コーデュロイの生地感で薄着シーズンでも奥行き感を演出。
夏でもタイドアップが自分流と語るNAOさん。30 は下らない枚数を所有するティーエスエスのオックスフォードシャツは年中着用しているが、合わせるアウターにこだわりがある。
「トラッドを語るうえで外せない素材であるコーデュロイを、夏こそ敢えて。リペアが容易な素材なので、デニム同様、長年着込むことで経年変化を楽しめる奥行きのある素材なんです。もさっとしたイメージから敬遠されがちですが、サマーコーデュロイもありますし、夏のコーデュロイは着こなせると差が出ます」
- シャツ2 万3100 円/ティーエスエス、タイ9900 円/ティーエスエス、メガネ4 万6200 円/アンバレンタイン、ベルト10 万円/パラベラム、シューズ4 万1800円/マルニ × ヴェジャ(すべてホームディクト☎03-5774-1680)、ブルゾン/サマーニート、パンツ/ Unknown
「ホームディクト」NAOさんのサマートラッドな愛用品。
1.アンバレンタインのサングラス
「サングラスは夏の必需品ですが、これなら絶対に他人とカブりません」と太鼓判の逸品。個性的なデザインだが、掛けると意外に馴染む。気後れせずトライ! 6万4000円(ホームディクト)
2.ベースマークのニット
元はレディスのブランドだが、デザインを選んでセレクト。「ビーチリゾートをイメージしたメッシュニット。ジェンダーフリーな着こなしを狙って」。3万9600円(ユーソニアングッズストア)
3.ラフィ バイ カリグラフィーのブローチ
文字を美しく見せる手法であるカリグラフィーを、ゴールドアクセで表現。「夏は小物を意識。カジュアルなコーデこそ、超ラグジュアリーを一点取り入れます」。各11 万円(ホームディクト)
4.ハイパーホリック× ホームディクトのエレクトリックスクーター
自他ともに認める乗り物好きのNAOさんが目下一番ハマっているスクーターがこれ。「漕がなくてもスピードを出るので、汗と無縁で好きなコーデが楽しめます」。13万6400円(ホームディクト)
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夏でもトラッドスタイルな着こなしができたら、それはもう洒落者の仲間入り。秋冬なら簡単に想像がつくトラッドだが、夏となるとどう取り入れればいい? そんな迷子なあなたは、サマートラッドな着こなしサンプルが盛りだくさんの2ndの本誌をチェックしよう。
(出典/「2nd 2022年7月号 Vol.184」)
Photo/Satoshi Ohmura, Yuta Okuyama, Katsunori Suzuki, Nanako Hidaka Text/Shuhei Sato, Okamoto546, Shinsuke Isomura
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