新たなトレンドの気配が漂う「リムレス」!
かねてよりツーポイントのリムレス、しかもレンズが丸みを帯びたオクタゴン型というビンテージメガネを所有している私。ただし、リーディンググラス用のヒンジのため、近眼用レンズを装着することは叶わないとのことで、リムレスのクラシックなフレームを探していたのだ。そんな折にDIGNA Classic新作発表! トレンドの一歩先を行くツーポイントのリムレスフレームに心が躍る。さらに見てみてびっくりの精巧な作り。所有するビンテージ以上にテンプルやブリッジの彫りが緻密。
ブリッジは2種類、フレームカラーは3色から選ぶことができる。
しかもブリッジは2種類から選ぶことが可能で、透かし有りの場合はゴールドとシルバー、透かし無しの場合はアンティークゴールドとシルバーをラインナップする(智とテンプルは共通)。智とブリッジはチタニウム、テンプルはDIGNA Classicを代表する素材、GUMMETALを採用。弾性が強く、しなやかで軽量なので、繊細なメタルフレームでも安心。少々曲げたってびくともしません。
超マニアックな内容でオーダーを開始!
せっかくなので(というかそれが目的ですが)、早速所有するビンテージに近い内容でオーダーをしちゃいました。欲しかったメガネの条件は、
- 所有するビンテージに近い華奢でゴールドのツーポイント(リムレス)
- ゴールドフレーム
- ビンテージのレンズ形状そっくりに加工したオクタゴンレンズ
- さりげないカラーレンズ
所有するビンテージにかなり近いということで透かし有りのブリッジに、色はゴールドをチョイス。レンズ形状は写真の通り、3種類ほどから選ぶことができるのだが、実はこっそりお知らせしたいことが。これが意外と知られていない事実なのだが、パリミキではリムレスレンズの加工を無料で行ってくれる!(ただし指定する形状を正確に伝えるためのアイテムやデザインを用意した場合のみ。詳しくはパリミキまでお問い合わせください)。持ち込んだビンテージの少し丸みを帯びたオクタゴンレンズを正確にトレースして加工してくれるというのだ。
レンズ加工は超アナログ! パリミキの技術力とサービス精神に驚く。
どんな風に加工するかというと……いたってアナログ。ビンテージのレンズを外し、ペンでプラスチック板にトレースしたのちに、ハサミで切り出し、ヤスリで整えて、元となる形状と同じになっているかと見比べて、調整&調整&調整。「昔の眼鏡店はみんなやっていたことですけどね、今はやっていない店も多いと思います。リムレスならパリミキにお任せください。古参スタッフを中心に対応させていただきます!」。これをベースに実際のレンズをレーザーなどでカットしていくという。
レンズ色に迷って迷って……自分に似合う色を探す長い旅。
また、レンズの色はいかようにも調合することはできるという。肌の色との相性でピンク系統とブラウン系統を付け替えてみながら散々迷った挙句、製品のサンプルとして調合されたピンクと同じ色に。横から見るとピンク色だが、正面から見てはっきりとそれとわかるほどではないさりげない色とした。
完成!! さりげなくも個性的、ピンクのチラリズムが色気たっぷり!?
その他のフレームもレンズの色変えなどオーダーし、待つこと数週間。待望の【ツーポイントのリムレス】【ゴールドフレーム】【オクタゴンレンズ】【ピンクのカラーレンズ】というオーダー通りのメガネが完成。レンズ断面からチラリと覗くピンクがなんとも色っぽいではありませんか!
これがアイウエアの最新潮流になるか、はたまた私の自己満足に終わるかはさておき、パリミキではレンズの加工料金が無料。しかも私も多くのメガネを作ってきたが、測定がかなり丁寧(話が逸れるが、乱視は縦方向か横方向かが大半らしいのだが、私の乱視は斜乱視という少し特殊な角度の乱視らしい。30年近くのメガネ歴だが、数年前にパリミキで検眼をして初めて知った事実)。そして、ツーポイントのリムレスフレームはまだ市場ではかなり希少な存在。まずはDIGNA Classicの公式サイト(https://www.digna-classic.com/)をご覧いただき、是非ともチャレンジしていただきたい。
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