▼トラッドに欠かせない10の名品はこちら!
1.トラッカージャケットとスタプレでアメリカ要素を交えつつも品格キープ。|「ボンビュー」大島拓身さん
ジョンスメドレーのポロは、もはや皮膚みたいなものだと大島さんは語る。
「ジョンスメの[DARSET]は一生、着続けるアイテムだと思います。鹿の子素材に比べて上品な見え方になるので、あえて50年代のビッグスミスのトラッカージャケットで少しハズした雰囲気のレイヤードにしました。そこにフレアパンツとチェルシーブーツを合わせて、シルエットのおもしろさをプラス。パン ツはリーバイスでアメリカの要素が強めなわけですが、全体のカラーバランスによってカジュアルに見え過ぎないように」
2.長いニットポロの歴史に敬意を評したクラシカルなホリデースタイル。|「ユーソニアン グッズストア」早野海さん
「1930年代とかそれ以前からあるデザインなので、クラシックな着こなしを意識しました」という早野さん。シアサッカーのパンツにイントレチャートが特徴のミュールを合わせ、清涼感あるスタイリングにまとめられている。
「仕事柄シャツを着ることが多いので、僕的には休日のファッションスタイルってイメージです。ワードローブに欠かせないベーシックなアイテムだけに安定感 抜群、これ以外にも何色か揃えています。あとニットポロは清潔感があって女子ウケがいいのも隠れたポイントですかね (笑)」
3.土臭さを消す、生地の光沢と差し色使い。|「ボンクラ」森島久さん
「スポーティーな印象を受けることが多いポロシャツですが、上品にスタイリングしたいときはジョンスメドレーの一択です。イギリス製で、そしてこの肌触りの良さや品の良い光沢感は、他では替えの効かない名品ですね。
20代の頃から好きでこれまでに何十枚と愛用してきており、いま着用しているものは15年程前にイギリスで購入したものです。上質な雰囲気にしたかったので、襟に入るラインとも調和をさせるようにブラウンを全体のベースとし、差し色でパープルを取り入れています」
(出典:「2nd 2022年9月号 vol.186」)
Photo/Satoshi Ohmura, Shigeki Tsuji, Nanako Hidaka, Akane Matsumoto, Shunichiro Kai Text/Shuhei Sato, Kiyoto Kuniryo, Okamoto 546, Kazuki Imanishi Illustration/Daiki Kosaka
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