

清水茂樹

趣味の文具箱

編集長兼文具バカ

清水茂樹

中川原 勝也

Dig-it

民俗と地域文化の案内人

中川原 勝也

金丸公貴

昭和50年男

スタンダードな昭和49年男

金丸公貴

岡部隆志

英国在住ファッション特派員

岡部隆志

おすぎ村

2nd(セカンド), Lightning, CLUTCH Magazine

ブランドディレクター

おすぎ村

2nd 編集部

2nd(セカンド)

休日服を楽しむためのマガジン

2nd 編集部

CLUTCH Magazine 編集部

CLUTCH Magazine

世界基準のカルチャーマガジン

CLUTCH Magazine 編集部

趣味の文具箱 編集部

趣味の文具箱

文房具の魅力を伝える季刊誌

趣味の文具箱 編集部

タンデムスタイル編集部

Dig-it

初心者にも優しいバイクの指南書

タンデムスタイル編集部

CLUB HARLEY 編集部

Dig-it, CLUB HARLEY

ハーレー好きのためのマガジン

CLUB HARLEY 編集部

昭和40年男 編集部

昭和40年男

1965年生まれの男たちのバイブル

昭和40年男 編集部

昭和45年女 編集部

昭和45年女

“昭和カルチャー”偏愛雑誌女子版

昭和45年女 編集部

昭和50年男 編集部

昭和50年男

昭和50年生まれの男性向け年齢限定マガジン

昭和50年男 編集部